#185_ノイズが消えて、そうして初めて、向き合うべき心身が姿を現します。

ヨガでは、呼吸が深く長い状態を良しとします。

呼吸は、心身に緊張のようなノイズがあるときに、それに邪魔されて、浅く、短くなります。

呼吸を観察することで、それを邪魔するノイズが自分の中にあるかどうかを知ることが出来ます。

ノイズがあるとき、ヨガではそれを抑え込むことをしません。ノイズは、コップの水のさざなみのようなものなので、動くのをやめて静かになって、ゆったりと待っていると消えていきます。

ノイズが消えて、そうして初めて、向き合うべき心身が姿を現します。