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JW445 六つの社
【崇神経綸編】エピソード20 六つの社
第十代天皇、崇神天皇(すじんてんのう)の御世。
紀元前37年、皇紀624年(崇神天皇61)のある日のこと。
ここは、磯城瑞籬宮(しきのみずかき・のみや)。
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崇神天皇こと、御間城入彦五十瓊殖尊(みまきいりひこいにえ・のみこと)(以下、ミマキ)の元に、子供たちが参内(さんだい)していた。
すなわち、彦五十狭茅(ひこいさち)(以下、のまお)。
国方姫(くにかたひめ)(以下、ニカ)。
千千衝倭姫(ちちつくやまとひめ)(以下、チック)。
五十日鶴彦(いかつるひこ)(以下、イカッピ)。
倭彦(やまとひこ)である。
ミマキ「おお・・・。大后(おおきさき)の御間城姫(みまきひめ)こと『みぃ』ちゃんとの間に産まれた子供たちか・・・。如何(いかが)したのじゃ?」
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