Google社のCEOサンダー・ピチャイ氏の”ゴキブリ理論”とは何か?
Google社といえば、ラリー・ペイジ氏とセルゲイ・ブリン氏の革新的なアイデアによって設立された世界を代表する企業であるが、現在のGoogle社のCEOはサンダー・ピチャイ氏といって、インド出身の方であるらしい。
今日は、そのピチャイ氏がある場所でおこなったスピーチを紹介してみようと思う。どんな内容かというと、自己啓発のための「ゴキブリ理論」である。
この理論は、
こんな悩みを持つ方々に役に立つ。
↓↓↓
▶︎すぐにイライラしてしまう
▶︎子育てがうまくいかない
▶︎部下との接し方が分からない
▶︎ついすぐに人の粗探しをしてしまう
▶︎これらの癖を治したいと思っている
ゴキブリ理論は、苛立ちやパニック、ヒステリーをおさえて、冷静に物事に対処する「マインドフルネス」の考え方を教えてくれるものである。
●ゴキブリ理論
要は「とにかく落ち着け」である。
通常なら動揺したり、何らかの感情的な反応を引き起こしたりするような出来事があったときでも、自分自身を観察することが重要である。私たちの心がどのように反応するかに細心の注意を払うべきだ。
それから、ひと休みしよう。
反応があるからといって、すぐに行動する必要はない。一時停止し、行動せず、呼吸してみよう。
不合理な行動をとりたいという衝動が起こるのを見守り、そしてそれを手放せばいいのである。これには数秒で済むこともあるだろうし、その場から丁重に身を引き、自分をクールダウンさせてから対応すべき場合もある。
とにかくひと休み。
反応が無くなるのを観察する。
次に、最も知的で思いやりのある反応は何だろうか?と考えてみよう。
人間関係を保ち、教え、より良いチームやパートナーシップを築き、状況を改善し、自分自身を含め、すべての人を落ち着かせるために、何ができるだろうかと考えよう。
最初は、失敗するかもしれない。
でも、そのうち、この反応を見るようになり、うまくひと休みを取れるようになるはず。失敗しても気にしない。次からはもっと気をつけるようにすればいいだけ。
私たちがそのような反応を引き起こしたのは何が原因だったのかを記録しておき、また同じようなことが起こったときには注意を払うようにしよう。
心を配り、ひと呼吸おいてから、思慮深く、思いやりのある対応を考えてみよう。
私たちは飛んできたゴキブリに「反応」していないだろうか?冷静に落ち着いて、自分の心を見つめて「対応」することの重要性を教えてくれるのが、このゴキブリ理論である。
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