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【もういい……!休め……!】きちんと休めていますか?休息本を集めてみました【きさらぎ書店】

こんばんは、如月伊澄です。

月一くらいはフェアをやりたいなっと。

最近、お疲れじゃないですか?

現場のことがわかっていない上からは無茶な要求をかまされ、現場からは頑張っても文句ばかり言われ、毎日大変ですよね。誰のこととはいいませんが。

毎日ストレスでアルコールが手放せない、そんなあなたに向けた今回は「休む本」フェアです。

【もういい……!休め……!毎日をサバイブするための休息本フェア】


心療内科医が教える本当の休み方 鈴木祐介

さっそくですが、この記事を読んでいる貴方。
しっかり休めていますか?

少し時間が取れたらついスマホを見てしまう。
だらだらしている時間は休めていると思っている。
とにかく寝れば回復できる。

これらは全て「休み方を間違えている」と言ってしまっても過言ではありません。

人にはそれぞれ得意とする癒やしと回復のパターンがあります。
見たいテレビのチャンネルを合わせるように、回復行動においても自身の得意なチャンネルを優先して行うことで、より早く大きく心身を回復させることができるのです。

本書では「BASIC PH」という6つのチャンネルについて紹介されており、例えばBはBelief(信念・価値)であり、神に祈る、おまじないをする、自分のなりたい姿を思い描くといった信条やスピリチュアル、価値観をベースとして状況の打破や自身の回復を図るチャンネル。

PHはPhysiology(身体)で、先に挙げさせていただいたお酒を飲むや運動する、おいしいものを食べるといった身体へのアプローチで、状況の打破や自身の回復を図ろうとします。

これらのコーピング(対処方法)を活用することで、ストレスに対処し、心身を回復しやすくなる、その術を知りたいのであればぜひ本書を読んでみて下さい。

そのほか、現代社会の疲れについて整理し、本当に休むということについて知りたいのであればオススメの一冊です。


我慢して生きるほど人生は長くない 鈴木祐介

この記事を書いていて、同じお医者様の本だったんだと今気づきました。
タイトルの通り「いらないものを入れなければオレの世界はいつもゴキゲン」という本です。

キーワードはラインオーバーという考え方。
あなたは自分の世界にラインを引くことができていますか?
自分のルールや価値観にそぐわないものを引き入れていませんか?

いい人ほど他人や社会が決めたルールを受け入れ、自分のルールより
も優先させ、必要以上に我慢をしてしまいがちです。

しかし、その我慢こそがあなたを苦しめている一番の理由。
世界と自分の間にラインを引いて、自分にとって「良いもの」を受け入れ、「良くないもの」を遠ざけられるようになりましょう。

世界は誰にとっても公平(フェア)なものではありません。
他者と公平な関係性を築くために、まずはこの本を片手に人間関係や社会との付き合い方を考え直してみましょう。


休養学: あなたを疲れから救う 片野 秀樹

最近のトレンドですね、休むこと。
書店を少し眺めるだけでも、休むための本がいくつも売られています。

少し前に「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」という本が流行りましたが、現代人はとにかく疲れすぎていますね。

ということで3冊目の休む本です。
どれか1冊あればいいと思います。私のオススメは2冊目の「我慢して生きるほど人生は長くない」です。疲れている時ほど効きますよ。

こちらの本は科学で疲労を説明してくれる本です。
人それぞれ休むことには一家言もっていると思いますが、結局科学的に正しい休み方とは?の答えがこの本の中にはあります。

データや科学的にといったエビデンスを重視する人は、こちらの本がオススメです。

まあ、なにはともあれ私みたいに何冊も手を出す必要はないので、まずは1冊読んでみて実戦していただけるとよいのではないでしょうか?

【おわりに】

今回のフェアでは3冊の「休むための本」を紹介させていただきました。

ところで、このように少し視野を広げてみると「休むため」には知識が必要なことがわかります。本来「休む」ということは生命維持に必要な行動とするのであれば、その休むことすら学ばなければできないということは、いかに現代社会が人類にとって不自然なものかと考えさせられますね。

「こういうふうに暮らしたい」だったはずなんだけどなァ……?

やさぐれた心をいやしたいのであれば、こっちを読んで下さい。
いつまでも待ってるぞ、2巻。

おしまい。

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如月伊澄
少しだけでもあなたの時間を楽しいものにできたのであれば、幸いです。 ぜひ、応援お願いいたします。

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