#ハリウッド映画
『ゴーストバスターズ:フローズン・サマー』ウェルダンだが加齢臭にじむフランチャイズ続編
『Ghostbusters: Frozen Empire』(2024年)★★・・。
コアファンに牙を剥かれて炎上した2016年公開の女性版から素早く身を翻し、旧キャストのみならず監督までを血筋と縁故で固めたリブートシリーズ『ゴーストバスターズ』。
↑ からの。↓
通算3作目『アフターライフ』(2021年)に続く本作『フローズン・サマー』(2024年)は前作の物語を継承した、完全なるフランチャ
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』という若さへの挑戦
『Indiana Jones and the Dial of Destiny』★★・・。
偏屈ジジイと化したジョーンズ博士が、歳を重ねたハリソン・フォード自身の性格と同化していると思わせる点は良い。しかし主演はかねてから再演を希望していたのだから、作れるものならもっと早く作られるべきだった。
AIとCG技術で再現した過去の物語に過分な尺を割いていること。それらで当人が吹き込んでいる声が、作り上
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』が食い荒らす名作の遺産
『Jurassic World: Fallen Kingdom』★・・・。(4ツ星満点中、1ツ星。)
作品性と採算性が一致しないケースは、驚くほど多い。かつての名作ブロックバスターの「遺伝子組み換え作品:第二弾」とも言うべき「炎の王国」は、興行的成功とは裏腹な完成度を見るに、その顕著な例だと言っておくのが正解。
「作品単体への課金」という常識さえも覆りつつある現代。ともすれば映画興行のあり方を