上総。

三重県松阪市を中心に近場をのんびり散歩してます。 熊野古道伊勢路を歩き切ることを目指して頑張ってます!

上総。

三重県松阪市を中心に近場をのんびり散歩してます。 熊野古道伊勢路を歩き切ることを目指して頑張ってます!

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熊野古道伊勢路を歩くday1#1

松阪駅からJRに乗って伊勢市駅まで行く。松阪から伊勢までは、近鉄とJRの列車が同じ駅同志で繋がっているが、多気駅を経由する参宮線の方が、なんとなく熊野古道を歩くには向いているのでは。と言った理由でJRを選択した。 この辺りのJR線は架線がない。いわゆる電車ではない。だからだろうか。南勢地区の知人は電車と呼ばす汽車と呼ぶ人が多い。 平日の昼間。乗客の少ない汽車に揺られての久しぶりの鉄道旅だ。 松阪から紀勢本線に乗り、10分足らずで多気に着く。ここから参宮線に乗り換え20分少々

    • 赤目四十八滝を歩く#1

      三重県の観光地の一つ。赤目四十八滝に行ってきました。 名張市の山間に位置し、忍者修行の地として売り出している昔からある観光名所だ。 30年以上も前に遠足で行ったこともあったが、当時はただただ滝を観るハイキングコースを歩くと言った可もなく不可もない場所だったが、近年忍者修行の里とか、幽玄の竹あかりなど映える観光地として生まれ変わっていた。 赤目町を流れる滝川の渓谷で、数々の滝が見られることから、赤目四十八滝と呼ばれている。 天然記念物のオオサンショウウオの生息地として知ら

      • ガンプラ製造記〜シャア専用ザク〜

        前回のZガンダムの作成から随分と経ってしまった。 巷では、RGモデルのガンダムVer2が発売され話題にもなっているが、Ver1のガンダムも作らずそのまま残っている。 Zガンダムの続きということで、黄金に輝く百式を作りたく探し歩いていたのだが、なかなか巡り会うことができず、とうとうRGシャア専用ザクに手を出してしまった。 シャア専用ザク。通称シャアザクは、言わずとしれたファーストガンダムの代表モビルスーツの一つで、通常のザクの3倍早く動くと言われ連邦軍を震撼させた恐ろしい機

        • 高野山へ行く#4

          金剛峯寺はお寺というより古くからある博物館のようなものだった。 中で拝観受付を済ませ、観覧ルートに沿って歩くと多くの広間が迎えてくれる。 おそらくはそのどれもが需要な儀式や法要などに使われたであろう立派な部屋なのだが、特に目を見張るのが襖絵だった。 襖に描かれた絵は、その一つ一つが丁寧な書き込みがされていて、さらには部屋を回ると、四季を感じられるようになっている。と、僕的には感じた。 高野山に来て多くの仏像を観たが、その仏像にも劣らぬ有名な絵師の手によって描かれていたの

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        熊野古道伊勢路を歩くday1#1

          高野山へ行く#3

          高野山での注目ポイントは大きく4つと考えている。もちろん個人的にだが。 大門と奥の院。金剛峯寺とここ大伽藍だ。 実際に行ってみると感じるが、中門から入る大伽藍とその先にある金剛峯寺が一括りにまとめられるのに違和感を感じるくらいたくさんのスポットが用意されている。 だから、あえて金剛峯寺と大伽藍を別で紹介する人が多い。 伽藍(がらん)とは、梵語の音訳で僧侶が修行する静粛清浄な場所を意味するらしい。ここ大伽藍は根本道場とされ、816年に弘法大師によって開創された由緒ある場所だ

          高野山へ行く#3

          高野山へ行く#2

          吉野川(紀の川)の横をドライブし、京奈和道へと進んだ。 京奈和道には無料区間があるらしく、私が乗った五条北ICから紀北かつらぎICまでは無料だった。 片道一車線の自動車道だが快適なドライブを楽しめた。 左側に見える山々の中に、目指す高野山があるのだろう。 紀北かつらぎICを降りると、じわりじわりと上り坂が続く。 高野山は、標高1000mの山々に囲まれた盆地に位置するらしいので、ここからは山に登るルートが続くのだろう。 途中、スカイツリーと同じ高さ。との書かれた看板があった。

          高野山へ行く#2

          高野山へ行く#1

          僕の通う会社には誕生日休暇なるものがあるが、なかなか誕生日当日に休むことなど出来なかった。 ただ今年は、休日出勤やら計画有給未取得などが重なって、上からのお達しで急遽9月6日(金)、平日の休みを貰える事となった。 けど、土日が出勤の僕の会社では、金曜日は週末であって週末ではないので、あまり嬉しくない休暇となった。 せっかくの休みだから何かをしたい。どこかに行きたいと言う欲望にとらわれ、特に下調べもせず、和歌山県の高野山へと向かうのだった。 高野山真言宗総本山の金剛峯寺をは

          高野山へ行く#1

          熊野古道伊勢路を歩く 番外編

          2024年5月20日。梅雨入り前の雨上がりの日。 熊野古道伊勢路のツヅラト峠を歩いたのはこの前の記事で紹介しました。 熊野古道伊勢路を歩くday6#1 あれから何度か、熊野古道を歩く機会があったものの、天候やら気温やらで中止になり今に至ってます。 9月に入ったら、気温の様子を見ながらマンボウの道の駅からその先へと進もうかと考えていた矢先に、残念な出来事が起こりました。 ツヅラト峠を歩く女性が、熊に襲われて大変な怪我を負ったそうです。とても他人事とは思えない残念な事故で

