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たくあんづくりの道が途絶えないようにしたい。

明日は関東圏からお客様が大根櫓と工場の見学に
来られます。

なんと20名以上も来られる上に、
せっかくなので漬物づくり体験もされたいと
言うことで先週から準備してきました。


これまでも見学に来られる際には
天日干し大根を作る手間暇と
そのお世話をする生産者さんの日々の様子。

そして、工場に持ち込まれてからの
キムラに伝わる伝統的な漬け込み製法を
紹介させてきました。


明日はそれに加え、過去10年ほどの
入荷量の変化による課題とそれに対応する提案なども
加えてお話ししたいと考えています。


今日の天日干し大根の入荷は約3トン。
生産者さんにもよりますが、
すでに畑の大根を全てヤグラに干し終わった方もいます。


例年2月中旬までが干し大根の収穫時期となりますので、
残りが1ヶ月を切りました。

本当に今年はこれまでにない大根が減収となっていて、
転機になる一年になるかもしれません。


ご存知の通り、天日干し大根は12月から2月中旬以外では
湿度や温度の関係で収穫ができません。


今期が最終的にどのくらいの入荷になるのか
分かりませんが、すでに県外の同業者からは
販売休止や内容量の変更などの案内が出されていたり、
廃業を検討しているところもあると聞いています。


私たちキムラ漬物グループとして
愛知県で創業して70年以上沢庵漬けを
作り続けて来ることができました。


今後もこの食文化を後世に残すためにも
生産者さんの思いや苦労とともに
栽培状況の現状をお伝えしていきたいと
考えています。

引き続きの応援をよろしくお願いいたします。

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