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妄想紙

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長岡ゼミのnoteマガジンです。 Vol.1、Vol.2、と定期的に文章を投稿していきます。
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農作業が生み出す力

 11月9日、小田原にある「あきさわ園」さんにキウイ狩りと玉ねぎの苗植えボランティアをしに行ってきた🥝🧅 集まったメンバーは10人ほど。半分顔見知り、半分初めましてという感じ。「○○の会」というよりは、主催者の方の大学時代の同期だったり会社の同僚だったりと、多種多様な人達が集まった。ちなみに私は9月に行った福島のイノベツアーでお誘いを受けて参加した。 1時間ほど秋澤さんとそのメンバーでキウイを収穫した後、東大インカレサークルの農業系学生4人も合流してみんなでキウイが無くな

自分の足で歩いてみる👣

市ヶ谷にある学校を出発し、靖国神社を突っ切り、半蔵門、桜田門、皇居外苑を通るルートで皇居を1周散歩🚶🏻 私自身歩くことは好きだが、どこかに行くまでの目的のある散歩が多く、出発したところから同じ場所に戻ってくる、いわゆる本来の「散歩」はあんまりしたことがなかった。 「やっぱり自分の足で歩くって楽しい」 そんな私が初めて皇居を1周歩いてみた感想。 今の時代色んな交通手段があって徒歩じゃなくても同じ景色を眺めることができる。でもやっぱりゆっくりゆったり自分の足で景色を見ることで、

鴨見つけた!

 今日皇居の周りを散策しているとき、「このお濠は何のためにあるのだろう」と疑問に思った。皇居は江戸城跡だから昔に敵からの侵入を防ぐためにつくられたのかな、なんて思いながら歩いていた。  ふと水辺に目をやると、たくさん鴨がいることに気が付いた。鴨たちのほかにも黒い大きい鳥やサギが近くを歩いていたりもする。皇居と反対側を向くとビルがずらっと立ち並んでいるのにそんなことを気にせず水にもぐったりすいすい泳いていたりする鴨たちをみてちょっと心がほっこりした。  帰って調べてみると皇

皇居の周りの使い方について感じたこと

皇居の周りをフィールドワークして感じたのは車のうるささ。 確かに歩道も整備されていて、ランニングやウォーキングをしやすい環境かもしれないが、自分は走る車が気になった。走るにしても、もっと空気の良さそうな場所を走ったほうが身体に良さそうとも感じた。 それと比べ、皇居内は公園があって落ち着いているし、皇居と東京駅の間の大丸有エリアでもストリートファニチャーが設置されていたり、ウォーカブルなまちづくりが推進されている。(例えば、Marunouchi Street Park など参考

大都会東京での生活

皇居周辺をゆっくり歩いた。東京が地元ではない私は、地元である札幌とどうしても比較してしまう。 一番最初に目に入ったのは、靖国神社を通学路として集団で下校をしている小学生。自分の小学校の近くにも神宮があったが、中を通ってつながる道は駐車場と山道の二択であり、帰宅するために通るなんて考えたこともなかった。千鳥ヶ淵の方面に向かって歩き進めると、二松学舎大学附属高等学校がある。ビル型の高校で、体育館やグラウンドはどこにあるのだろうと不思議に思った。札幌もそこそこの都会ではあるけれど

断面じゃなくて新たな側面を発見

 11/14(木曜日)、今回のフィールドワークでは、皇居の周りを歩きながら、人と違うものを観てみた。今日本の東京に来て、3年目だが、まともに東京観光をやったことなかったことに気づいた。東京をこのように詳しく、様々な場所を回ったことが今までなかったので、一緒にフィールドワークしたチームのメンバーから、また先生からいろんな情報を聞きながら、目を通してみた。  皇居を一周していたら、自然的な空間と人工的な空間が両方目に入ってくる。特に大手町に向かう道で、左は皇居で自然に囲まれてい

東西に違う顔を持つ

約7キロメートル、皇居をぐるっと一周してみた。 二時間かけてまちを観察してみると少しずつ景色がかわっていく。 大学から千鳥ヶ淵の脇をとおり、反時計回りに皇居の周りを歩いていく。 上の写真は半蔵門周辺のお濠の写真。皇居の西側の側面にあたる。 この付近はお濠の水面から遠く、塀が土や芝になっている。 一方で、桜田門を過ぎて東側、ビル群が多く見えてくる。すると、皇居の塀は石垣になった。 坂をゆるやかにくだって東側に来ると、水面が近い。 まわりの景色がビル群の圧倒されるような景観

