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【エッセイ】無理だとか無駄だとかいった言葉は聞きあきたし、おれたちには関係ねえ(800)

タイトルは大人気アドベンチャーアクション漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の主人公のセリフを拝借。

主人公・承太郎は最強の敵・DIOとの最後の戦闘で仲間2人と1匹を失っていた。彼は祖父を救うため、その血液を失った心臓を動かさなければならないという状況に陥っていた。救急車の中の救急隊と医師はそんなこと不可能だと狼狽え絶望する。

その時主人公が決めた少年漫画史上最もかっこいい台詞である。

「ジョジョの奇妙な冒険28巻」

(中略)

今日は長女と出かけて喋ってた。

私のこれからしようと思っている創作についてただアイデアを出すだけの有益な時間。娘は私のアイデアを否定も肯定もしない。

私「俺たちやっぱクリエイターやな。こういう話を知り合いにすると絶対に無理と言われる。なぜお前が全世界の意見を代弁できるのか?今のその何もないくだらない状態でなぜ言えるのか?を問いたいね。」

娘「マジそれ。俺(長女の一人称)は小さい時からそういうこと言われ続けて何も出来んかったけどな。」

私「でも今したいこと見つけてるやん。」

娘「まあな。」

(中略)

私「King Gnuの白日ってすごい攻めてるよね。あれ、ちょっと間違ったらお笑いやで。男女のアナウンサーがふたりで真剣に歌ってる動画見たことあるけどコメディやったで、歌はうまかったのに。」

娘「あそこまで攻めんのはすごいよな。かっこいいと笑いの限界スレスレを責めてるよな。」

私「山登りで言ったらさ、足の幅だけしかない岳の頂上を歩いてるようなもんやで。ちょっとズレたら終わりや。山登りは足滑らせたら死ぬしかないけど創作活動は死ぬことはないな。炎上はあるけど。あ、俺一回炎上したけどめっちゃせめてやってたってことやんな?!」

娘「(笑)そうなんちゃう。」

何かに挑戦するというのは必ずリスクが伴う。

逆にいうとリスクを取っていないということは挑戦していないということと同義である。

私たちが耳を傾けるべき声は少ない。

いや、ひとつだけだ。

その声を見出した人は幸いである。






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