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ガンプラ製造記〜シャア専用ザク〜

前回のZガンダムの作成から随分と経ってしまった。

巷では、RGモデルのガンダムVer2が発売され話題にもなっているが、Ver1のガンダムも作らずそのまま残っている。
Zガンダムの続きということで、黄金に輝く百式を作りたく探し歩いていたのだが、なかなか巡り会うことができず、とうとうRGシャア専用ザクに手を出してしまった。

シャア専用ザク。通称シャアザクは、言わずとしれたファーストガンダムの代表モビルスーツの一つで、通常のザクの3倍早く動くと言われ連邦軍を震撼させた恐ろしい機体だ。
記憶を辿ると、ガンダムと共に地球に降り立ち、ガルマとの戦い後にシャアと共に姿を消した謎の機体だった。
一説によると、シャアはガルマが敗れたあと、彼を守ることができなかった為か、左遷されたとのこと。その後、しばらくの間ストーリー上に登場することがなかったと思う。
その後、ジャブローの戦いで再び登場した時には、水陸両用のシャア専用ズゴックに搭乗しており、シャアザクの行方は語られることがなかったと思う。(記憶が曖昧な為、訂正があれば教えて下さい)

シャア専用ズゴックの投入後、シャアにはゲルググも専用機として与えられ更にはジオングと言った未完成の機体にも搭乗する。
数々の功績があったとはいえ、一兵士には破格の待遇だろう。

そんな訳で、今回は「RG  MSー06S ZAKUⅡ」を」作ることにした。

HGシリーズは何度かチャレンジしたことがあったが、RGは初めての挑戦だ。
ハイグレードに比べリアルグレードシリーズは、各パーツの色分けも細かく分類されよりリアルな造り込みがされている。また、フレーム部分から組み立て、そこに外装を取り付ける工程がよりリアルな可動域を可能としている。

箱を開けてまず驚いたのが、パーツの細かさだった。


HGに比べてランナー数はさほど変わらないように感じるが、一つ一つのパーツがとても小さいのだ。
老眼が始まった初老と呼ばれる年代には、本当に辛い仕様だった。

マニュアルに従って、足から組み立ててみる。
色合いがピンク掛かっているのが気になる。

シャアザクってこんな色だったっけ?

気になってGoogle先生に尋ねてみると、こんな色だった。

もっとワインレッドが強いイメージでいたのだが記憶補正とは恐ろしいものだ。
ややピンク掛かったパーツを丁寧に切り分け時組み合わせていく。
墨入れ用のペンを使い、まめに墨を入れていく。墨を入れるだけで随分と印象が変わる。


ちなみに、この墨入れは非常に簡単なのでぜひ試してほし。
まずは、専用の墨入れペンを使って流し込む。その後はみ出た部分を消しゴムで消すだけなのだ。
この専用ペンは、素組専用となっており、塗装はできないので注意が必要だが、先に説明した通り、RGはパーツごとの色分けも細かく分類されているので素組みでも問題ないだろう。

各パーツを見ると本当に細かい。
こんな小さなパーツにもわけるのか?とため息をつくことがあるが、組み立てるとなるほど。分けた理由もしっくり感じる。


また、ザクやグフに代表されるチューブパイプも一つ一つのパーツに分けれ、稼働時の障害にならないように考えられている。

また、フレームパーツにも驚きがあった。
一見、変哲もないフレームのように見えるパーツだが、このままの状態で稼働するのだ。


よくよくパーツを仕分けてみると、HGには多用されるPCパーツがない。と言うか、すでに取り付けた状態で出荷されておりから驚きだ。

下半身から両腕。腹部、胸部を組み立て、いよいよ「顔が命」の頭部作成だ。
HGには、アンテナ(角)部分に保護用の膨らみがあってシャープさに欠けるが、RGはそのままの形状で設計されているのもありがたい。

モノアイの稼働もHGで再現され切れない細かい動きも表現され、なるほどなぁとため息ばかり出る。

全体的な組み立てが終わったところで、デカールを貼り付けていくのだが、これもまた細かい作業となる。

基本、デカールの貼り付けは任意となっておるのだが、やはり貼り付けた方が仕上がり具合も全然違う。

全体のバランスを整え完成だ。

お気に入りのポーズもでき我ながら、いい出来だと感心している。

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