鬼頭勇大┃フリーライター・編集者

ビジネス系書籍編集→健保組合→ビジネス系Webメディア副編集長を経てフリーランスになりました。カープとお笑いが好きです。「働く=つらい、苦しい、めんどくさい」という世界を変えたいと思っています。

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自己紹介・これまでの実績(2024年11月更新)

みなさま、初めまして。都内を中心にフリーランスでライター・編集・コンテンツディレクターをしている鬼頭勇大(きとうゆうだい)です。こちらのページでは、お仕事の依頼を検討いただいている方に向けて「私ができること」と「これまでの実績」をまとめております。 簡単に現在の活動内容をおまとめすると ①Webメディア向けの取材・コラム記事の企画、インタビュー、執筆、編集 ②Webメディア向けのタイアップ記事におけるインタビュー、原稿執筆 ③企業向けのオウンドメディアコンテンツ企画、インタ

    • 2024/8 中欧旅行記 ep20(Final):いいことがあれば、わるいこともある

      前回のあらすじ神様‥‥! ありがとうございます‥‥! バックナンバー 本編●いよいよ帰国、リストフェレンツ空港でラウンジホッピング 酷暑と騒音、隣人への恐怖という三重苦のために睡眠不足のまま、朝を迎えた。朝方になるにつれて気温が下がって寝やすくなったので、その辺りで若干ちゃんとした眠りにつけて、そのまま寝坊しかけた。 この日は空港に行くだけ。チェックアウトを済ませて、バスで向かう。空港では、往路で目にした日本人たちと再会を果たした。再会といってもこっちが一方的に覚え

      • 2024/8 中欧旅行記 ep19:最終夜、海底撈月

        前回のあらすじ白くまくん、お前もか バックナンバー本編●ラスヅモ、どうするか問題 白くまくんの裏切りにより3日連続で灼熱の夜をエアコンなしで過ごすことが決定した。落胆している暇もない。晩飯を食いに行かないと行かん。腹減った。 もともと目を付けていたピザ店へ。しかし満席。目当てはここだけだったので、いきなり途方に暮れてしまった。どうしよう。まあ店は多い。取りあえず街を歩きながら探すことにする。 しかし、確たる「これが食いたい」という狙いもなく歩いていては店は見つからな

        • 2024/8 中欧旅行記 ep18:白くまくんの裏切り、ホテルスタッフの怯え

          前回のあらすじプラマイゼロ、むしろマイ バックナンバー 本編●4日ぶりのブダペストへ 絶望のケバブショックから一晩を明かした。悔し涙に枕を濡らす、とかは特になく、前日よりも涼しかったので、割かし眠れた。 この日さいしょの予定は、朝一の鉄道でブダペストへ戻ること。2日を過ごしたウィーンの街へ別れを告げ、ウィーン中央駅へ。飲み物や軽食を買い込んで、列車は定刻通り無事に出発。予約取ってたはずの席に、予約札が刺さっておらず困ったが、別に混んでなかったので別の席に座る。 道

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        • 2024/08 中欧旅行記
          18本
        • 2024/5 東北旅行記
          15本
        • お笑い関係
          4本
        • 車シロウトの新車購入記
          5本
        • 2024/2 バンコク旅行記
          12本
        • 映画感想記
          1本

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          2024/8 中欧旅行記 ep17:行列激怒録ケバブ

          前回のあらすじ大人気、ロナウジーニョ人形 バックナンバー 本編●トルコ料理を食べに行こう ウィーン最終日、駅のスーパーなどで食料を買い込んで、平穏無事なディナー――とはいかなかった。 というのも、ホテルの近くにあるケバブ店が、通りがかるたびに行列をなしていて気になり、せっかくなら食ってみようかという話になったのである。 ひとまず荷物を置きに部屋へと戻り、シャワーを浴びる。買ったサラダやらビールは、洗面台で冷やす。部屋にクーラーがないのはすでに書いたが冷蔵庫もなく、