1つと捉えるか場面と捉えるか。

11月中旬である今日、皇居の周りを1周した。 私にとって皇居の周りを1周歩いてみるというのは初めての経験であった。 1周して気が付いたのは、場所によって雰囲気が違うということ。 スタートした千鳥ヶ淵のあたりの風景は、木、草、虫、花など緑で囲まれていて、自然を感じながら歩いた。 千鳥が淵と真反対の位置にある丸の内のあたりは千鳥ヶ淵とは反対に、人がいて電気のついている部屋の様子が窺える窓が沢山ついた高いビルが立ち並び、 人が密集する東京を象徴しているかのようだった。 千鳥ヶ

歩いてみたときに

 今日は皇居の周辺を歩いてみた。そこで得た小さな気づきを書き残しておこうと思う。  皇居外苑はひらけた空間で見晴らしがよかった。丁寧に手入れがされている松があり、その奥には高層ビルが立ち並んでいる。前も後ろも横も上にも広さを感じた。    一方でそこにいくまでの道中や普段過ごしている中では高層ビルや高くそびえたつ木からなにか迫ってくるような、飲み込まれそうな感覚がある。私が地方出身ということもあるかもしれないが、東京の空の狭さ、その中にいる自分の小ささに気づいた。

ビルが見える公園

ゼミで皇居を1周してみました。やはり千代田区は都心なので、大手町のビル群や国会議事堂が見えたりと、地方出身の私にとってワクワクする景色が広がっていました。 そして最後の方、北の丸公園に行きました。「公園」と名がついているだけあって皇居の外周のように公道に面した歩道でなく本格的に敷地の中に入り、芝生の広場がところどころありました。一気に静かになって雰囲気が違うなという気がしたのですが、でも見えるんです。ビルが。不思議だなあと思いました。 私が思う公園は住宅街の中にあるか、郊

鉄の柵ってそこにも使うんだ⁉

歩いていた時にふと目に入ったのが鉄の柵だ。道路の真ん中で車道を区切っている鉄の柵だ。私はこれを見た時「え、なんで君はそこに使われてるの?」と、とても不思議に感じた。なぜなら、普通はコンクリートの部分だけがあって真ん中は木や雑草が生えているイメージがあったためである。そしてこの見た目の鉄の柵は駅のスロープや公園の水際との区切りの柵に使われるイメージが強かったので、そことの乖離にびっくりした。 こんな身近にもちょっとした驚きがあるなんて世界は自分が思ってる以上に広いんだなと思った

「タイムよりゆとり」

「タイムよりゆとり♪」という看板の文字。今日、皇居の周りを歩いて見つけた。自分にとってはこの看板が皇居らしいなあと感じてしまった。 歩いていると沢山の「皇居ランナー」(皇居の外周歩道を走っている人)にすれ違う。走っている人々は日本人だけでなく、海外の方も多い印象。さすが「皇居ラン」と呼ばれるくらい、ランナーにとっては人気のコースだ。しかし、歩道は「皇居ランナー」だけでなく、ゆっくり歩いて散歩を楽しんでいる人、ベンチで休む人、写真を撮っている人、様々いる。勿論、皇居の歩道は「

妄想紙[vol.37]November

慶應大学SFCキャンパスの加藤文俊先生をゲストに「まちに還すコミュニケーション」という視点から、越境活動を消費しているのではないかということについて考えてみた。 詳しい内容はゼミ生の記事を見ていただくとして。 カフェゼミの活動では当日だけではなく、準備や振り返りまで含めて一連の活動として行なっている。その中の振り返りについて、長岡先生の記事では以下のように書いていた。 この妄想紙も毎月の振り返りという側面があるが、「気づき」を書いている学生が多い。それだけでいわゆる反省ば

昨日の非は恨悔すべからず

 知人が杉田玄白の「養生七不可(ようじょうななふか)」をFacebookで紹介していた。不勉強な私は「養生七不可」のことを初めて知ったのだが、健康であるためにやってはいけない7つのことらしい。  詳細な中身については、「養生七不可」でググってほしいのだが、「何でもない時に薬を飲むな」とか「珍しい食べ物は食べるな」とか、なかなか面白いことが書かれているようだ。そんな中で印象深かったのがこの言葉・・・ ”昨日の非は恨悔すべからず”  「心の健康によくないので、昨日した失敗を思