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エッセイ集

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エッセイをまとめました。
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2024年8月の記事一覧

【エッセイ】未来(900)

【エッセイ】未来(900)

私などが思いを馳せた結果を発表するような命題でないのと同時に誰もが考えてしまうというか知能があれば大なり小なり考える命題。

「未来とは?」

Xでは「主語がデカすぎる」とかいうそもそもその主語がデカいダブルバインドのポストがある。それにしても未来もかなり大きな主語だ。

しかし、主語が曖昧であればあるほど内容を壮大にできる。

さて。

私たちは未来があると思い込んで生きている。身近な例では借金

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【エッセイ】コマ・カタルシス(1000)

【エッセイ】コマ・カタルシス(1000)

華村さんのこの記事へのオマージュ。

創作だったのですね。実話と思って読んでいました。

とてもいい作品です。

さて。

こちらは実話のカタルシスを。

小学校2年生の時コマ回し大会があった。手作りのコマを作って持って行き一番長く回った者が優勝だ。

ルールとして親の助けを借りないこと、というのがあったがそんなこと家のことなのでわからない。父が阪神タイガースの丸いメンコを一番上にして、その大きさ

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【エッセイ】無理だとか無駄だとかいった言葉は聞きあきたし、おれたちには関係ねえ(800)

【エッセイ】無理だとか無駄だとかいった言葉は聞きあきたし、おれたちには関係ねえ(800)

タイトルは大人気アドベンチャーアクション漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の主人公のセリフを拝借。

主人公・承太郎は最強の敵・DIOとの最後の戦闘で仲間2人と1匹を失っていた。彼は祖父を救うため、その血液を失った心臓を動かさなければならないという状況に陥っていた。救急車の中の救急隊と医師はそんなこと不可能だと狼狽え絶望する。

その時主人公が決めた少年漫画史上最もかっこいい台詞である。

「ジョジョの

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【エッセイ】私の好きな絵本(1000)

【エッセイ】私の好きな絵本(1000)

まちか先生の下記の記事へのオマージュ。

いい記事でした。

私の好きな絵本はこちら。ノルウェーの昔話。

「三びきのやぎのがらがらどん」マーシャ・ブラウン(福音館書店)

この絵本はジブリアニメ映画「となりのトトロ」中に出てくる。ご存知の方も多いと思う。

最近気づいたのだが。やぎのがらがらどんたちは小・中・大と3匹。トトロも同様。トトロ作中では山羊はメイちゃんの行手を阻む邪魔者として出演する。

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【エッセイ】正体がわかっても恐ろしいもの(1000)

【エッセイ】正体がわかっても恐ろしいもの(1000)

夜空を明るく照らす雷光。轟く雷鳴。きっと鬼が実在したらあんな風に鳴くのだろう。

しかし自分に直撃さえしなければこんなに美しいものはあまりない。

雷の正体は雲の中の水滴や氷など同士がぶつかって発生する静電気がたまって放電される自然現象というのを知らない現代人はほぼいない。*諸説あり

ただ、このような詳しい説明ができる人は生徒時代に理科のお勉強を興味を持ってしていた人くらいだろうが、電気ってこと

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【エッセイ】怪物(1000)

【エッセイ】怪物(1000)

漫画や映画などのフィクションには信じられないくらいに頭のいい架空の人物が登場する。

たとえば20世紀少年で有名な浦沢直樹先生のサスペンスアクション巨篇「MONSTER」に登場するヨハン・リーベルト。どんな人物かはググると出てくる(と思う。どこかの親切で暇なオタクが解説文を無料公開してくれているだろう)。

ちなみに巷に溢れるオンライン(noteは知らない)のうんこみたいな小説を読むくらいなら浦沢

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【エッセイ】ONE PIECE(700)

【エッセイ】ONE PIECE(700)

大人気漫画「ONE PIECE」は私が高校生の時の30年ほど前から連載していて、ギャグバトル漫画としては異例の長さと継続した人気の語るのもおこがましいくらいの漫画だ。

