KEIRIN MAGAZINE

競輪、トラックサイクリングその他の自転車競技を取材、報道しています。

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第66回競輪祭&第2回女子王座戦 3日目レポ 第2回競輪祭女子王座戦は佐藤水菜の優勝!

佐藤水菜選手、優勝おめでとうごさいます! 第2回競輪祭女子王座戦決勝は、打鐘で大きくけん制が入って車間が伸びたところから、前を取った太田りゆと梅川風子の先行争いからスタートし、先行する太田を佐藤水菜が捉えて優勝となりました。 勝った佐藤は強いですが、2着に残った太田が強い。梅川と先行争いして2着ですからね。 2025年のガールスケイリン勢力図を大きく変えそうですね。 第2回競輪祭女子王座戦決勝レース この結果をもって ガールズグランプリ2024出場選手が決定児玉碧衣

    • 第66回競輪祭&第2回女子王座戦 2日目レポ

      競輪祭2日目 起死回生もあり、タイトル奪取のための走り、プライドを懸けた結果など、どのレースも見ごたえがある二日目でした。 特に5レースの山口拳矢はレース後、敢闘門には自力で戻れず、顔見せもあり押されて戻ったのが印象的でした。戻ってからも完全にぶっ倒れていました。 そして、8レースの脇本雄太の起死回生の競走は凄かったですね。届くとは思わなかった強さでした。 第2回競輪祭女子王座戦は決勝メンバーが出そろいましたね。11レースの久米詩の1着が印象に残りました。 3日目の決勝戦が俄

      • 第66回競輪祭&第2回女子王座戦 初日レポート

        2024年最後のGI。競輪の日程が変わらなければ、競輪祭は毎年最後のGIになるわけですが(過去には経緯、伝統、発祥記念を全無視して競輪界は日程を変えたこともあるのでね)、ここで盛り上がらんでどうする!という今年は世界選で男女ケイリンで世界チャンピオンになった佐藤水菜、山崎賢人、そしてスクラッチ世界チャンピオンの窪木一茂が参戦。 世界チャンピオンが3選手もいる競輪祭になりました。 初日は、佐藤水菜がしっかり勝ってその存在を見せつけたレースでしたね。 因みに、スクラッチレースがわ

        • 第66回競輪祭&第2回女子王座戦 前検日レポート

          大坂・関西万博協賛 第66回朝日新聞社杯 競輪祭(GI)&第2回競輪祭女子王座戦(GI)が開催されます! 地元選手たち

          3世界チャンピオンの揃い踏みなんだけど。喉元過ぎれば…としか思えない。あえて書きます。「第66回競輪祭はもう絶対にない開催になるかもしれない」ってなんで宣伝しないの?現世界チャンピオンが3名も出場するGIは競輪史上初めてでしょう。それも現役の男子、女子のケイリン世界チャンピオンが出場するGIなんて。さらにスクラッチの世界チャンピオンも出場するんだからさ。

          我々(KEIRIN MAGAZINE編集部)が競輪を取材し始めて32年(トラック自転車競技の世界大会を取材し始めて23年)。競輪の絶頂期直後からスタートし最低期を経て現在に至るのでありますが、最低期にどうすれば競輪が売り上げアップに繋がるか、当時の関係者の方々は相当苦労していました。 関係団体の人員削減、選手削減、賞金関係の削減、選手手当の削減を実行。ありとあらゆる施策を敢行し競輪の存続の道を探り続けました。 しかし売り上げは下げ止まらず、起死回生を何とか願う状況の中で、更に

          3世界チャンピオンの揃い踏みなんだけど。喉元過ぎれば…としか思えない。あえて書きます。「第66回競輪祭はもう絶対にない開催になるかもしれない」ってなんで宣伝しないの?現世界チャンピオンが3名も出場するGIは競輪史上初めてでしょう。それも現役の男子、女子のケイリン世界チャンピオンが出場するGIなんて。さらにスクラッチの世界チャンピオンも出場するんだからさ。

