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親友と起業するということ。

高校時代の親友と23歳で立ち上げたデザインブランドの話。クラファン総支援額9,000万円達成。そして「友達との起業は不仲になって終わる。」と言われた当時無名のデザインブランドが、…
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#デザイン

【後編】渋谷で2ヶ月間、直営店をやってみてわかったこと。

【後編】渋谷で2ヶ月間、直営店をやってみてわかったこと。

この記事には【前編】がございます。ぜひそちらもご覧ください。

渋谷の直営店「goyemon SHIBUYA」をオープンしてから、2ヶ月。goyemonの商品を購入できる場は、ここだけではなくなってきた。

というのも、ありがたいことにコラボブランドの店舗での販売、百貨店やセレクトショップでのPOP-UP開催により、各地でgoyemonの商品を販売させてもらっている。

POP-UPの開催費用や、

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【前編】渋谷で2ヶ月間、直営店をやってみてわかったこと。

【前編】渋谷で2ヶ月間、直営店をやってみてわかったこと。

今年の4月、僕たちgoyemonは渋谷に直営店をオープンした。
渋谷駅から徒歩15分ほどの落ち着いた雰囲気の場所で、週6日オープンしている。(定休日は月曜日)

今までリリースしたgoyemonの商品がずらりと並び、品切れしがちの「unda-雲駄-」も常に買うことのできる直営店。ブランドを立ち上げ7年、商品のラインナップが増え、生産も安定したからこそ常設の直営店を開くことができた。

しかし、直営

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goyemon流、モックアップ活用術。

goyemon流、モックアップ活用術。

goyemonでは、商品を7年間作り続けてきた。
商品をデザインする上で、モックアップ(模型や試作品、サンプルのこと)を作成することは必要不可欠である。むしろ、モックアップなしで良い商品は生まれないと思っている。

商品開発における、モックアップの用途は様々である。
サイズ感、使用感、色、テスト検証、などなど。

数えきれないほどのモックアップを作ってきたからこそ話せることを、今回のnoteでは書

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友人と起業、不仲説。

友人と起業、不仲説。

「goyemonって、喧嘩したことあるの?」
goyemonを立ち上げてから7年、これが最も多い質問である。
周囲から聞かれることもあるが、インタビューや取材でもこの手の質問は必ずと言っていいほど出てくる。

23歳で高校時代の同級生である大西 藍と共に、プロダクトデザインブランド「goyemon」を立ち上げてから7年、自分たちのアイデアを商品化し続けることで、クラファン総支援額8,200万を達成

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運がいいデザイナーがしていること。

運がいいデザイナーがしていること。

ブランドを立ち上げて7年、goyemonがここまで来れたのは僕たちの実力だけではない。
周りの方々からのサポートや、取引先、取材など、数多くの恩恵を受けることができたからである。
振り返ってみると、本当に “運” が良かったと思う。

はたして、このような “運” は、どのように舞い込んでくるのか。

「運がいい」は、◯◯と◯◯が重なった時。

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ファンを生むブランドは、商品と◯◯がセット。

ファンを生むブランドは、商品と◯◯がセット。

僕たちgoyemonはプロダクトデザインブランドであるため、生み出す商品の見た目や使いやすさを考慮してデザインを整えることは当たり前だと思って商品開発をしている。

狙っているターゲット層に対して、その層が求めている機能や見た目が網羅されている商品は「良いデザイン」である理由の一つだが、「良いデザイン」=「売れる商品」とは限らない。

良い商品なのに、売れない理由。

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リピート率80%超えの熱狂的なファンはここにいた

リピート率80%超えの熱狂的なファンはここにいた

goyemonは約5年間、自分たちで商品を作り販売している以上、お客さんからクレームをいただくことがある。

中にはあまりにも酷い言葉使いの内容もあるが、それでも僕たちは基本的に凹むことはしない。なぜなら、凹むよりもまず先にお客さんの対応を急がなくてはならないからである。

いただいたお問い合わせに対して、土日関係なく早急に返信し、状況を把握する。そして、必要に応じて工場や倉庫と連携し、解決策を探

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goyemon 〈エピソード0〉

goyemon 〈エピソード0〉

こんにちは、goyemonの武内 賢太(たけうち けんた)です。
まずは、このマガジンに訪れていただき、ありがとうございます。
自身に関する生い立ちや、「goyemon」の紹介に関してはプロフィール記事を無料公開していますので、ぜひご覧いただけると嬉しいです。

僕は、とある企業のプロダクトデザイナーとして商品企画を経験したのち、23歳で高校時代の同級生である大西 藍と共に、プロダクトデザインブラ

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