          2024/8 中欧旅行記 ep17:行列激怒録ケバブ

          2024/8 中欧旅行記 ep16:謎のロナウジーニョ人形と、おすすめの冷房スポット

          前回のあらすじターフェルシュピッツ、うますぎ。 バックナンバー 本編●爆裂チップを支払いかけるも…… フィグルミュラーにて、ウィーンの伝統と格式ある素晴らしい食事を楽しんだ我々は、その清き心のままにシュテファン大聖堂の見学へ。オーストリアで最も高い教会らしい。 中も当然広い。「歯痛のキリスト」として有名らしい石像があったが、筆者にはそこまで歯痛に苦しんでいる様子には見えず。 例のごとくあっさりと教会見物を終えて、胃酸の乾かぬうちにおやつの店へ行くことに。ウィーンとい

          2024/8 中欧旅行記 ep16:謎のロナウジーニョ人形と、おすすめの冷房スポット

          2024/8 中欧旅行記 ep15:天使のコブラツイスト、半裸マン、どでかシュニッツェル、ターフェルシュピッツ(ウィーン2日目)

          前回のあらすじ菊池のサヨナラ3ランに感動 バックナンバー 本編●蜂に威嚇されながら朝食 熱帯夜、無エアコン、ベッドにてうつらうつらと一晩を明かし、まあ朝方は幾分か涼しいので多少、ほんの気持ち程度は眠れた。ウィーン2日目のこの日はまず、シェーンブルン宮殿へ。ホテルの最寄り駅から、電車で1回乗り継ぎ含めて15分ほどと近い。 朝早い時間だが、観光客はそれなりにいる。すでに日差しが強く、この日も修羅のような暑さが予感される。ひとまず朝飯を食おうと、入り口付近のカフェみたいな

          2024/8 中欧旅行記 ep15:天使のコブラツイスト、半裸マン、どでかシュニッツェル、ターフェルシュピッツ(ウィーン2日目)

          2024/8 中欧旅行記 ep14:ウィーン街歩き、博物館、メシ

          前回のあらすじウィーンに到着 バックナンバー 本編●博物館、暑すぎる ホットドッグに満足して、さあ散策。ホーフブルク王宮へ。例によってこの日も激烈に暑い。 王宮前はちょいと工事中。目当ては、王宮内にある「シシィ博物館」。シシィとはオーストリア=ハンガリー帝国の皇妃であるエリーザベトの愛称である。 エリーザベト、その人の生涯を追いながら種々の展示があるのだが、それにしても暑くて気が滅入る。資料を見るよりも、展示室の中にある扇風機をいかに早く探し、その前に立つか、しか考え

          2024/8 中欧旅行記 ep14:ウィーン街歩き、博物館、メシ

          2024/8 中欧旅行記 ep13:大都会ウィーンで朝からウイスキー

          前回のあらすじ英語を学ぼう バックナンバー本編●さらばブラチスラバ 鉄道でウィーンへ 1日ではあったがブラチスラバの滞在を終え、この日はウィーンへ。もちろん鉄道である。出発は「Bratislava-Petržalka」駅。ホテル近くのバス停から路線バスを利用する。それにしても朝は涼しいんだよな。これが続けばいいのに、毎日毎日ちゃんと暑くなる。 バスが時間通り来るか心配だったが、結構な頻度で運行しているし普通に時間通りに来た。到着したBratislava-Petržalk

          2024/8 中欧旅行記 ep13:大都会ウィーンで朝からウイスキー

          2024/8 中欧旅行記 ep12:コンパクトシティ・ブラチスラバ

          前回のあらすじメンコハンガリー代表 バックナンバー 本編●迷い人、助けられず ブラチスラバのレストランにてビール1.5リットルに粉と芋の暴力を存分に浴び、いったんホテルへ。「ペンション プチ」ってとこ。 宿泊する棟がいくつかあり、基本的には受け付けする建物と別のところへ案内される。例によって英語はよくわからんが、断片的に聞き取れた言葉を頼りに宿泊する棟へ到着。つっても受け付けする建物と同じ道に面しており、歩いて1分もない。 部屋は各フロアに2つずつくらい。筆者の部

          2024/8 中欧旅行記 ep12:コンパクトシティ・ブラチスラバ

          2024/8 中欧旅行記 ep11:ホテルマンの怒りと店員のおすすめ

          前回のあらすじ第一部、ファントム・ブダペスト編、完! バックナンバー本編●メンコ・ハンガリー代表の実力 ブダペストでの2日間を過ごし、3日目はスロバキア・ブラチスラバへ。2泊を過ごしたホテルを去る。その前に、朝食。 ブッフェのラインアップは基本的に据え置き。ただ、一部でちょこちょこ変更もあった。例えば、前日気に入ったチョコココナッツの球体ケーキがなかったのは残念。反対に分厚いハムなどが新たに加わっていた。 さくっと朝食を終えて、チェックアウト。宿泊費は事前決裁だが、初

