無料記事「攻撃特化の書」誕生秘話 鈴木優との邂逅(文・沖中祐也/ZERO)
私は多分、嫌われていた
私が鈴木優と初めて会ったのは、東海で行われたプロアマリーグだったと思う。
当時、ZEROという名で活動していた私は孤独だった。そもそもZEROという年齢的にやや痛めな名前も、全ての交友関係を絶ちZEROからやり直そうという意味がある。
私には麻雀しか残されていなかった。その麻雀を打つ場も、オンライン麻雀天鳳と東海で開催されていたプロアマリーグしかなかったのだ。
相手がプロだろうがアマだろうが関係ねぇ。誰にも負けるわけにはいかない。当時の私はスネ夫の