
第33回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI) 3日目レポート
3日目は雨になりました。
風もかなりきつかったです。
雨の準決勝を勝ち上がり、面白いメンバーが決勝にそろいました!
1番車・古性優作
2番車・郡司浩平
3番車・新山響平
4番車・小原太樹
5番車・脇本雄太
6番車・河端朋之
7番車・渡部幸訓
8番車・佐々木悠葵
9番車・寺崎浩平
後方から一気に捲っていった脇本選手や寺崎選手に古性選手の近畿3車。
寺崎選手へ意識する新山選手、弥彦の相性抜群の渡部選手の北日本。
郡司選手と小原選手の南関。
昨年に続き親王牌優出の河端選手。
初GI決勝の佐々木選手。
どのラインも油断できなくてワクワクですね。
最終日の弥彦は寒くなりそうなので気を付けてください。
最終日も弥彦競輪場で楽しみましょう!
■10レース


●1着の寺崎浩平
「思っているより落ち着いていましたし、踏み出した時に『これはいける』って自信をもって踏みました。昨日、上手く回せなかった部分は回せるように意識して走りました。ちょっとGIは準決勝が壁になっていたので、まずは決勝に上がれてよかったです。決勝は自分のレースがしたいですね。世界選で(山崎)賢人さんが金メダルを獲ったの見て、すごい刺激になりましたし、自分もタイトル目指して、もっともっと上を目指していきたいと思います!」

●2着の小原太樹
「本当に深谷(知広)君のおかげです。最後はシビアな世界なんで、自分も出し切れるように外を踏ませてもらいました。決勝に乗れたのは嬉しいです。走るからにはやはりGI優勝を目指して頑張っているので、狙っていきたいです!」

●3着の新山響平
「雨はあんまり好きではないけど、先行すると軽かったので、苦手ではなかったです。山田(庸平)さんと深谷(知広)さんの動きが中団取りだったので、あとは寺崎の仕掛けだけ反応しようと思ってました。ペースを落として流したので、バックも向かい風だったし、ペースを上げられず出られてしまいました。あとはヨコにもっていくしかなかったけど、ちょっと危なかったですね。寺崎に負けたのがちょっと悔しいので、そこを意識しつつ、修正して決勝に臨みたいと思います」

■11レース


●1着の脇本雄太
「行けるかは半信半疑でしたけど、踏んだタイミングはしっかり迷いなく踏めたかなと思います。その分しっかり伸びたと思います。同県の寺崎くんも勝ち上がっていますし、決勝も頑張りたいと思います」

●2着の郡司浩平
「初手は想定外の位置になりました。脇本さんが見えて、清水がちょっと外持ち出したのも見えたので、ちょっとタテに踏み込んだら、思ったよりも早めに北井(佑季)さんと車間がつまっちゃって、それでちょっと引き出したのかなというのはあります。脇本さんよりも先に先着するには捲り追い込み気味に行かないとなので、そこをいかれるのはしょうがないですね。僕は、北井さんが2車でもしっかり主導権を取って強いレースをしてくれたおかげです。自転車の感触は今日が一番いいので、明日につながると思います。あとは体調を整えて、気持ち入れ直していきたいです」

●3着の河端朋之
「全て(清水)裕友君のおかげです! 3番手取れたんで、最高の展開だなって思ってました。裕友が「そのままでもよかったけど無理くりに仕掛けてくれて、僕にチャンスがある感じで、もっと僕がサポートできればなって思ったんですけど…、裕友と一緒に乗りたかったです。なかなかすっきりした形では勝ててないけど、身体の感じは悪くはないと思います」

■12レース


●1着の佐々木悠葵
「初めての決勝は嬉しいです。まずは昨日は集中力はなかったので、今日は集中して眞杉(匠)君についていきました。踏み合いになっちゃったので、ちょっとスピードが鈍っちゃって犬伏(湧也)が来ていたので、それで、外に踏ませてもらいました。今日は雨に濡れちゃったので、風邪ひかないようにしたいと思います。決勝は1人で集中して、頑張りたいと思います」

●2着の古性優作
「眞杉くんよりも早いタイミングで行けばラインで決められると思ったんですけど、眞杉君がかなり速いタイミングで来たのでちょっと対応できなかったですね。佐々木君を捌くかとも思ったんですけど、出切れるかわかんなくて、ちょっとどうしたらいいかわかんなかったですね。最後、自分のコースができてからは思い切り踏みました。共同通信社杯よりはよかったけど、思ったよりも疲れは抜けきれなかったので、できる限り対応して頑張りたいですね。ここはまだ1回しか優勝していないので、ダブルグランドスラムに向けて頑張りたいと思います」

●3着の渡部幸訓
「準決勝は難しいレースだったんですけど、松井(宏佑)君が頑張ってくれたので何とか3着に入ることができました。松井君の先行だと思ったところで眞杉君が来たので、そこで自分が張るべきか追走に集中するべきか判断を迷いました。松井君の踏み返しもすごかったし、自分もかぶってしまって、ちょっと佐々木君のところを張れずに、ちょっといっぱいなとこもありました。最後は自分のコースができたら踏んでみるだけ踏んでみようと思いました。最後は力振り絞ってハンドル投げたけど、3着に入れたと思いませんでした。ここの相性も抜群にいいし、ここに入ってから体調も上向いています」
