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一戸信哉の「のへメモ」

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「教養」より「実学」の新潟で、あえて「国際教養学科」を作る理由:一戸信哉の「のへメモ」 20250210

「教養」より「実学」の新潟で、あえて「国際教養学科」を作る理由:一戸信哉の「のへメモ」 20250210

(ヘッダー画像:三条市下田、吉ヶ平での撮影、2020年9月)

2025/2/7に発表された、敬和学園大学の新学科「国際教養学科」。これまでの3学科を統合し、6コースの選択肢を行き交いながら自由に学ぶ、新しい形のリベラルアーツを模索しています。今回、学科名となった「国際教養」。全国的に見れば、人気の学部が多くあるのですが、新潟の四年制大学では初めての学部・学科名称です。その意味を考えます(大学の公

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国際教養学科ができると、敬和の情報メディアはどう変わる?:一戸信哉の「のへメモ」 20250207

国際教養学科ができると、敬和の情報メディアはどう変わる?:一戸信哉の「のへメモ」 20250207

(ヘッダー画像は、北海道豊富町での取材の様子。「北海道・サロベツを切り拓く〜庄内からの戦後開拓〜」として映像作品になっています。)

三学科統合で「情報メディアコース」も進化する

敬和学園大学では、2026年4月に「国際教養学科」を新設することを発表しました(*設置構想中 設置計画は予定であり、内容に変更があり得ます)。これまでの英語文化コミュニケーション学科、国際文化学科、共生社会学科の3学科

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徐熙媛(大S)急逝、SOS時代のヒット曲『十分鐘的戀愛』を思い出す:一戸信哉の「のへメモ」 20250204

徐熙媛(大S)急逝、SOS時代のヒット曲『十分鐘的戀愛』を思い出す:一戸信哉の「のへメモ」 20250204

台湾の人気女優で「大S(バービィー・スー)」として知られる徐熙媛さんが、2025年2月3日、日本旅行中にインフルエンザから肺炎を併発し、48歳の若さで急逝されました。この訃報は台湾のみならず、中国本土やその他中華圏で大きく報じられ、多くのファンが悲しみに包まれています。

台湾での報道

台湾をはじめ、各国の中国語主要メディアは、徐熙媛さんの訃報を大々的に報じました。例えば、台湾のニュースメディア

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ビックカメラで再会、幼稚園の先生がApple修理担当に:一戸信哉の「のへメモ」 20250128

ビックカメラで再会、幼稚園の先生がApple修理担当に:一戸信哉の「のへメモ」 20250128

(画像はMidjourneyで作成)

先日、MacBookの不調で、ビックカメラ新潟のApple修理窓口を訪れました。
担当者がバックヤードでMacBookを確認している間に、別の男性スタッフが近づいてきて「◯◯ちゃんのお父さんですか?」と話しかけられました。驚いたことに、その方はムスメが幼稚園時代にお世話になった先生でした。

幼稚園では唯一の男性の先生で、運動会や節分の鬼役などで大活躍されて

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津軽弁がAIビートに乗る:一戸信哉の「のへメモ」 20250108

津軽弁がAIビートに乗る:一戸信哉の「のへメモ」 20250108

(画像はMidjourneyで作成)

皿を『うるか』さないで寝る。
朝起きたら車が雪で埋まっている。
雪をほろわずに家に入る。
ツルツルの路面なのにスニーカーで外に出る。

津軽の冬の情景が鮮明に浮かび上がる人も多いのではないでしょうか。津軽の日常をAIが音楽に落とし込んだら、一体どんな曲になるのか。YouTubeで見つけた『津軽弁なのにエッジが効いてる曲』は、まさにその答えのようでした。

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学生と県警のコラボで実現!闇バイト防止啓発動画:一戸信哉の「のへメモ」 20241227-2

学生と県警のコラボで実現!闇バイト防止啓発動画:一戸信哉の「のへメモ」 20241227-2

先日公開された新潟県警察サイバー犯罪対策課の啓発動画『STOP!闇バイト!』、もうご覧いただけましたでしょうか?この動画の制作には、『敬和キャンパスレポ』のMCや番組制作スタッフが、新潟県警のサイバーボランティアとして参加しています。

動画は以下のリンクからご覧いただけます。ぜひチェックしてみてください。

地域に根ざした活動を通じて、敬和学園大学の学生たちはこれからも社会に貢献し、その中で多く

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 Gugenka CEO三上さんがゲスト講義で語った「XR技術とその可能性」:一戸信哉の「のへメモ」 20241227

Gugenka CEO三上さんがゲスト講義で語った「XR技術とその可能性」:一戸信哉の「のへメモ」 20241227

2024年12月17日、敬和学園大学において、情報メディア・キャリア講演シリーズの第1回を開催しました。講師は、XR(AR/VR/MR)やAI技術を駆使して事業を展開する株式会社Gugenkaの三上昌史CEO。「現実世界とデジタル技術の融合」をテーマに、その可能性を熱く語ってくださいました(写真撮影は、番組MCの富田楓芽くん)

