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デキる人ほど属人的。という罠#210
社会人4年目。まだまだ教えることよりも教わることの方が多い中で得た気づきです。
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■プレイヤーとして突出している人は、マネジメントがうまくいかない訳
「この人凄いし結果も出てるけど、イマイチ言いたいことが分からない」「本当にそれで結果でるのかな。この人がデキるだけなんじゃないのかな」
こんな感覚。特に、結果主義な営業職だと顕著なのではないでしょうか。
私自身、営業職としていろんな人に教わりながら育ちました。基本的に上にいる方々は結果を残されてきているので、とても勉強になります。ただ、どうしても行動に落とし込めない教えもありました。それは、突き抜けているトップ層の属人的な教えです。
直近の記事でも書きましたが、突き抜けている人はそもそもの考え方や発想が普通の人間とは違う。かつ、”突き抜け方”に一貫性もなく、オリジナリティが強い。つまり、「なんか凄いんだけど、それは真似できなくね。理解できねえ」といった状況になります。
こんな方のマネジメントを受けてそのまま真似してしまうと、良いところは真似できずその人の悪いところだけを切り取ったようなスキルとなります。結果、「凄い人の真似しているけど、噛み合っておらずむしろ出来ない人」が出来上がります。私自身、トップ営業の真似をしてお客さんの信頼を失いかけたことが何回かあります。
もちろん、トップ営業の教えが全て悪いわけではありません。基本的には学べることが多く、とても良いことだと思います。ただ、あくまで”属人的”である。ということを理解しながら、自分なりに解釈しなければなりません。
自分が理解できた部分だけ、取りこんでみれば良いと思います。素直な心で受け止めた先にある「これはおかしくね」の感覚はきっと間違っていません。
ニコラス
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