こはスク/こども発達支援研究会

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マガジン

  • 発達支援の研究と実践をつなぐ部屋

    このマガジンでは、エビデンスベースの支援実践、最新の論文情報、アセスメントの解釈、現場の先生・職員からいただくお悩みなど、発達支援に関わる質の高い情報を毎日お届けします。 (対象) ▶︎幼稚園、小中学校、高等学校の特別支援教育に関わる先生 ▶︎保育園、児発・放デイなど児童福祉施設の職員 ▶︎心理士、小児の言語聴覚士、作業療法士、理学療法士などセラピストの方 なお、マガジンの記事に加えて、支援者向けの動画の閲覧・専門家セミナーや交流会への参加ができる、こはスク(こども発達支援研究会オンラインスクール)には、以下から参加できますので、ぜひご覧ください! (こはスクはこちら) https://www.kohaken-salon.fants.jp/

最近の記事

感覚過敏がメリットになる7つ場面とは?

感覚過敏は、感覚情報を感じ取りすぎることで困っている状態を指します。そのため、感覚過敏は基本的にマイナスイメージがある言葉です。 しかし、感覚情報について、他の人より気付けることは活動や仕事によっては、メリットになることもあります。 今回は、感覚過敏がメリットになる7つのケースについて紹介したいと思います。 (続きはマガジンに登録するか、別サービス「こはスク」にご登録することで閲覧可能になります)

    • 【LDに多いのは本当?】鏡文字を書いてしまう子への3つのパターンとは?

      文字の勉強をしていると、「鏡文字」を書いてしまう子がいます。 保育園、幼稚園などで文字を覚えたての頃は「そんなこともあるかな〜」とも思いますが、周りの子と比較して明らかに多いと、やはり心配になります。 また、ネットではLD(学習障害)の子は鏡文字が多いと紹介されることもあり、保護者の方も不安になります。 今回は、そんな「鏡文字を書いてしまう子」への3つの支援について紹介します。 (続きはマガジンに登録するか、別サービス「こはスク」にご登録することで閲覧可能になります)

      • 【賛否両論!?】ゲームに依存している子どもにどう対応する?

        ゲーム依存症はWHOの診断基準であるICD-11に掲載されたことで話題になり、さらに香川県のゲーム禁止条例のニュースで、一気に知名度が上がりました。 ここまで広まったのは「ゲームをやめられない」という現象に困っている人が多いからではないかと思います。 ゲーム依存症は、まだ専門家の間でも賛否両論ですが、教育現場では、 ゲームをして夜寝ないので朝起きれない 言ってもやめないので息子と喧嘩になる オンラインゲームの中で友達とトラブルが起きる など、親御さんからの相談の多

        • 【身近に売っている?】ADHDの睡眠を改善するアイテムとは?

          ADHDは、睡眠が安定しない悩みを持っていることが多いです。 夜に寝付けない 起床困難になる 日中が眠たい このような悩みが多いため、睡眠改善のアイデアは常に求められます。 今回は、商業施設でも売られている◯◯アイテムが、ADHDの睡眠を改善したというエビデンスが新しく出たので紹介します! (続きはマガジンに登録するか、別サービス「こはスク」にご登録することで閲覧可能になります)

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        • 発達支援の研究と実践をつなぐ部屋
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        記事

          発達障害と愛着障害の見分け方のコツ

          発達障害者支援の現場では、近年愛着障害についての知識が広まってきました。 これは、愛着障害の症状が多動性や孤立性、対人関係のトラブルなど発達障害の症状と似ていて、混同しやすいことが原因と言われます。 そして、発達障害・愛着障害もスペクトラムで現れ、スクリーニングの手段もありません。そのため、具体的な対策が立てづらいのです。 正直に言えば、発達障害の特性を持って愛着形成がうまくいかないと、様々な行動特性や二次障害になり「なんでもあり」になります。 そんな中、行動観察で背

          発達障害と愛着障害の見分け方のコツ

           【運動の影響と個人差の研究】習慣的な運動は子どもの認知能力を高める?

          子どもが勉強が苦手だと、親御さんや先生はなんとかしてあげたいと思います。 しかし、ネットで調べると有名な進学塾から、怪しげな教材まで様々な方法が紹介されているため、「何が正しいの?」と混乱してしまうこともあると思います。 実際、学力へのアプローチは様々ですが、今回は、筑波大学 紙上敬太准教授と神戸大学 石原暢助教授が参加する国際共同研究より、運動と認知能力・学力に関する面白い研究が発表されていたので紹介します(^ ^) (続きはマガジンに登録するか、別サービス「こはスク

           【運動の影響と個人差の研究】習慣的な運動は子どもの認知能力を高める?

          【発達段階に沿って言葉を変える】子どもに伝わる叱り方とは? 

          子どもは発達段階の途中ですので、衝動的に行動することも多いです。つい、「相手のことを考えなさい!」と叱ってしまうこともあるかと思います。 しかし、叱っても時間が経てば同じことを繰り返す。何度言っても変わらない、そんな時もあるかもしれません。 子どもが喧嘩をしていたら・・・ 例えば、放デイの療育の時間 ▶︎ Tくんが、Yくんに「そんなの簡単じゃん!」と言う ▶︎ Yくんは悪口を言われたと思い、指導員の元へ行く ▶︎ 指導員はTくんから話を聞いてみた ▶︎ Tくんは自分の

          【発達段階に沿って言葉を変える】子どもに伝わる叱り方とは? 

