覚醒を高めて適応行動を増やそう!〜ADHDの覚醒を高める5つの技法〜
ADHD児(注意欠如多動症)の共通点として「覚醒が低い」ということが挙げられます。
覚醒とは「頭がどれぐらい回転しているか?」を表す考え方であり、
例えば、
▶︎ 覚醒が低い=眠い、疲れている(頭が働いていない)
▶︎ 覚醒が適度=集中して取り組める
▶︎ 覚醒が高い=興奮している、頭に血が上っている(頭が働きすぎている)
という状態です。
この覚醒は主にドーパミンという神経伝達物質を通して、覚醒をコントロールしています。しかし、ADHD児はこのドーパミンの調節が難し