          四日市競輪開設73周年記念 泗水杯争奪戦(GIII)&ルーキーシリーズ2024プラス 最終日レポート

          ルーキーシリーズ2024プラスは山崎歩夢選手が優勝しました。 デビュー戦で早期追い抜きでここまで走れなかった山崎選手、しかし、その間もしっかり練習に励んでいたそうです。 それを今日はしっかり発揮してくれました。 佐藤慎太郎選手をはじめ、福島の先輩たちも『歩夢は強い』と太鼓判を押していました。 決勝戦は中野慎詞選手が先行し、捲ってくる寺崎浩平選手に合わせて、新山響平選手が番手から捲って優勝を決めました。2020年の玉野以来のGIII優勝、そしてSSになってからの初優勝になるそ

          四日市競輪開設73周年記念 泗水杯争奪戦(GIII)&ルーキーシリーズ2024プラス 最終日レポート

          四日市競輪開設73周年記念 泗水杯争奪戦(GIII)&ルーキーシリーズ2024プラス 3日目レポート

          強力な自力選手がそろった決勝戦も楽しみですね。 中野慎詞選手に新山響平選手がつく北日本ラインに、寺崎浩平選手、伊藤旭選手がどう動くかワクワクの一戦になりそうです。 そして、3レースにはラストのルーキーシリーズ2024プラスが行われますので、そちらもお楽しみに! ■7レース 昨日、眞杉匠選手が残してくれた言葉に発奮して1着の吉田有希 フォーリンポーズ ■10レース ●1着の寺崎浩平 「他のラインに見てやりづらかったけど、昨日は仕掛けられなかったので、仕掛けようと思いました。

          四日市競輪開設73周年記念 泗水杯争奪戦(GIII)&ルーキーシリーズ2024プラス 3日目レポート

          防府競輪開設75周年記念競輪 周防国府杯争奪戦(GIII)&ルーキーシリーズ2024プラス  最終日レポ

          ルーキーシリーズ2024プラスは仲澤春香選手が力で押し切って優勝を決めました。 目標はGIで優勝できる選手と話していた仲澤選手、来年の活躍が楽しみです! 決勝戦は前中団から捲って、松本貴治選手が3回目のGIII優勝を飾りました。 次はもっと満面の笑みの松本選手が見たいですね!! ■1レース ●1着の神山雄一郎 意欲にあふれるコメントがカッコよかったです 「今日は笠松(将太)君がかかっていたので、後ろで仕事しやすかったですね。ここはお客さんの声援は一段と多かったですね。なか

          防府競輪開設75周年記念競輪 周防国府杯争奪戦(GIII)&ルーキーシリーズ2024プラス  最終日レポ

          防府競輪開設75周年記念競輪 周防国府杯争奪戦(GIII)&ルーキーシリーズ2024プラス 3日目レポート

          12レースは、いたるところで「裕友ぉー!!」とすごい大応援でした。 そして、レース後は「海也、ありがとう。明日も裕友も桑原さんも頑張れー!」って、この身内的なあたたかい声援にぐっときました。 清水裕友選手が前人未踏の地元記念7連覇に向けて、あと1勝まで迫りましたね! 最終日も大大大声援で後押ししてください! また、最終日6レースにはルーキーシリーズ2024プラスもありますので、そちらもお楽しみに! ■10レース ●1着の武藤龍生 「昨日は昨日で拓矢のいい走りでしたし、今

          防府競輪開設75周年記念競輪 周防国府杯争奪戦(GIII)&ルーキーシリーズ2024プラス 3日目レポート

          京王閣競輪開設75周年記念 ゴールドカップレース(GIII)&ルーキーシリーズ2024プラス 最終日レポ

          ルーキーシリーズ2024プラスは、森田一郎選手が優勝! 「同期の中で一番にS級にあがったんで負けられない」の言葉通りに結果を残しました。今後もS級での走りも頑張ってほしいですね。 決勝戦は犬伏湧也選手がバック9番手から捲り追い込んで優勝を決めました。 これが終わるとついに運命の11月…、最後の熾烈な賞金争い、競輪祭の行方にワクワクしますね! ■6レース ルーキーシリーズ2024プラス ●優勝の森田一郎 「今日はしっかり勝つレースをしました。内に包まれたのは予想外でした

