夏こそ便秘対策〜水分補給、ご飯、身体を温める
日に日に暑さも増してきます。夏本番という感じ。
汗をかく量も増え、エアコンを使用しないと寝苦しさも感じるようになりました。
そんな中で、ちょっと睡眠不足で頭がぼーっとしたり、なんとなく体がだるい感じがしたりする日々も続きます。
合わせて、最近気づいた体調の変化の一つが、おなかの膨満感。
私自身は、毎日、お通じがあります。
逆に、胃腸が弱い方なので、飲みすぎたり、おなかを冷やしすぎたりして、下痢にならないように注意しています。
しかし、最近、おなかのはりを感じるようになりました。
食事の後も、胃で食べ物が止まってしまう感覚がして・・・腸の方までいかないのか、ゲップばかり出てきて、苦しい感じもしていました。
いつもと違う異変で、ちょっと、何だろう?不安になっていました。
そこで、過去の手帳を見ながら、自分の健康チェックをしてみました。
私は、手帳に「健康記録~起床時間、就寝時間、運動記録、排便記録、起床後の気分・・・」などを記録して、自分の健康観察を行っています。
例えば、体重の変化を追うことで、自然と食事を調整するようになり、それだけでダイエット効果もあります。
また、季節(月ごと)に起こりやすい体調の変化を把握でき、それに合わせて対応するようになりました。
例えば、体が冷えることで体調を崩しやすい11月から湯たんぽを使うようになりました。
例えば、暑さのために、睡眠時間が減り、疲れを感じやすくなる6月からエアコンを使用して、少しでも睡眠の質を上げるように配慮するようになりました。
排便については、自分の便がどんな状態かを◎、〇、△、×で記録しています。
それぞれ、次のような分類にしています。
◎:1本のバナナうんち。おしりを拭いた時に、紙に便がつかない状態。
〇:バナナうんち
△:軟便
×:下痢
記録をする前は、下痢になっても、
「何か悪いものでも食べたかな」
「食べすぎたかな」
ぐらいで通り過ぎ、あまり深く振り返ることもありませんでした。
しかし、記録をすることで、自分にとって何が体に負担をかけているのか、どういう状態なのかを細かく見つめることができました。
例えば、下痢の記録を辿っていくと、自分の体質についての発見もありました。
というのも、健康にいいからとヨーグルトを食べたり、水を飲んだりしていましたが、冷たい状態で体に入れると、次の日、下痢か軟便になることが多いと分かってきました。私は「冷え性」でもあり、胃腸を冷やすと、すぐにおなかがゆるくなると分かってきました。
そこで、最近は、食事の後にヨーグルトを食べることで、おなかの中を冷やしすぎないようにしています。水も常温で飲むようにして、下痢になることを避けることができるようになりました。
そして、今回。
6月の排便記録をたどっていくと、毎年のように「◎」がなくなります。よくて〇。そして、△がいつもの月に比べて増えていました。また、自分はあまり気付いていませんでしたが、小さい「〇」も毎年、何日か記録されていました。見返してみて、びっくりでした。
「小さい〇」と言うことは、バナナうんちではありつつも、量は少ないということです。
そう、自分にとっては、一種の「便秘」状態だと気付きました。
下痢の時と同じで、原因が分かると、対策、対応もしやすいです。
そこで、最近、行っている「私の便秘対策」を紹介します。よかったら、お付き合いください。
1 水分を多めにとる
6月になると気温が一気に上がります。最近は、真夏日も増える一方。
熱中症対策として、水分補給に気を付けますが、夏場は、水分が尿や汗として体外に出されやすくなるため、以外と大腸には水分が届きません。
その結果、他の季節以上に便が硬くなり、出にくくなります。
そこで、熱中症対策としての水分補給と共に、腸にも水分を届かせることを意識して、大目に水分補給をするようにしました。
また、こまめに補給するということで、1時間に1回、コップ1杯(100~200cc)を目安に、飲むようにしてもいます。
水分が多くなると、便も柔らかくなり、出やすくなります。
2 「ご飯」をしっかりと食べる
気温が上がってくると、食欲が落ちます。
時に朝食を抜いたり、飲み物だけにしたりと、あまり食べなくなっていました。
あるいは、あっさり、軽く、パンを食べることが増えました。
すると、とたんに、便の出が悪くなりました(私の場合です)。
考えてみたら、量で考えたら、パンは少ないです。
食パン1枚も、ふっくらと広がっていますが、丸めてみると、手の中におさまるくらいの量でしかありません。
食べる量が少なくなると、便としての量も少なくなり、便秘につながります。そこで、
便秘気味の時こそ、「ごはん」を多く食べるようにしています。
ご飯は炭水化物であり、食物繊維が豊富と言われるゴボウやキャベツほどではないにしても、結構な量が含まれています。
ゴボウなどを毎日、毎食食べようと思うと辛いですが、ご飯は主食なので、いろんなおかずと共に、自然と容易に毎回、食べられます。
また、水分も多く含まれています。
パン食を減らして、ご飯を食べる機会を増やすことも便秘対策になります。
3 腸活を意識した生活習慣にする(安易に浣腸や薬を使わない)
便秘がひどくなり、どうしようもなくなった時、あるいは、日々の不快感に負けて、すっきりしたいと市販薬、浣腸を使う時もあります。
しかし、これは、最終手段。
たとえ、便が出たとしても、それは薬の力を使ったからで、自分の力(腸の活動)によってではありません。
なので、薬に頼りすぎると、自然の腸の活動が弱まってしまいます。すると、よけい、自分で排泄する力なくなり、更に便秘を助長してしまいます。
日々の生活の中で、腸活、腸の機能を安定させることを大切にしていくことがあります。
これは、1日、2日ですぐ効果が出るわけではありませんが、習慣として定着していくと、安定的な便秘解消につながります。
よく言われるように、「運動」「睡眠」「朝食をしっかりと食べる」と言う生活習慣が便秘解消にもいい訳ですが、
私はさらに夏場に「ハラマキ」をするようにしています。それは、職場や家でも、エアコンが使用され、だんだんと体を冷やすことが増えるからです。さらに、体の冷えと共に、おなかを冷やすことになり、腸の活動を弱めてしまうからです
初めは、通勤や歩いているときは暑いかなと思いましたが、職場に出れば、むしろ心地よさを感じるようになります。だんだんと、おなか周りを守られているような感じで、安心感も生まれてきます。
便秘が続くと、体もですがメンタル的にも不調を連れてきます。
集中力や意欲も低下しやすく、「たかが便秘」とも言っていられません。
自分の体と向きあって、自分に合った対策をして、心身ともに少しでも調子をよくしていきたいですね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます
皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです