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第66回競輪祭&第2回女子王座戦 2日目レポ
競輪祭2日目
起死回生もあり、タイトル奪取のための走り、プライドを懸けた結果など、どのレースも見ごたえがある二日目でした。
特に5レースの山口拳矢はレース後、敢闘門には自力で戻れず、顔見せもあり押されて戻ったのが印象的でした。戻ってからも完全にぶっ倒れていました。
そして、8レースの脇本雄太の起死回生の競走は凄かったですね。届くとは思わなかった強さでした。
第2回競輪祭女子王座戦は決勝メンバーが出そろいましたね。11レースの久米詩の1着が印象に残りました。
3日目の決勝戦が俄然楽しみになってきました。
3日目も是非、競輪祭をお楽しみください。
卓球なんかに負けないぞー!
第2回競輪祭女子王座戦 選抜
■1レース
●1着の小林莉子
「前々にいなきゃいけないと初日に痛感しました。みぽりん(太田美穂)が掛かっていたので、これを来れる選手はいないので、みぽりんと(山口)真未さんの勝負かなって落ち着いて見ていました」
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■2レース
●1着の飯田風音
「自分で行きたかったけど、熊谷(芽緯)さんが強かったですね」
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●2着の下条未悠
「自力選手としては物足りないけど、昨年よりもコースは見えているし、少しずつは成長しているので、そこを行ける脚をつけていきたいです」
第66回競輪祭一次予選1
■3レース
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●1着の河端朋之
「メンバーを見た時からきついなと思いました。阿部(将大)くんが車間が空いたのか空けているのかわからなくてちょっと様子を見ながらだったんですけど、寺崎(浩平)が仕掛けてきているのが見えたので、踏んだらまさかの前まで届いたっていう感じです」
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●2着の平原康多
「ついたことがなかったので、どのくらいの感じかわかんないし、余計に力んでついていましたね。多少の重さはあったけど、最低限のやるべきことはできたと思います」
●3着の北井佑季
「積極的なレースはできたと思うけど、ワンツーじゃないので要所要所の踏みが甘かったのかなと反省ですね。宮杯を獲ってから不甲斐ないレースが多かったので、最後のGIは頑張りたいと思います」
■4レース
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●1着の吉田拓矢
「小倉の内にいったあそこが勝負どころだったと思います。守澤(太志)さんがちょっと遅れていたので、松井(宏佑)さんにスイッチしたかったけど、小倉さんの牽制がすごかったので、守澤さんをいかせてよかったなと最終的に思いました。感触はあんまりですけど、車は進んでくれているので、ケアして頑張ります」
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●2着の山本伸一
「頭までいってもおかしくなかったのに、展開をものにできませんでした」
●3着の諸橋愛
「ラスト1周でアクシデントがあって、バック踏んでいたところで拓矢が踏まれてそこが悪かったです。バックで小倉(竜二)さんにやられて、オヤジ対決にやられました(笑)。」
■5レース
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●1着の山口拳矢
「犬伏(湧也)君の後ろは積極的に取りにいこうと話していました。あとはもう将太さんを信頼してました。苦しくて後ろを見る余裕はなかったですね。今日は気持ち的にも積極的なレースができたと思います」
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●2着の三谷将太
「先行してもいいという気持ちで走ってくれたんだと思います。そうじゃないとダメだと思いますしね。久々に強さを感じました」
●3着の新田祐大
「1コーナーで成田(和也)さんがスペース作ってくれたので、絶対に仕掛けようと思ってました。貫通してワンツーを決められなかったのは残念ですけど、それ以外はよかたっと思います」
■6レース
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●1着の深谷知広
「(山崎)賢人の来るのを見て、自分も踏み込んだけど、賢人がすごいダッシュで、すぐに並ばれてしまいました」
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●2着の渡部幸訓
「何度も連携しているので、深谷のスピード感もわかるし、あとは相手の動きに対応して離れないように着いていこうと思いました」
●3着の森田優弥
「すんなり8番手に引いたら終わりなので、臨機応変に動きました」
競輪祭一次予選2
■7レース
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●1着の松浦悠士
「小原(佑太)が来たとこ太我が上手いこと対応してくれましたね。あれだけ掛かる選手はそうはいないと思います。太我が初日に9着だったんで、今日はワンツーを決めるしかないって話はレース前にしていました。今日の太我が99点。あと1点は伸びしろということで。でも、今日は太我の成長を感じる一戦でしたね」
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●2着の町田太我
「小原さんが出て流したので、だったら、かぶる前にいこうと思って動きました。松浦さんさすがでしたね」
●3着の岡村潤
「調子は悪くないですね。ずっと自転車をいじってきたんで、今回は逆にセッティングいじらないです」
■8レース
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●1着の脇本雄太「初日の反省を活かして走ろうと思ったんですけど、後ろになってしまったので、もう一発狙っていきました。ちょっと感覚のずれがあるので、ケアして修正していきたいですね」
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●2着の山崎芳仁
「前取って、前々の作戦でした。(菅田)壱道が判断してくれました。一番脚を使ったワッキーが1着なんで、強いですね」
●3着の桑原大志
「打鐘では踏もうと思いました。取鳥(雄吾)がいいタイミングで行ってくれましたね。なんとかサポートしたかったけど、悔しいですね。脇本君がいつ来るのかという恐怖で車の出はイマイチでしたけど、取鳥の頑張りにつきます。今は、自分のことよりも、取鳥も勝ち上がれたかどうかが気になっている状態です」
■9レース
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●1着の眞杉匠
「自転車をいじって、周回練習の感じはよかったけど、顔見せとレースではおもかったので、また修正していきたいと思います。ダイヤモンドレースに乗れたのは大きいですね!」
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●2着の和田健太郎
「眞杉の踏み出しでおってなって、松本(貴治)君にジャマされて、きつかったですねー。眞杉が強かったです」
■10レース
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●1着の古性優作
「冷静すぎたかもしれないですね。感触は変わらずですね。(3コーナーは)普通に行きました」
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●2着の村上博幸
「古性なら行けるって安定感が違いますからね。3コーナーで浮いたら終わるので、しっかりついていけたと思います。自分の思う競輪は走れています。その分、力は消耗しますけどね」
●3着の園田匠
「(伊藤)颯馬が前に出てしっかりレースを作ってくれました」
第2回競輪祭女子王座戦 準決勝
■11レース
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●1着の久米詩
「初手で風子さんの後ろが取れたので追走に集中しようと思ってました。3コーナーでりゆさんが来るのが見えて、そこからしっかり踏めたのがよかたっと思います。決勝は自分の力を出し切ることに集中したいと思います」
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●2着の太田りゆ
「捲りにいったタイミングはもう外というよりも、人の後ろについて、あとはもう最後追い込み勝負に切り替えていきました。もちろんGI優勝は目標ですし、来年の競輪選手としての弾みになりますし、グランプリに出たいので、優勝を目指して頑張ります」
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●3着の梅川風子
「なるべく自分の距離に引き込みたいなと思って、ポジションがよくないのもあって、スピードの乗りがイマイチよくなかったです。チャレンジャーとして、今あるパフォーマンスをしっかり発揮したいなと思います」
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●4着でギリギリ勝ち上がりの石井貴子
「今日も何とか3着までと思っていたんですけど、全体的に仕掛けの遅いレースになってしまってそこにいただけみたいな感じになってしまったので、落ち着いてレースを見ていられなかったです。なんとか首の皮一枚みたいな勝ち上がりになったんですけど、決勝も悔いが残らないように入りたいと思います」
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■12レース
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●1着の佐藤水菜
「打鐘で石井さんのやる気を感じたので、そこはしっかり勝負しにいきました。今日も1着になれたことが奇跡なくらい當銘選手が強かったので、明日の優勝もチャンスを狙っていかないといけないと思うので、一生懸命にチャンスを見つけて走りたいと思います」
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●2着の當銘直美
「水菜が一番強い自力なので、後ろが取れたらしっかり追走しようと思いました。水菜の後ろを狙っている選手が多くて、目に入ってドキドキしたけど、しっかり着き切れて、ゴールまでまえで踏み切れたのでよかったです。久留米で決勝に乗れなくて悔しくて、他のGIは全部決勝に乗ってやるって思っていたので、決勝に乗れてよかったです。これも自分の力だけじゃなく、めげずに面倒を見てくれた舘(泰守)さんや名古屋の周りの選手たちのおかげです。パールの決勝は悔しかったので、何でもするつもりで頑張ります」
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●3着の尾崎睦
「石井(寛子)さんは考えていること一緒だろうし、入れて3番手になるんだったら入れないで、尾方(真生)さんが来なくても前で組み立てようと思いました。昨年は考える1年でしたが、そういう時に家族や師匠や練習仲間が支えてくれて、まだ行けるって背中を押してくださって、それでGIができて、競輪祭の決勝に乗れて、『またやれる』ってやる気の糸がつながった思い出深い大会でもあるので、明日も自分の力を信じて、組み立てをしっかり考えて臨みたいと思います」
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