「お互いに意外だったファーストエンカウント。渡辺太の裏の顔と、太をも威圧する伊達朱里紗のオーラとは」伊達朱里紗・渡辺太対談スペシャル企画(1)
近代麻雀note・Mリーガー対談スペシャル企画。今回登場していただいたのは、今をときめく麻雀界のニュースター、伊達朱里紗(KONAMI麻雀格闘倶楽部)と渡辺太(赤坂ドリブンズ)の2名だ。声優兼麻雀プロとしてMリーガーとなり、初年度から3年連続で個人賞を獲得、Mリーグの通算成績でもトップを争う伊達。 ネット麻雀「天鳳」の頂点「天鳳位」に3度到達するなどネット麻雀の世界で圧倒的な実績を残し、「神」とも称される太。全く異なる道のりから「最強」へと迫る2人による、初の麻雀対談をお楽しみいただきたい。(全3回の1回目/#2、#3へ)
[文・東川亮]
■第一印象は「あのメガネ」
――お二人が最初に出会ったのはいつですか。
伊達 太さんがMリーガーに指名された後に、私と魚谷侑未さんと齋藤豪君で麻雀の勉強会をしようという話になって、あと一人をどうしようかってなったときに、齋藤豪君が天鳳位つながりでもともと太さんと知り合いだったので、「この間Mリーガーに指名されたし、せっかくだからセット誘ってみる?」って声をかけてくれました。
そこのセットが初対面です。去年の8月ぐらいだったかな?
太 開幕よりは結構前だったので、7月後半か、8月ぐらいですね。そこが完全に初めましてでした。
伊達 ちょうど1年ぐらいだよね、出会ってね。
太 そうですね、1年ぐらいの感じだった。
――太さんが伊達さんを知ったのはいつくらいでしたか?
太 Mリーグに指名されるちょっと前に桜蕾戦のタイトルを獲得されたと思うんですけど、その近辺ですかね。タイトル戦で順調に勝ち進んでいる声優兼麻雀プロの人がいる、っていうので注目し始めました。声優業界には疎かったので、最初から「麻雀プロの伊達さん」という感じで認識していましたね。
――伊達さんは、太さんのことはいつ知りましたか。
伊達 ちゃんと認識したのは、最高位戦さんのプロ入会のお知らせみたいなのがSNSのタイムラインに流れてきたときですかね。「天鳳位を3回獲得しているネット麻雀強者の方で、しかも普段はお医者さんらしい」みたいなことはぼんやりと聞いたことがあって、その時にSNSでメガネの人が流れてきて・・・。
太 あれが初の顔出しだったんだよね。
伊達 「ああ、このメガネか」みたいな感じですかね。あれが第一印象なんですけど、今とは受ける印象がだいぶ違うよね。
太 あの時代の写真は、むしろもう知らない人もいるかもしれない。
伊達 あれ、一瞬だったんでしょ?
太 半年くらいで変えましたね。あの髪型になったことはないんですよ。
伊達 その写真は、記事で差し込めるなら差し込んでもらいたいですね。
太 サブリミナル的な感じで(笑)。
伊達 だから私、最初に会ったときにびっくりして、「全然ちゃうやん」ってなって。私、やっぱりあのメガネが来ると思ってたんで。
太 そうですね、夏にはもうコンタクトにしていました。
■太は小ボケを差し込みまくる
伊達 太さんは見た目が可愛らしいタイプだと私は思うんですけれども、そのときには初対面なのに「ショタですね」って言っちゃって、ゆーみんさん(魚谷侑未)が「そう、ショタ!」みたいな感じになって(笑)。写真で見た印象と会ったときの印象が全然違ったのと、間違いなく麻雀はめちゃくちゃ強い方だっていうのは知っていたので「麻雀はどんな感じなんだろう」ってワクワクしていました。
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