東西に違う顔を持つ
約7キロメートル、皇居をぐるっと一周してみた。
二時間かけてまちを観察してみると少しずつ景色がかわっていく。
大学から千鳥ヶ淵の脇をとおり、反時計回りに皇居の周りを歩いていく。
上の写真は半蔵門周辺のお濠の写真。皇居の西側の側面にあたる。
この付近はお濠の水面から遠く、塀が土や芝になっている。
一方で、桜田門を過ぎて東側、ビル群が多く見えてくる。すると、皇居の塀は石垣になった。
坂をゆるやかにくだって東側に来ると、水面が近い。
まわりの景色がビル群の圧倒されるような景観になるとともに、ごつごつとした石垣で囲まれるようなった。
地形やまちの雰囲気、普段は断片的に見てしまうけど、全てはグラデーションで繋がっている。ゆるやかな景色の変化を楽しむのもいいなと思った。