こんぺい

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マガジン

  • 妄想紙

    • 446本

    長岡ゼミのnoteマガジンです。 Vol.1、Vol.2、と定期的に文章を投稿していきます。

  • F&N

    • 83本

    F&Nは長岡研究室で発刊しているマガジンです。 Foot&Networkの略であり、半年間の活動で出会った人や活動について紹介していきます。これまでは冊子の印刷をしていましたが、オンラインでの発刊を行います。

最近の記事

東西に違う顔を持つ

約7キロメートル、皇居をぐるっと一周してみた。 二時間かけてまちを観察してみると少しずつ景色がかわっていく。 大学から千鳥ヶ淵の脇をとおり、反時計回りに皇居の周りを歩いていく。 上の写真は半蔵門周辺のお濠の写真。皇居の西側の側面にあたる。 この付近はお濠の水面から遠く、塀が土や芝になっている。 一方で、桜田門を過ぎて東側、ビル群が多く見えてくる。すると、皇居の塀は石垣になった。 坂をゆるやかにくだって東側に来ると、水面が近い。 まわりの景色がビル群の圧倒されるような景観

    • 楽しくサステナブルを実践する

      春学期、長岡ゼミではアマチュアの観点から様々なテーマを学習した。 特に関心を持ったのは、サステナブルな取り組みについてである。 サステナブルに興味を持ったのは、6月に開催した「カフェゼミ#61」にて”ボタニカルライト”の存在を知ったのがきっかけだ。 カフェゼミ開催前に訪れた、株式会社グリーンディスプレイの展示会。ここで初めてボタニカルライトの仕組みを知った。電源を使わずにライトを灯すことができるため、とてもエコである。それと同時に植物が生きていることを実感し、どこか愛着が

      • 見えないことで、みえてくるもの[Footwork & Network vol.27]

        1.「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」  6月28日(金)、「ダイアローグ・イン・ザ・ダーク」という体験型のプログラムに参加した。非日常を体験できる越境先としてゼミ生がおすすめしてくれたのがきっかけでここに訪れた。また、カフェゼミ準備の際に、「部屋が暗い時の方が話が弾むときあるよね」という話題になったことがあり、”暗闇での対話”というテーマに興味を持ったのもきっかけである。  このプログラムの主催は「一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ」である。ダイアログ・ダイバー

        • 半径1mの連鎖

           6/27(木)、渋谷ヒカリエ8階 8/COURTにて、「カフェゼミ#61」を開催した。私はデザインチームのメンバーとしてプロジェクトに取り組んだ。今回デザインチームでは、捨ててしまうはずだった布や雑誌を使って手作りの名札とテーブルクロスを作成した。これを作ろうと思ったのには理由がある。  6/6(木)、ゼミの時間に行われたカフェゼミ会議。今度のカフェゼミではデザインチームとして何をしようか、という話が出た。そこで私は、「捨ててしまう素材から何かを作りたい」と提案した。  

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        記事

          問いかけ続ける

          5月23日(木)に開催される「カフェゼミ#60」に向けて。今回私は、空間デザインを担当するデザイングループのメンバーとして動いている。 4/18(木)ゼミが始まる前の13時頃、デザイングループのメンバー5人で集合し、カフェゼミの会場となるDNPプラザを訪れた。 まず、2階のイベントスペースを見学した。デザイングループのメンバーは、何度か参加したことがある人から初めて参加する人まで様々である。実際に会場を目にして、いろいろなアイデアがでた。 「会場を少し暗くして、オシャレ

          問いかけ続ける

          ボランティアのあり方

           二か月前のこと。東京から離れた地でちょっとした気づきを得た出会いがあった。  今回私は群馬県を訪れた。群馬県へ赴いたきっかけは、福島県南相馬市を訪れたゼミ合宿である。合宿で他県の街並みを観察したのが印象的だった。そこで私は、もう一度都会と異なる生活に触れてみたいと思ったのだ。  12月3日(日)、学校で募集していた援農ボランティアに参加した。学生20名ほどで農家を訪れ、旬の里芋の収穫や玉ねぎの苗の植え付けなどを行った。  イベントの協力団体は、「NPO法人よいおやさい」とい