          2024/8 中欧旅行記 ep11:ホテルマンの怒りと店員のおすすめ

          2024/8 中欧旅行記 ep10:異国の地で寿司を食らう

          前回のあらすじ2日連続の灼熱散歩 バックナンバー 本編●寿司が来てつかのまメニューざっと見し1000円払うほどの握りはありや ナイトクルーズまでの時間潰しに、昼間みつけた日本料理店へチェックイン。まだ明るいが、日も落ちてきたのでテラス席をチョイスした。 なになに、卓上の醤油はヤマサ。キッコーマンじゃないのね。ビールも確か一番搾りかなんかがあった。まあそんなもの飲んでも仕方ないので、別のものを。そんなこというならハンガリーで寿司食ったってしょうがないだろうという話だが。

          2024/8 中欧旅行記 ep10:異国の地で寿司を食らう

          2024/8 中欧旅行記 ep9:時をかけるLuup

          前回のあらすじ紙パンティの構造、どうにかならんかね。 バックナンバー 本編●観光丸出しのサンダルを買う ブダペスト2日目、温泉に入ったり聖堂でミイラにケチつけたりなんだりで緩やかに楽しんできたが、ここからデスマーチが本格化する。 ジェルボーのグヤーシュに舌鼓を打った後、中央市場があるらしいので見に行く。歩く。途中、妻が10年近く履いているサンダルがいよいよ壊れたので、土産物店で右足に「BUDA」、左足に「PEST」と書いてある観光客丸出しのサンダルを買う。 ふだん

          2024/8 中欧旅行記 ep9:時をかけるLuup

          2024/8 中欧旅行記 ep8:神の左手疑惑の右手

          前回のあらすじかわいそうなブリーフ バックナンバー 本編●なぜ、私は紙パンティを穿くのか 前回はブリーフに全てを持っていかれた。あんなものは旅行記ではない。今回はブリーフの引力にやられる前に、なぜ、こんなことになったのか。要は、紙・ブリーフパンティを穿く羽目になったのか。この点を足早に済ませて、まっとうな旅行記を書きたい。 単刀直入に今回の旅行が長丁場であり、かつ機内預けをせずに持ち込み荷物だけで済ますための強硬策の結果である。そのため、この日から都合7日間、筆者は

          2024/8 中欧旅行記 ep8:神の左手疑惑の右手

          2024/8 中欧旅行記 ep7:旅行のお供、紙パンティ

          前回のあらすじ満身創痍で3万歩を踏破 バックナンバー 本編●セーチェニ温泉へ 旅行記7話にして、ようやく旅行2日目。よくもまあ1日目だけで6回も書いたもんだ。 前日3万歩も歩いたし、久々に横になれたのでぐっすりと寝た。ただ、肩が痛い。寝方が悪かったのか。 朝はホテルの食堂でブッフェ。そんなに多くないが、野菜に果物、主菜系、パンなど必要なものはある。特にハム類はさすが欧州、充実しとった。茄子のにんにくクリーム煮と、球体型のココナッツケーキがうまかった。あと広島の「が

          2024/8 中欧旅行記 ep7:旅行のお供、紙パンティ

          2024/8 中欧旅行記 ep6:寝不足の身体で3万歩を踏破(ハンガリー・ブダペスト1日目終)

          前回のあらすじダンジョンから生還 バックナンバー本編●登って下って、まだまだ歩く 暗がりが不気味な地下迷宮から地上へ出る。陽光がこれほどまでにありがたいと感じたことは今まであったろうか。光へ向かって階段を1段ずつ上がっていく。1歩ずつ、周囲の温度が高まっていくことが分かる。完全に地上へ出るころには、なぜこんな暑いのか、まぶしいのか、もうイラついていた。ストップ温暖化。 次なる目的地はブダ城。漁夫の砦と高度的には同じような場所にあるのだが、水平移動する道はないようで、い

          2024/8 中欧旅行記 ep6:寝不足の身体で3万歩を踏破(ハンガリー・ブダペスト1日目終)