挑戦を続ける企業の姿勢

三上さんの話を通じて、新しい技術に挑戦する

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元MC宇賀田さん制作「新潟ブルース」映像作品公開!:一戸信哉の「のへメモ」 20241223

元MC宇賀田さん制作「新潟ブルース」映像作品公開!:一戸信哉の「のへメモ」 20241223

敬和学園大学のYouTubeチャンネルで、ドキュメンタリー映像作品「新潟ブルースを作った兄弟~山岸兄弟~」が公開されました。この作品は、2023年度に、敬和キャンパスレポの元MCである宇賀田さんが手がけたものです。

「新潟ブルース」は、1967年(昭和42年)、美川憲一さんや黒沢明とロス・プリモスによって大ヒットした曲です(大学から公開したバージョンでは、現3年の川上くんが自作した音源で、新潟ブ

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粟島で出会う、驚きの刺し身盛り:一戸信哉の「のへメモ」 20241116

粟島で出会う、驚きの刺し身盛り:一戸信哉の「のへメモ」 20241116

ふるさと納税と粟島の魚ビジネス

2024/11/15の放送聞いていただきありがとうございました。粟島出身の本保輝紀さんのお話、特にふるさと納税とこれに関連するビジネスの動きについてのお話、学生たちは興味津々でした。

粟島の魚、新潟・古町でも味わえる?

粟島の新鮮な魚のお話も興味深く、本保さんが関わっていらっしゃる、粟島の魚直送の炉端焼きの店が、古町にあることもわかりましたので、ぜひ訪れてみた

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地域の魅力を深掘りする学生たち – 新発田まつり特集を終えて:一戸信哉の「のへメモ」 20241109

地域の魅力を深掘りする学生たち – 新発田まつり特集を終えて:一戸信哉の「のへメモ」 20241109

2024/11/8、「敬和キャンパスレポ」おききいただきありがとうございました。新発田まつり解説の第一人者である阿部聡さんをお招きして、新発田の歴史と文化に深く触れる貴重な特集を放送できました。この特集は、以前から実現したいと思っていた内容です。

Vol.266 町内ごとに台輪が違う!ラジオ中継で知った新発田まつりの魅力:敬和キャンパスレポ 20241108|敬和キャンパスレポ

新発田まつり特

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ちあきなおみ「ドラマチック歌謡」三部作「喝采」「劇場」「夜間飛行」:一戸信哉の「のへメモ」 20241101

ちあきなおみ「ドラマチック歌謡」三部作「喝采」「劇場」「夜間飛行」:一戸信哉の「のへメモ」 20241101

2024年11月1日の「ちあきなおみ特集」をお聞きいただきありがとうございました。

「敬和キャンパスレポ」は基本的に一ヶ月前に事前収録を行っています。特に夏休み中は学生が大学にいないため、収録が難しく、今回のようなプレイリスト企画を用意することが多くなります。もともと「年の差プレイリスト」シリーズも、コロナ禍で学生が集まれない時期に生まれた工夫のひとつです。

現役学生にとって、ちあきなおみさん

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佐渡島の朝鮮人労働者の足跡をどう記録するか?:一戸信哉の「のへメモ」 20241018

佐渡島の朝鮮人労働者の足跡をどう記録するか?:一戸信哉の「のへメモ」 20241018

2024年10月18日放送、「Vol.263 佐渡鉱山の朝鮮人労働者に関する取材を振り返る」、お聞きいただきありがとうございました。

2024年に「佐渡島の金山」が世界文化遺産に登録されたことにより、再びその歴史的意義が注目されています。特に、戦時中に朝鮮人労働者が過酷な労働条件下で働かされていた事実は、忘れてはならない重要なテーマの一つで、それ自体が「遺産」として保護されるべき「影」の部分かと

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高校時代の思い出が蘇る!弘前高校『弘高ねぷた』の伝統と深い意味:一戸信哉の「のへメモ」 20241017

高校時代の思い出が蘇る!弘前高校『弘高ねぷた』の伝統と深い意味:一戸信哉の「のへメモ」 20241017

(写真は、2024年8月の弘前ねぷた)

9月20日放送の敬和キャンパスレポでは、高校生や保護者の皆さんにうかがった「高校生活の思い出」をお届けしました。オープンキャンパスの場で、お話ししてくださった皆さんありがとうございました。

保護者の皆さんのお話をうかがいながら、自分の高校時代も思い出そうとしましたが、勉強や通学など、これといった記憶は浮かんできません。しかし、弘前まで五能線というローカル

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稚内の天国のような夕日:一戸信哉の「のへメモ」 20241012-2

稚内の天国のような夕日:一戸信哉の「のへメモ」 20241012-2

2024/10/4の放送、Vol.261 感動の『輝く』刺身と岬の夕日、聞いていただきありがとうございました。話題に出ていた内容を写真で紹介する記事、2つ目は、稚内の「天国のような」夕日です(まりやさんの表現から)。

夕日の美しい「白い道」ほかにも、夕日の美しさも話題に出ていました。宗谷丘陵に作られた「白い道」。昨年もきていたのですが、今年は特に天気に恵まれて、タイミングもよく、絶景を眺めること

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