          京王閣競輪開設75周年記念 ゴールドカップレース(GIII)&ルーキーシリーズ2024プラス 最終日レポ

          京王閣競輪開設75周年記念 ゴールドカップレース(GIII)&ルーキーシリーズ2024プラス 3日目レポート

          好メンバーがそろった京王閣GIII、準決勝が行われました。 ハードなメンバーを勝ち抜いてきた9名、ひとクセふたクセもある面々がそろいましたね。隙のないレースになりそうでワクワクですね。 125期の有望選手がそろい、最終日6レースに『ルーキーシリーズ2024プラス』が行われますので、そちらもお楽しみに!! ■10レース ●1着の小林泰正 「犬伏を後ろに置いてっていう作戦だったんです。犬伏君がすかさず来て、あのスピードなら松浦さんを飛ばして、(河合)佑弥を迎え入れようと思った

          京王閣競輪開設75周年記念 ゴールドカップレース(GIII)&ルーキーシリーズ2024プラス 3日目レポート

          第33回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)古性が優勝!

          昨年に続き、寛仁親王牌を古性優作選手が連覇しました。 ラインで決められなかったことが悔しかったそうですが、瞬時の判断の高さはさすが古性選手という走りでした。 念願のダブルグランドスラムにまた一つ近づいていますね。 ■12レース 決勝戦 ●優勝の古性優作 「寺崎(浩平)君も頑張ってくれたし、脇本(雄太)さんもすごい頑張ってくれたんですけど、相手もやっぱりすごく上手で、新山(響平)もすごかったし、郡司(浩平)君もすごかったので、なんかちょっと(優勝は)複雑な感じですね。(打鐘

          第33回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)古性が優勝!

          2024UCITrackCycling World Championships Ballerup 4日目 一番面白かったレースはコレ!

          レースで面白いというと選手に失礼だったりするのだが、本当に面白かったのが男子スプリント 1/4決勝のジェフリー・フォグランド(オランダ)とミハイル・ヤコブレフ(イスラエル)のレースでした。 まず1本目。スピードがあるミハイルに対してジェフリーがとった作戦が、スタート直後から一気にカマシて逃げ切りを図るというもの。 これはしっかり決まりました。 ま、普通は1回かまして成功すれば御の字のはずが… ジェフリー君やってくれました。 再発走がかかって、もう一回走ることになったのですが

          2024UCITrackCycling World Championships Ballerup 4日目 一番面白かったレースはコレ!

          第33回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI) 3日目レポート

          3日目は雨になりました。 風もかなりきつかったです。 雨の準決勝を勝ち上がり、面白いメンバーが決勝にそろいました! 1番車・古性優作 2番車・郡司浩平 3番車・新山響平 4番車・小原太樹 5番車・脇本雄太 6番車・河端朋之 7番車・渡部幸訓 8番車・佐々木悠葵 9番車・寺崎浩平 後方から一気に捲っていった脇本選手や寺崎選手に古性選手の近畿3車。 寺崎選手へ意識する新山選手、弥彦の相性抜群の渡部選手の北日本。 郡司選手と小原選手の南関。 昨年に続き親王牌優出の河端選手。 初

          第33回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI) 3日目レポート

          第33回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI) 2日目レポート

          10月とは思えない蒸し暑い1日だった2日目でした。 山崎賢人選手と窪木一茂選手のダブル金メダルやりましたね!! 弥彦でも2人の話題になってました。 2日目のメインレース・ローズカップは、脇本雄太選手が強かったですね。前を任せた寺崎浩平選手が苦しいとみるや、自ら踏んでいき、ぐいぐいとゴールまで踏んで行きました。 さて、準決勝は残念ながら雨予想ですが、その憂鬱を吹き飛ばす爽快なレースを期待したいですね。 ■6レース ●1着の犬伏湧也 「ちょっと仕掛けがワンテンポ遅かったで

          第33回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI) 2日目レポート

          第33回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI) 初日レポート

          寛仁親王牌が始まりました! 気持ちのいい秋晴れの中、激しいレースが繰り広げられましたね。 12レースの理事長杯、先行した菊池岳仁選手の番手の眞杉匠選手、捲ってきた脇本雄太選手をブロックして、しっかりと1着を取りました。自力だけじゃなく番手仕事もしっかりと魅せ、名実ともに関東のエースの貫録が増してきましたね。 11レースの古性優作選手の番手奪取の一撃もお見事でした。 2日目も好レースに期待しましょう! ■10レース 特別選抜予選 1着の寺崎浩平 「踏み合いなるのでいい位置か

          第33回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI) 初日レポート