「鬼」
街中で
自分と同じ匂いを感じる
鬼と対峙する
もしかして発した心は裏返し?
相手の思いを読めていた
つもりだったかもしれない
雑踏の中 すれ違う鬼の声
声が出しきれない
鬼ともすれ違う
私の勝手な疑念の先読みなのか
鬼に成り掛けそうになった
人間の姿をした人が
今日も
どこかで
ひと呼吸して
踏み留まり
深い思量の溜息を吐きながら
使いすぎた皮膚を鏡の前で
少しづつ剥がしていく
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