kimiko_bokura

カリフォルニア在住マインドフルネスとコンパッションを学び実践する傍ら、執筆・翻訳・セミナーなど行なっています。 MBA、社)マインドフル・リーダーシップ・インスティテュート理事、CALMアプリインストラクター、東工大アドバイザーなど。自称ルーティン(習慣づくり)の鬼。

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カリフォルニア在住マインドフルネスとコンパッションを学び実践する傍ら、執筆・翻訳・セミナーなど行なっています。 MBA、社)マインドフル・リーダーシップ・インスティテュート理事、CALMアプリインストラクター、東工大アドバイザーなど。自称ルーティン(習慣づくり)の鬼。

最近の記事

青い鳥とカローラより安いベンツのこと

ベンツEクラスに乗ってます。 そしてタイトルにある通り、ごく普通のカローラより安いです。 今日の出だし、やな感じかもですが「カローラより安いベンツとの出会い」を今日は書いてみます。 4年ほど前、乗っていたのは夫のお古の20歳にもなるBMW。めっちゃ気に入っていました。マインドフルに運転すると、人馬一体ならぬ人車一体感がハンパないのです。 車は動けば良いと思っていた私が、お年寄りのこなれたBMWちゃんのおかげで車の楽しさを知ってしまったのです。 でもお別れは突然やって来まし

    • 起業家のための「圧倒的自分らしさ」という戦略

      起業するってめちゃ怖い 私は大学を卒業してからずっと、企業の仕組みの中で周りの人たちと力を合わせながら、女性として上を目指すんだ、と思っていました。そして自分で独立・起業するなんて、小心者の私にはそんな恐ろしいことはまったく向いていないしできない、と思っていました。 それが、アラフォー企業戦士だったときに、身も心もビジネスに打ち込んでも最終的には株主のため、というのに限界を感じてしま、ああもう続けられないかもと思った瞬間に何かが止まってしまったのです。 それで子供の頃から

      • A Perfect Day〜理想の1日・理想の人生〜

        東京からこんにちは! カリフォルニアから出張で、週末はGoogleで開発されたマインドフルネスとリーダーシップのSearch Inside Youselfというワークショップをさせていただきました。日本にこのプログラムを持ってきて早10年。講師としての私を育ててくれたプログラムでもあります。 そんな私が日々目指す「理想の1日」というのがあります。先日の朝の瞑想でも、それついて想いが湧いてきたのでnoteに記したいと思います。 私の理想の1日とは、「小学校の時の夏休みの1日」

        • 大きな選択を前に悩んでいるあなたへ 〜小心者の私がカリフォルニア移住できた理由〜

          カリフォルニアからこんにちは! 私はマインドフルネス、コンパッション、リーダーシップなどのプログラムを実施したり、翻訳も含めた書籍などコンテンツを作りをやっている者です。コーチングは特にしていないのですが、最近よく「ちょっとお話したいんですけど」とご連絡をいただくことが増えました。 それぞれ内容は控えさせていただきますが、ただ「お悩みと迷い」についてであることは共通です。 今の道(A)に残るのも辛すぎる、かといってさまざまな事情で別の道(B)にも進めないという板挟みにあって、

          うまくいかない時はいつも「私一人でやってる」と思い込んでる(「キミコの掟」爆誕)

          この1つ前のnoteで「もう闇と罪を言い訳にしたくない」と、思わぬかたちでちょっとかっこいいことを書いてしまいました。 し、 か、 し、 実際のところ、振り返れば赤面するような思い違いや、思い上がりをすることもある、というかむしろそっちの方が多いです。しょんぼり。 もういい大人なんだから(というかアラ還である)しかもマインドフルネスとかお伝えしてるんだから、そんなハズいパターンも認識して、冷静に本当の状態を理解しようよ、と思います。その戒めも込めて、今回言語化して残してみま

          うまくいかない時はいつも「私一人でやってる」と思い込んでる(「キミコの掟」爆誕)

          韓国と日本出張で感じたこと(もう闇と罪を言い訳にしたくない)

          6都市2週間強の韓国と日本への出張を終え、カリフォルニアに戻った。華やかな大都会ソウル、山々の緑が美しい釜山、韓国のハワイ(沖縄?)済州島、老母との岡山での時間、親友や先輩と話した東京、建長寺で志を確認した鎌倉。たくさんの異なる景色を見て、百人を超える人たちと出会い、いろんな経験をさせていただき、さて今私の中に残っているのは何か、かなり無理矢理だがまとめてみよう。 無理矢理といったものの、一貫して一筋の糸のように繋がった気づきもある。それは人間として生きていくとは、あらゆる意

          韓国と日本出張で感じたこと(もう闇と罪を言い訳にしたくない)

          陰キャ代表ユヴァル・ノア・ハラリとヨーダに最も近い人類ジョン・カバット・ジンがAIについて話してた

          ユヴァル・ノア・ハラリ、言わずと知れた世界中でベストセラーとなった『サピエンス全史』を書いた歴史学者だ。 イスラエル人xゴエンカ式ヴィパッサナー瞑想実践者xゲイで同性婚をしていることも公表している。多分相当なマイノリティではないだろうか。 そんな彼が、世界的に有名なオピニオンリーダーとなり、日本でもNHKとかすっかりメジャーなメディアで取り上げられている。 毎日2時間も瞑想している。そうしないと、まともな仕事や生活ができない、と本人は語る。先日も水が出なくなって、水道屋さんに

