【エッセイ】ONE PIECE(700)
大人気漫画「ONE PIECE」は私が高校生の時の30年ほど前から連載していて、ギャグバトル漫画としては異例の長さと継続した人気の語るのもおこがましいくらいの漫画だ。
漫画やアニメの類をほとんど見ない父や尊敬する女友達まで、詳細な内容を知らずともどんな漫画かはだいたい知っている。絵が上手く女性キャラは皆おっぱいが大きくて美人の。ヲタクにはたまらない漫画である。
さて、私も全部読んでないので詳しくは知らないが何度かアニメを観たことはある。ONE PIECEを愛する方には申し訳ないが、つまみ食いの知識で私の好きなキャラはキャプテンクロだ。
まだ下の弟が小学生だったのでテレビアニメを夕食の食卓で観ていた。
キャプテンクロはウソップの幼馴染の病弱な少女カヤの敏腕執事クラハドールとして裕福な家庭の彼女の屋敷に潜伏していた。そこへルフィたちがやってきて、その正体を見破られ・・・と言う頭はキレるがプライドと自惚れが高いせいで詰めが甘く、将来の海賊王ルフィのレベルアップの踏み台にされるというストーリーが面白い。
クロの正体を作中で明かす時の描写が痺れる。
「来る日も来る日も血の気が多く騒ぐことしか能がないバカなお前らの相手をするのはウンザリだ。もっと効率よく金を稼ぐ方法を思いついた。」
と分厚い本をパタンと閉じ、部下の海賊たちにカヤの財産を乗っ取る計画を告げて船を降りる。その船長室の壁の本棚にはびっしりと本が並んでいる。
自分も将来あんな風にバカを操って金儲けしてみたいなーってほんの少しだけ思った。失礼。
読書中に次の行動に移る時、パタンと音をわざと立てんだよね、キャプテンクロや「ジョジョの奇妙な冒険」の同じく読書家として知られる宿敵DIOを思い出してさ(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