          熊野古道伊勢路を歩く 番外編

          地震除災。願いを込めたドライブ

          国道165号沿いに気になる看板を見つけた。 地震除災と書いてある。 8月10日。今日からお盆休みだ。 そして南海トラフ地震注意が発表されたお盆休みだ。 釣りに行こうかと計画をしていたが、海で遊ぶのはほんの少しだけ控えて、ドライブへの切り替えた。 ただ、どこへ行こう? と、計画を練り直している時にフッと思い出した。 青山峠を越えた先にこんな看板があることを。 家に居ても、エアコンの効いた部屋でダラダラ過ごすくらいなら、ドライブを兼ねて行ってみよう。と、松阪市から車を走らせた

          地震除災。願いを込めたドライブ

          松阪散歩〜古き街並みが並ぶ射和・中万を歩く

          7月2日。天気は曇りのち雨。 梅雨の時期は嫌だ。休みの度に雨予報で、出掛ける計画を立てでもすぐに変更、中止になる。 今朝も、熊野古道伊勢路を歩くつもりだったが雨予報で中止にした。 ただ、休日をダラダラ過ごすにはもつまたいない。 今にも雨がこぼれ落ちそうな重い空の下、射和町に向かってバスに乗った。 射和(いざわ)町とは、松阪市と多気町の間に流れる櫛田川沿いにある。国道42号を挟んで海側には中万(ちゅうま)町がある。 今日は、この辺りを軽く散策してみよう。 射和のバス停を降

          松阪散歩〜古き街並みが並ぶ射和・中万を歩く

          Mrs.GREEN APPLE ゼンジン未到とヴェルトラウムに行ってきた

          2024年7月7日七夕の日。天気は晴れ。灼熱の気温の中、神戸のノエビアスタジアム神戸へMrs.GREEN APPLEの『ゼンジン未到とヴェルトラウム〜銘銘編〜』へ行ってきました。 奥さんと子供の二人は事前にチケットを取れていたけど、僕は取れてなく最後の手段としてチケットぴあのアプリ抽選にかけ、一部見えない席という訳あり席が見事当選し参戦することができました。 駐車場はノエビアスタジアム隣の御崎公園駐車場を事前予約していたため、すんなり止めることができグッズもNARABUZ

          Mrs.GREEN APPLE ゼンジン未到とヴェルトラウムに行ってきた

          熊野古道伊勢路を歩くday6#5

          梅ヶ谷の駅から道の駅マンボウまでのルートを考えると3つある。以前歩いた荷坂峠を進むルートか今日来たツヅラト峠を戻るルートか。 そしてもう一つが国道42号線沿いを歩くルートだ。 僕の中で、今日来た道を戻る選択肢はない。荷坂峠へ向かおうかとも思ったが、体力を考えると距離優先の国道42号線沿いを歩くルートが1番短い。交通量が心配だが、サイクリングロードのマークもあるくらいだから歩道も整備されているだろうと考え、あえて景観よりも距離を優先した。 梅ヶ谷駅から荷坂トンネルまでは、4

          熊野古道伊勢路を歩くday6#5

          熊野古道伊勢路を歩くday6#4

          ツヅラト峠の登り口を越えてもすぐには歩きやすい道になるわけでもない。 しばらくは、木々に囲まれ川のせせらぎを楽しめる道が続く。途中、街中を歩く道と歩行者用の山道と別れるが、もちろん僕は山道を選んで進んだ。 ツヅラト峠の向こう側にはウグイスの鳴き声が山の奥から聞こえてきていたが、峠を越えるとウグイスの声は聞こえなくなる。代わりに違う小鳥の囀りが聞こえてはくるのだが、野鳥の知識がない僕にはその鳥の正体がわからなかった。 山道を越えると舗装された道が出てきた。 なんとなく今日

          熊野古道伊勢路を歩くday6#4

          熊野古道伊勢路を歩くday6#3

          荷坂峠が「そう」だったようにツヅラト峠も紀伊長島方面からの登り坂がキツかった。 おそらくは大台町から紀北町までの地形の特徴なのだろう。 大台町や大紀町は山間の中に広がる集落で、多くの清流が流れ込んだ景観の良い街並みだった。 一方、紀北町は太平洋を望む街で、魚町をはじめ海の特産物も多い港町だ。 大紀町から緩やかに登る山道りで、紀北町側は海へ向かって一気に降るようだ。 だから紀宝町(志子)側から登るのはとても大変なのだ。 両手のストックを駆使して段差がある岩を登り、前日の雨

          熊野古道伊勢路を歩くday6#3

          熊野古道伊勢路を歩くday6#2

          大内山川上流の栃古集落から標高350mの志子集落へ向かう峠をツヅラト峠と言う。 江戸時代に入ってから新しい荷坂峠ができるまでの間、ここが本街道として伊勢路の最短コースとして使われていた。 今日、ツヅラト峠にようやく辿り着いた。志子側の入り口だ。 ここからはしばらく山登りの道が続く。 ツヅラト峠登り口の碑を越えるといきなりのつづら折れの道が出迎える。山を見上げてニヤける余裕が、ここまではまだあった。 その後いきなり峠の洗礼を受けることになるとは知らずに。 ツヅラト峠入って

          熊野古道伊勢路を歩くday6#2

          熊野古道伊勢路を歩くday6#1

          計画を建てるという事は重要だと改めて認識した。 このところ月曜日の天気ばかり気になっている。 仕事柄土日出勤が多く、決まった休みは月曜日だから毎週月曜日の天気が気になるのは仕方がなかった。 土日は好天に恵まれて月曜日になると雨模様が続いていたが、この週は天気の動きが前寄りに変わり、前日、日曜日の午前には「月曜日の明け方には雨は上がりいい天気になる」との予報に変わっていた。 5月20日。僕は慌てて熊野古道へと向かうことにしたのだ。 今回歩こうとしているルートは、先へ進むの

          熊野古道伊勢路を歩くday6#1