          陰キャ代表ユヴァル・ノア・ハラリとヨーダに最も近い人類ジョン・カバット・ジンがAIについて話してた

          歩き続けるために、とことん食事に向き合ってみた(Part1)

          今回のnoteは、実はマインドフルネス以外で私が多くの方にお伝えしたかったことの一つ、筋骨格系の健康についてです。 膝と股関節合わせて、日本では1500万人もの方が変形性関節症で難儀しておられ、歩けなくなる理由の第一位で、私自身も長年患者としてつきあっています。 改善法はたくさんあって、自分に合った方法も見つけられるはずなのに、「歳のせい」「遺伝」「どうしていいかわからない」と何も手を打たないのはもったいなさすぎるーーという思いで、まずは食事について書いてみました。 ずっと

          歩き続けるために、とことん食事に向き合ってみた(Part1)

          自信なんていらないんじゃないか説

          デフォルトで自信がありません カリフォルニアから今日は!木蔵(ぼくら)シャフェ君子です。 いきなりですが私はデフォルトで自信がありません。自信がないーーこれが通常モードです。 20代30代は「もっと自信を持ちたい、持たなきゃ」と思い、「自信が持てるような魅力的な自分になりたい」と思っていた私ですが、月日が経ってもその日は結局巡ってきませんでした。 でもそれよりもいいもの見つけたよ、ということについて今日はお伝えしたいと思います。  20代30代は「自信」を追いかけ、自信の

          自信なんていらないんじゃないか説

          人付き合いで出し惜しみしていいこと vs. 惜しみなく与えていいこと

          16日間の日本出張を無事終えて、サンタクルーズに戻りました。 岡山→東京→鎌倉→大阪→福岡と、今回の帰国中は、年齢も分野も異なる約125人の方々とお会いでき、気力、体力もキープできたうえに、多くを受け取り、とても幸せな時間でした。 しかし、今までは必ずしもそうではなく、どこかに残る疲労感にもやもやしていたのです。 今回、やっと人との繋がり方を今まで誤っていたということに気づき、これからどう向き合うかの洞察を得られたので、今日はそれついて書いてみたいと思います。 幸福の基盤と

          人付き合いで出し惜しみしていいこと vs. 惜しみなく与えていいこと

          【書くマインドフルネス】2023年折り返し地点のジャーナリング

          あっという間に2023年もちょうど真ん中の今、6ヶ月間の振り返りをジャーナリングでしてみませんか? 2023年の年末には、「いや〜、2023年すごく良い年だった。いろいろあったけど、自分なりに納得して次の年に進める。」と言えるきっかけとなるかもしれません。(ジャーナリングに馴染みのある方は、次のセクションを飛ばして「やってみよう!2023年前半の振り返り」へお進みください) 書くマインドフルネス・ジャーナリングとは マインドフルネスとは、感じていること、思っていることをあ

          【書くマインドフルネス】2023年折り返し地点のジャーナリング

          Non-Self Compassionワークショップレポート〜「セルフ・コンパッション」の「セルフ」とは何?なぜ入れる必要があったか?〜(後半)

          前半では、 1. 初期仏教におけるセルフ・コンパッション 2.そもそも自己(Self)って何? 3.自己(Self)が私たちの人生をこじらせる について私見を含めたレポートをお伝えし、「わたしという実体がないなら、セルフ・コンパッションのセルフって入れるのはおかしいんじゃない?」という元も子もない結論になりそうだったのですが、後半いってみよう! 実体としての「わたし」はない。そうは言っても、、、 ここまでの流れだと、仏教的に「わたし」とはいないのだから、苦しみの原因である

          Non-Self Compassionワークショップレポート〜「セルフ・コンパッション」の「セルフ」とは何?なぜ入れる必要があったか?〜(後半)

          Non-Self Compassionワークショップ参加レポート〜「セルフ・コンパッション」の「セルフ」とは何?なぜ入れる必要があったか?(前半)〜

          タイトルだけで参加決定!「Non-Self Compassion Workshop」 突然ですが、セルフ・コンパッションの「セルフ」って、気になりません?モヤモヤするのは私だけでしょうか? 「セルフ」ってわざわざつけると、自分に注目しすぎてエゴを強化してしまわない?「私がこんなにがんばっている」「私は可哀そう、よしよし」って自分に注目することが、根本的な問題の解決にはならないのでは? そんな折、クリス・ガーマー博士(心理学)と仏教学者のアンドリュー・オレンズキー博士によるオ

          Non-Self Compassionワークショップ参加レポート〜「セルフ・コンパッション」の「セルフ」とは何?なぜ入れる必要があったか?(前半)〜

          note始めましたー呼吸をお手本にインプットしたらアウトプット

          超小心者であることを除いては心身ともに丈夫な私ですが、生まれた時から全ての命あるものに確実にやって来る老いと死。その準備として何ができるか考えた時、後悔なく生き尽くすことしかないんじゃないかと。私の場合生き尽くすとは、最後まで好奇心を持って自分なりに学び、学んだことを実践(=実験)していくこと、と思っています。 そして、気づきや学びを身につけていくには、言語化しアウトプットすることが一番有効、と樺沢紫苑先生もおっしゃってたし、呼吸と同じように、インプットしてはアウトプットする

          note始めましたー呼吸をお手本にインプットしたらアウトプット