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なむなむポッケ~念仏を数えよう

聞けば何でも教えてくれる
なむなむポッケが始まるよ


念仏をお称えしていますか?

10分間の念仏だと、
何回くらい称えられると思いますか?

数多く称える方がよい
といわれるお念仏ですが、

自分がいったい何回くらい
称えたのかが気になります。

法然上人は、一日に六万回
称えるのが、日課だったそうです。

念仏の回数を数えるには
数珠を使います。

数珠の歴史をたどってみると
仏教以前から、お祈りの回数を
数えるのに使われていた
という説があります。

数珠はもともと数を数える
カウンターだったのですね。

仏教の数珠は、玉の数が108個
というのが基本です。
煩悩の数ですね。

煩悩を一つ一つ思いながら、
煩悩が無くなるように祈るために
数珠はあるのです。

浄土宗では、二連数珠を使います。
数珠の輪が二重になっています。

一つの輪には、同じ大きさの玉
もう一つは、大小の玉が
交互に組み合わされています。

同じ大きさの玉が27個
または、大小の玉の方の
大きな球が27個になっています。

27個は108の四分の一ですね。
もう一方の輪の玉数と
掛け算すると、1080または540
となります。

数珠には2本の房があり、
一方には10個の平たい玉がついています。
1080は約千回として
平たい玉を一つずつずらしていくと
約1万回称えたことになります。

さらに、もう一方の房には
玉が6個ついていますから、
6万回まで数えることができるのです。

540の場合は、3万回となります。

慣れないと扱いが難しいですが
毎日称えていると
うまく扱えるようになります。

さて、最初の問題です。
10分間に称えられる念仏の数は、
何回くらいでしょうか?

答えは
約400回です。

1日10分でも、
1年間に146,000回となります。

継続は力なり!

なむなむポッケでした。

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