マガジンのカバー画像

妄想紙

432
長岡ゼミのnoteマガジンです。 Vol.1、Vol.2、と定期的に文章を投稿していきます。
運営しているクリエイター

記事一覧

じぶんにハマる言葉たち

 私はNPO法人青春基地というところで学生インターンとして活動している。私の大好きな越境先の1つだ。(青春基地の概要は以下を参照)  10月26日土曜日に、大塚にあるシェアオフィスで、11月7日と14日の2週にかけて千葉県立松戸向陽高等学校で行われるプログラムの打ち合わせをしていた。授業では、コラージュワークショップを行う。6人の青春基地メンバーで。そこで使う資料の調整や、流れの最終確認を行った。 資料ができ、それぞれが、どのような言葉で生徒たちに伝えるのか考えていたときの

加藤研に行ってみた。ペパーミントの視点

11月5日、私はSFC(慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス)の加藤文俊研究室にお邪魔した。なぜ、私が加藤研究室に訪れたのか。それは10月24日に開催したカフェゼミがきっかけだった。この日のゲストスピーカーは慶應義塾大学環境情報学部教授、加藤文俊先生。 「まちに還すコミュニケーション」というテーマでお話して頂いた。 加藤文俊研究室では地域フィールドワーク先で密着した方々(まち)に、ポスターという形でお返しをする。「地域に還す為の方法」を実践されているのだった。ポスターは密着した

お菓子とクオリティと。

10/24(木)墨田区にあることまちラボにてカフェゼミを開催した。今回は慶應義塾大学の加藤文俊先生をゲストにお招きし「まちに還すコミュニケーション」をテーマにワークショップ形式の開催であった。 開催の1週間前。 カフェゼミに向けての準備を進めていた時のこと。 わたしは飲み物とお菓子を手元に、ゼミ生何人かと同じテーブルに座り、当日の名札のデザインを考えていた。 すると不意に歩きながら「最近はお菓子の減りが早いなあ」と先生が言った。 わたしはそれは後に「こんなに食べて~~~

夜明けから勇気と自信をもらう

 今回は私がF&Nでよく紹介している「分身ロボットカフェDAWN」に関してお話ししたいと思う。10月13日、「分身ロボットカフェDAWN」の通常の営業が終わった後、お祝い会が開かれた。カフェに集まった人々は、パイロットさんのお祝いをする準備していた。私はその一人で、他のスタッフと「銀メダルおめでとう!」「DAWNへようこそ」という文でLEDバナーを携帯を準備したりした。  入り口から入ってきたのは、オリヒメパイロットさんだった。生身で会えたパイロットさんは銀メダルを持って、

ふさわしいものを還す

 10月24日(木)、慶應義塾大学環境情報学部教授の加藤文俊先生をお招きし、「カフェゼミ#64『まちに還すコミュニケーション』の話を聞こう@ことまちラボ」を開催しました。  これは、トークセッションの中で加藤先生がおっしゃった言葉です。ふさわしい場所にかえらせるってどんなことだろうと、印象に残った言葉でした。  加藤文俊研究室では、日本全国でフィールドワークを実施し、訪れた地域やお店、農家さんそれぞれに対し、一枚のポスターをその日即興で制作するというプロジェクトを行うそうで

自分なりの還し方

 10月24日に第64回カフェゼミを開催した。ゲストは慶應義塾大学環境情報学部教授加藤文俊先生。「まちに還すコミュニケーション」について話していただいた。加藤先生のお話の中で印象的だったのは置いて帰るという言葉。地域に出かけ、経験や気づきを自分たちが得るだけでなく、お世話になった人達にそれを何か形にしておいて帰るのがまちに還すということだった。  最近長岡ゼミではまちに還すコミュニケーションを参考にラジオを制作している。今回のカフェゼミラジオは越境編としてお世話になった越境

同じ釜の飯を食う

【2024.10. 妄想紙】 10月25日(木)、墨田区にあることまちラボでカフェゼミを開催した。今回は慶応義塾大学の加藤文俊先生をゲストに呼び、「まちに還すコミュニケーション」をテーマにワークショップ形式でお話いただいた。 カフェゼミの後には、ことまちラボの隣にあるGaHaHouseで打ち上げを行った。参加者のほとんどがそのまま打ち上げにも参加してくださり、ビールを飲みながら、真面目な話も砕けた話もできて、充実した時間となった。 お酒を飲む+コミュニケーションを合わせ

