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人は栄養素と水分でできている


お仕事お疲れ様です。
毎日忙しく働いていると、自分の体のことをゆっくり考える時間もないかもしれません。
ふと、「自分の体は何でできているんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?
今回は、

私たちのカラダの成分

について解説します。
人の体は、約60兆個もの細胞で構成されています。細胞は様々な物質からできていますが、その中でも特に多いのが水分です。
体重のおよそ60%は水分で、残りのほとんどは、タンパク質、脂質、ミネラルでできています。
タンパク質は、筋肉や臓器、血液、ホルモン、酵素など、体のあらゆる部分を作るために使われます。
脂質は、エネルギー源となるだけでなく、細胞膜やホルモンの材料となります。
ミネラルは、骨や歯の形成、体液のバランス維持、神経や筋肉の働きを調節するなど、様々な役割を担っています。
ビタミンは、体の機能を調節するために重要な役割を担っていますが、体成分としては0.1%と微量です。

人体を構成する元素


細胞を構成する元素の割合は、酸素(O)、炭素(C)、水素(H)、窒素(N)の4元素で96%を占めます。
残りの4%には、骨格を構成するカルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)、リン(P)、体液中に存在し生理作用に関与するナトリウム(Na)、カリウム(K)、塩素(Cl)、血液中のヘモグロビンに含まれる鉄(Fe)などがあります。
これらの元素は、体内で様々な化合物を作り、生命活動を維持するために重要な役割を担っています。

体成分と栄養素


体成分を栄養素でみると、水分がおよそ60%で、タンパク質 (14~17%)、脂質 (16~30%)、ミネラル (4%)、糖質 (0.5%以下)、ビタミン (0.1%)と5大栄養素が続きます。
糖質は、最も多く摂取する栄養素ですが、体成分としては微量です。これは、糖質がエネルギー源として消費されているからです。また、糖質は、余った場合にも糖質ではなく脂質として体内に蓄えられるため、体成分としては微量となります。

代謝とは


代謝とは、生体内で起こる化学反応のことです。代謝には、大きく分けて異化と同化の2種類があります。
異化は、物質を分解してエネルギーを生み出す過程です。
同化は、エネルギーを使って物質を合成する過程です。
私たちの生命活動は、この異化と同化のバランスによって維持されています。

栄養素と代謝、そして健康


代謝という営みに必要なのが「栄養素」です。日々、消費されていく栄養素を、私たちは毎日の食事からまんべんなく摂取して、補充していかなくてはなりません。もし栄養素が欠乏すると、心と体の健康が維持できなくなってしまうのです。

タンパク質不足
肌荒れ、髪の毛のパサつき
爪が割れやすい
疲労感、倦怠感
免疫力低下
精神的な不安定
ビタミン不足
ビタミンB群不足:疲労感、口内炎、イライラ
ビタミンC不足:肌荒れ、出血しやすくなる、免疫力低下
ビタミンD不足:骨粗鬆症、カルシウム不足
ミネラル不足
鉄分不足:貧血、疲労感、めまい、動悸
カルシウム不足:骨粗鬆症、イライラ、不眠
マグネシウム不足:筋肉の痙攣、便秘、精神的な不安定
亜鉛不足:味覚障害、皮膚炎、免疫力低下

お仕事では、生活リズムの乱れや食生活の偏りから、
これらの栄養素が不足しやすくなっています。
バランスの取れた食事を心がけ、
必要に応じてサプリメントを活用することで、
健康と美容を維持しましょう。
具体的な例
食事から摂取した炭水化物は、体内でブドウ糖に分解され、エネルギー源として利用されます。
たんぱく質は、体内でアミノ酸に分解され、筋肉や臓器などを作るために利用されます。

最新の研究で注目されていること


腸内環境と美容・健康の関係
腸内環境を整えることは、美容と健康に良い影響を与えるだけでなく、
メンタルヘルスにも良い影響を与えることが
近年の研究で明らかになっています。
腸内環境を整えるためには、
食物繊維や発酵食品を
積極的に摂取すると良いでしょう。
時間栄養学
「何を食べるか」だけでなく、
「いつ食べるか」も重要であるという
「時間栄養学」
という考え方が注目されています。
体内時計のリズムに合わせて
食事を摂ることで、
より健康的な生活を送れる可能性があります。

まとめ


今回は、人体を構成する成分と代謝について解説しました。
私たちの体は、様々な栄養素から成り立っており、
代謝によって生命活動が維持されています。
バランスの取れた食事を心がけ、
健康的な体を維持しましょう。

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サプリ博士のキレイ夜計画
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