〜あなたの施設はちゃんとできている?〜感覚統合療法が適切に行われているかを評価する10の指標
感覚統合療法は、アメリカの作業療法士エアーズが、1960年代に学習障害児を研究する中で生まれた、療育方法です。
日本では広く普及している療育である一方で、「ただ遊んでいるだけじゃないか?」と、保護者からご意見をいただくこともあります。
「遊びが大事なんだ!」という主張はその通りですが、保護者から見ると、区別がしにくいのも事実です。そこで、近年は感覚統合療法を実地できているか評価法が紹介されていますので、皆さんに共有したいと思います。
10の評価法
Parham(2011)は、感覚統合療法が確実に行われているかを評価するために10の観点を作成しました。(1)
以下で紹介していきます。
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