詩 : 発足(はったり)でも良いから
「発足(はったり)でも良いから」
発足でも いい男で
息巻いていた
後先なんかどうでも成るさと
タカを括って生きていた
若い怖いもの知らずの
熱光線のような若い頃
誰ふり構わず
嘘八百の大風呂敷を張る事が
自分の最大の防御と
力も知識もないのに粋がっていた
自ずとわかる奴には判る様で
すぐ見抜かれ
仲間意識でその場を誤魔化しやり過ごす
決まって目に入って
付いて来るのは野良猫か 野良犬が
話し相手に決まっていた
此処ではない筈と何処かで
落ち着ける場所を探すのがいつもの癖
だんだんその負けん気は
聞かなくなった年頃のようだと
悟り始めた。
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