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A Perfect Day〜理想の1日・理想の人生〜

東京からこんにちは!
カリフォルニアから出張で、週末はGoogleで開発されたマインドフルネスとリーダーシップのSearch Inside Youselfというワークショップをさせていただきました。日本にこのプログラムを持ってきて早10年。講師としての私を育ててくれたプログラムでもあります。
そんな私が日々目指す「理想の1日」というのがあります。先日の朝の瞑想でも、それついて想いが湧いてきたのでnoteに記したいと思います。

私の理想の1日とは、「小学校の時の夏休みの1日」です。
それはこんな感じ:なんとか朝早く起きて、眠い目を擦りながらラジオ体操をしてたら元気になって、夏休みの宿題を汗をかきながらすごい集中力でやって(1日も早く終えて遊びたいから)、その日一番の真剣度で1本のキリンレモンを兄と2人できっちり等分にコップに分けて飲んで(ちょっとでも差があると喧嘩になるから)、小学校のプールで水泳の特訓に行ってこんがり真っ黒に日焼けして、大石堂のおばあちゃんが作ってくれる甘すぎずクリーミーすぎない素朴な味のソフトクリーム食べて、友達と遊んで、夜までにきっちり1日分の電池を使い切ってくたくたになって、布団に入った瞬間にコト切れたように寝る。
そして1本を兄と半分分けしたキリンレモンと、大石堂のソフトクリームは、その頃の私にとって世界で一番のご馳走でした。

そんなごく普通の子供の生活とも言える1日を思い出しながら、子供ってなんだかわかんないけど一生懸命の時間が多いなぁ、と思います。そして大人になった今気づくのは、小学生だった私を見守り安全な日々が送れるよう保護してくれた父と母のまなざしです。あんな風に過ごせたのも、親の愛や平和な環境に恵まれ、守られていたから。そう思った瞬間心に浮かんだのは、日々危険に晒され子供らしいこともさせてもらえず、大切な家族を亡くしたり、不安な夜を過ごしているたくさんの子供たちのこと。瞑想中でありながら感謝と苦しみの両方が混じった感情にしばらく涙を流しました。

私は本当に幸せだったのです。

人生に完璧はないというけれど、小学生だった私は完璧な時間を過ごしていたのです。父が亡くなる前の、ごく普通の、つましく人知れず暮らす田舎の家族。魚にとっての水のように、安全と保護が当たり前のこととして与えられていました。
そんな恵みのなかで、あの理想の1日を私は享受していたのです。

28階のホテルの窓から都会の景色と共に空がだんだんと朝日に照らされ、明るくなってきました。私はまた新たな1日を与えてもらった。

あれから大人になった私が、今またこうして子供時代の夏休みのような日々を安全に過ごせています。朝起きて、瞑想して運動してジャーナリングして仕事に打ち込めて、勉強もして、仲間やマシュー(夫)と楽しい時間も過ごせて、そして1日の終わりにはきっちり1日分の全てのエネルギーを使い切ってくたくたになって寝る。
That's my perfect day. 
そしてこの人生の時間は砂時計のように確実に最後の一粒に向かっているけれど、 こんな1日を粛々と重ねていく。
That's my perfect life.


今週末はついに、私の大切な師お二人を招いて、マインドフルリーダーの進化形について教えていただきます。11月9日、10日1日ずつでもご参加いただけます。

11月16日は福岡でビジョンとそれを現実化していくワークショップを行います。マインドフルネスとNLP(神経言語プログラミング)のメソッドを融合し、最高の2025年を引き寄せましょう。


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