          【時計は読めるが時間は意識できない?】切り替えが苦手な子どもへの4つの関わり方

          大人は、「子どもには、好きなことをたくさんやらせてあげたい!」と思います。しかし、周囲の状況によっては、切り替えてもらわないと困ることがたくさんあります。 そして、特別な支援が必要な子には、この「切り替え」が苦手な子も多く、保護者や先生が困ってしまうことは多いです。 一体どうやって切り替えるスキルを教えていけばいいのでしょうか?今回は、 道具を使った工夫 切り替え方自体の工夫 認知特性に合わせた工夫 など、様々な種類の切り替える力を高める4つの方法を紹介します。

          【時計は読めるが時間は意識できない?】切り替えが苦手な子どもへの4つの関わり方

          言語の特徴の違いと書字指導のポイント

          LD(学習障害)は、実は国によって現れ方が異なります。 例えば、日本語は、「読字障害が少ない/書字障害が多い」という言語として知られています。 一方英語は、「読字障害が多く/書字障害が少ない」と言われます。 いったいなぜ、このような違いがあるのでしょうか? (続きはマガジンに登録するか、別サービス「こはスク」にご登録することで閲覧可能になります)

          言語の特徴の違いと書字指導のポイント

          【誤信念形成プロセスとは?】なぜ他者理解の力の発達が遅れやすいのか?

          自閉症の人には、「社会性、コミュニケーションの障害」があり、  ▶︎ 空気が読めない  ▶︎ 気持ちを察してくれない  ▶︎ 全部説明しないと理解してくれない と、社会生活において不利に働くことが多いです。 近年、発達障害の情報が広まり、認知が高まってきました。しかし、現状はまだまだ正しく理解されていない場合がほとんどです。 今回は、「社会性の困難」が発生する理由として注目されている誤信念形成プロセスの研究の紹介です。 空気が読めない?自閉症の人は「空気が読めない」

          【誤信念形成プロセスとは?】なぜ他者理解の力の発達が遅れやすいのか?

          子どものADHDと大人のADHDは異なる?

          ADHD(注意欠如多動症)は発達障害(神経発達症)の1つです。 文科省や自治体の調査では、普通学級に3~5%存在すると言われており、不注意・多動性・衝動性という注意力に困難を抱える症状であるため、学校や会社など様々な場面で困り感を抱えるケースが多く、支援体制の構築が急がれています。 ADHDは世界的に有名になっており、様々な研究も行われていますが、今回は「子どものADHDと大人のADHDは異なる?」というテーマで紹介していきたいと思います。 (続きはマガジンに登録するか

          子どものADHDと大人のADHDは異なる?

          過集中で見過ごされやすい3つのデメリット

          発達障害を抱える人は、1つのことに極端に集中してしまう「過集中」と呼ばれる状態に入ることがあります。 過集中の間は、普通の人よりも圧倒的に長い時間1つのことに取り組むことができます。それゆえに、「発達障害の大きなメリット」として紹介されることがあります。 しかし、その反面、定型発達の人が気付きににくいデメリットが存在します。今回は、そんな「過集中で見過ごされやすいデメリット」について紹介します。 生理現象に気づかない発達障害の人は、読書、工作、仕事、ゲームなど様々な場面

          過集中で見過ごされやすい3つのデメリット

          【3つの仮説から考える】発達障害は増えているのか?

          発達障害は増えているのか?というテーマは、長年議論の的でもあります。 「発達障害という言葉が出てきたから、今まで見過ごされていた人たちが診断されているだけでしょ」という「増えていない」という主張がある一方で、「概念が生まれた後も、有病率がどんどん上がっている!何か原因があるのでは?」と思い、「発達障害は増えている」と考える人もいます。 特に、「増えている」と主張する人は、いわゆる 「医学的に原因を探そう」 「原因があれば治せる」 という思いからの行動でもあります。

          【3つの仮説から考える】発達障害は増えているのか?

          意欲が低い子の好奇心を育てる3つのステップ

          近年、人間の発達に「好奇心」の影響が大きいことが知られるようになりました。(Todd B. Kashdan, 2018)(1) 何事にも好奇心を持ち、挑戦する人は、社会でも成功する可能性が高いのは想像がつきます。また、大人も子どもには、「いろんなことに挑戦しろ!」と言います。 しかし、実際は意欲が低い子や、新しい挑戦が苦手な子はたくさんいます。一体どのように、好奇心を伸ばせば良いのでしょうか? (続きはマガジンに登録するか、別サービス「こはスク」にご登録することで閲覧可

          意欲が低い子の好奇心を育てる3つのステップ

          父親との信頼関係は、子どもにどのような影響があるのか?

          近年、子育てにおけるアタッチメント(愛着)の重要性は広く知られるようになりました。 アタッチメントは、乳幼児期に養育者と築く信頼関係と言われ、日本語では愛着と訳されています。(愛着という言葉は誤訳と言われ、近年は使われなくなっています) アタッチメントが形成できると、「情緒の安定性の獲得/対人関係の安定」など発達にプラスの影響があると言われています。 また、近年は母親と父親のアタッチメントの質的な違いの研究も増えています。実際に、母親と父親でアタッチメントが子供に与える

          父親との信頼関係は、子どもにどのような影響があるのか?

          利き手の確立と言語発達の関係性とは?

          ASD(自閉症スペクトラム)の子やIDD(知的発達症/知的障害)は「発語の遅れ」を伴うことが多いです。 言葉の遅れは、保護者から見ても気づきやすく、悩みの種になりやすいと言えます。 発語を促すアプローチは様々ありますが、今回は、「利き手の確立」と「言葉の発達」 の関係性と支援について紹介します。 (続きはマガジンに登録するか、別サービス「こはスク」にご登録することで閲覧可能になります)

          利き手の確立と言語発達の関係性とは?