漫画やアニメの類をほとんど見ない父や尊敬する女友達まで、詳細な内容を知らずともどんな漫画かはだいたい知っている。絵が上手く女性キャラは皆おっぱいが大きくて美人の。ヲタクにはたまらない漫画である。

さて、私も全部読んでないので詳し

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【エッセイ】街頭インタビュー(500)

【エッセイ】街頭インタビュー(500)

不可知論シリーズは小休止。

今日は現職の定休日水曜日にて、同僚と大阪随一の飲屋街の京橋で昼間っからお酒を飲むためにJRと京阪の隙間のたくさんの人が行き交う広場で待ち合わせで待っていた。

今日は岸田総理の自民党総裁選不出馬表明のニュースで読売新聞の号外が出ていた。すでにネットニュースで知っていたのでごみになるだけだったが一応受け取った。

なかなか同僚が見つからずウロウロしているとテレビ朝日のイ

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【エッセイ】不可知論 その③(1000)

【エッセイ】不可知論 その③(1000)

その① 、その②で本来の不可知論の考察から大きく脱線してしまった。

しかし、突拍子のないことを言ってはいない。

他人の気持ちは完全に理解することは不可能な事柄である。それに対して頭を使って少しでも近づくために。そして配偶子の交換相手を獲得するために。モテない男は最大限の努力をすべきである。

ニュートン力学は当時の限られた知識の集積で、アインシュタインの相対性理論を近似した努力の結晶だと何かで

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【エッセイ】不可知論 その②(1200)

【エッセイ】不可知論 その②(1200)

不可知論シリーズ第二弾。

不可知論について書いていたら、男女の観念の差の話になってしまった。

これを応用した女性を高確率で落とす方法がある。知りたい?

別に恋人や結婚相手を探すためだけの手段としてではない。身近な女性と良好な関係を築くために。無駄な感情のぶつかり合いを避けるために。テクニックとして既婚者でも十分役に立つ方法だ。

モテない男は配偶者を獲得するために頭を使うのだ。イケメンのそこ

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【エッセイ】不可知論 その①(1400)

【エッセイ】不可知論 その①(1400)

最近、めっきり投稿数が減ったみかんさんのnote🍊今日は久しぶりに読めて嬉しかった。

夕方の投稿を毎日読めていたあの頃が懐かしい。

でもみかんさんも公私共にお忙しそうなので仕方ない。

みかんさんの投稿が毎日読めてたあの頃はスペクタクルファンタジー大作映画「ロード・オブ・ザ・リング」に喩えると。冥王サウロンがその魔法の指輪の力で栄光に輝いていたあの時のようだ。遠い昔の栄光の日々を思い出す・・

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【エッセイ】中元返し(200)

【エッセイ】中元返し(200)

先日人生初の中元を贈ったと記事にした。

中元を贈られたらお返しをしなければならないらしい。立場が上の人間は下の人間から贈られたらそれよりも良いものを贈らなければならないそうだ。

ふと思った。ホワイトデーは倍返しが基本。それは歪なジェンダーの裏返しである。最も昨今のバレンタインデーは女性から男性への愛の告白の日ではなくなりつつあるそうだ。

ということで、とてもうまい、自分では買うことはまずない

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【エッセイ】栄光と情熱(1000)

【エッセイ】栄光と情熱(1000)

長女の大好きなちいかわの撮影会が、近くのイオンで催されるので、その整理券が配られる30分前の9時に着くように家を出た。

朝の日曜の道は空いていて、8:50には会場に着いたのだが。そこには黒山の人だかりが・・・。

予定の150組は裕に超えていそうな群衆だった。ちいかわを舐めていた。東京ばな奈ちいかわコラボの時にちいかわの人気の凄まじさを胸に刻んだはずなのに。案内のスタッフも「もう無理かもしれませ

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