妄想紙[vol.36]October

夏の暑さも和らいできた頃、夏休みを終え、大学にも多くの学生の姿が戻ってきた。長岡ゼミでは夏休み期間の活動は、ゼミ生が各自で越境活動を行う。ゼミとして活動を再開するのは夏休み終了直前に行うゼミ合宿だ。 今年のゼミ合宿は静岡県の焼津市でフィールドワークし、そこで感じたことをテーマにラジオ収録と配信を行った。ジングルやアイコン画像の作成、収録や編集まで自分たちで行う。その制作時間で「時間がない!」と焦りを感じていたところから、だんだん「もっとこうしたい!」と変化していくことがあっ

ここにいると、いつのまにか世界は変わる

 「組織論」の講義を3つの科目で担当してもう10年以上になる。学部1年生向けの入門科目、学部の専門科目、MBAコースの科目、どの組織論でも モチベーション(動機付け)というトピックは取り上げているし、学生たちの関心も高いようだ。マズローの欲求段階説などの有名な”古典理論”は学生たちにも知られているのだが、3つの科目全てで議論の中心となるのは 内発的動機付け という考え方。  何か目的を達成するためでもなく、成果を得ようとするためでもなく、やっていること自体に楽しさややりがい

その場に出てきた言葉を大切に

 9月17日から19日までの3日間、静岡県の焼津市でゼミ合宿を行った。合宿では、焼津駅前商店街のフィールドワークを通して感じたことや、焼津市の方にインタビューをして感じたことを、素直に残す15分間のラジオを制作した。  今回私は、パーソナリティやアシスタントではなく、機械を担当した。私のチームは、22時ごろにラジオの収録をしていた。はじめは、ライブではなく“収録”であったため、15分の一発撮りではなく、録音をしたまま何度も撮り直しをしてしまった。言い間違いのない、きれいなも

意識の再定義

大学生として2回目の夏。 今年は9月17日から19日にかけて長岡ゼミの合宿で静岡県の焼津市に訪れた。 合宿では、ゼミ生が5つのチームに分かれ焼津や焼津駅前通り商店街をフィールドワークし、焼津に関して素直に感じたこと、気づいたことをラジオを通して伝えるという「ラジオ・エスノグラフィー」に挑戦した。 (参考)慶應SFC・加藤文俊研究室「まちに還すコミュニケーション」 今回の合宿を通して私は、自分の中のラジオへの意識が少し変わったような気がする。 私はカフェゼミへの取り組みに

みんなでやる意味

今回のカフェゼミは「学生企画」 主に4年生と先生で話し合ってゲストと場所を決めた。 https://cafezemi64.peatix.com/view 墨田でまちづくり活動をしている自分としては、過去に墨田区で「墨東大学」というプロジェクトを行なっていた加藤先生を墨田に呼んで話を聞いてみたいという気持ちもあり、個人的に熱を持ってミーティングや企画をした。 墨田に加藤先生を呼ぶ意味や「まちに還すコミュニケーション」について考えながらpeatixの文などを考えるのは楽しくて興奮

エゴイストになる。

長岡ゼミは9月17日から19日にかけて、静岡県焼津で夏合宿を行った。今回は『カフェゼミラジオ』という番組を制作するラジオ合宿。私のグループは焼津駅前通り商店街で小さな図書館を営む方にお話しを伺った。アットホームな雰囲気の中で始まったインタビューは、店主さんの優しさや温かさが溢れる内容だった。 私はラジオ収録前の準備段階において、どんな内容を切り取って話すか、どうやって進めていくか頭であれこれ考えていた。だけれども、いざ本番収録になると事前に考えていた言葉は出てこない。収録が

開拓していく楽しさ【ラジオ・エスノグラフィー】

9月17日から19日にかけて、長岡ゼミは静岡県焼津で2泊3日の夏合宿を行った。今回の合宿は『カフェゼミラジオ』という番組を制作するラジオ合宿。フィールドワークを行い、焼津駅前商店街の人々にインタビューをしながら、僕たちは番組を構成していった。これまでもフィールドワークやインタビューは経験してきたけれど、『ラジオ制作』が入ることで、まるで違った体験になった。 フィールドワークはそれぞれ3人グループで行い、焼津のまちを3時間ほど歩歩いた。初めのうちは目星をつけていたスポットであ