          ボランティアのあり方

          対話できる場

           11/30(木)、渋谷ヒカリエ8階 8/COURTにて、「カフェゼミ#59」を開催した。NPO法人ピープルデザイン研究所の田中真宏さんをゲストにお招きし、田中さんのキャリアについてお話を聞いた。  田中さんは自身が行っている福祉の事業についてのお話で、福祉関連の商品で、デザインがダサいと思うものがあると述べていた。私はその話を聞いて、堂々とダサいと言えるということは、ある意味障害を持っている方を対等に見ているなと感じた。  田中さんの話を聞いた後、各テーブルごとで議論を

          対話できる場

          語れるキャリアを

          横石崇『これからの僕らの働き方 次世代のスタンダードを創る10人に聞く』(早川書房) この本は、自分なりのキャリアを築く10人の話がインタビュー形式で紹介されている。10人の発言には、アイデアを生み出すためのヒントがあった。 •制約がある ー条件がちょっと厳しかったり、困難なことがあったりすると、みんなで知恵を出して、新しいものが生まれることが多い。(File1 真鍋大度) 時間であれ、行動であれ、制約があるときにアイデアが生まれると述べている。言われてみればそうかも、

          語れるキャリアを

          思考の経由地

          春学期のゼミでは、妄想紙を3回書いた。毎月、特に印象に残った体験を文字に起こして振り返ってきた。妄想紙を書いて思ったのは、ゼミに入ってから一番影響を受けたのは、”考え方”かもしれないということだ。 思考回路に経由地が増えた。自分の考えに結論を出す前に一度立ち止まって考えてみる。  ・その意見は飛躍してないか?  ・経験から得たメッセージか?  ・初めて読んだ人にも伝わるのか?  ・認知の歪みが生じていないか?・・・ ゼミで新しいことを学ぶ度、思考するうえで気を付けるべきチェ

          思考の経由地

          決まった場所なんてない

           6/29(木)、"環境問題の素人が集い、ゴミを出さない居心地のいい暮らしについて語ろう"というテーマで「カフェゼミ#57」が開催された。今回の開催場所は、初の渋谷ヒカリエ8階である。  会場の渋谷ヒカリエは、まさに渋谷のど真ん中だった。"渋谷"に対して、授業のイメージはあまり結びつかない。異質な空間である。参加者のツイートを見ていると、「ヒカリエでゼミをやるとは。」「(ヒカリエのオープンスペースで)通行人からの視線を感じて何か嬉しい。」といった意見が見受けられた。こうした

          決まった場所なんてない

          全否定ではなくアップデート

           5/25(木)、DNPプラザにて、「カフェゼミ#56」が開催された。父親の子育てに関して講義をしてくれたゲストの平野翔大さんの発言により気づかされたことがある。    「父親2.0があるからこその本質的な楽しさを求めていく父親3.0」    父親2.0とは俗に言う“イクメン”。“楽しく育児をする父親”が父親3.0のことである。私は、場の雰囲気に流されて父親2.0を頭ごなしに否定していた。しかし、過去を踏まえたうえでの父親3.0であるという平野さんのこの発言で、自分の認知の歪

          全否定ではなくアップデート

          コピペではなく自分発信の意見

           ゼミの翌日の金曜日。登校時の電車内にて、あるフレーズが目に入った。  “最近、発言内容まで誰かのコピペになっている気がする。”  これは、日経電子版の車内広告である。このワンフレーズが自分に深く刺さった。まさに前日のゼミにて、何かの本で読んだ一節を引用したようなツイートをしていたからである。賢い人が言っていたからという理由で発言を鵜吞みにしてしまうことが多々あるなと気づいた。  誰かの意見をインプットすることは自分が考えることの手段にすぎない。理想は、自分の経験と本

          コピペではなく自分発信の意見