<読書>印象的だった本 2020年
noteをはじめてから、読んだ内容が心に残った本については、<読書>として感想を記事にしています。
しかし、心を揺さぶられたものの、感想文が書けなかった本もあります。
今回はその様な本の記録です。
①流浪の月 著者:凪良 ゆう
本屋大賞受賞作ということで、手に取りました。
初めて読み終えた時は、なんだか恐ろしかったです。心がザワザワしました。
私には娘がいるので、母親目線で物語を追ってしまうと、なかなか幸福になれない、不安定な境遇の主人公のことが、心配になってしまうのです。
ハッピーなストーリーではありません。でも、衝撃的でした。
②十五の夏 著者:佐藤 優
著者が高校1年の夏休みに体験した旅の記録です。
この本は、私が経験したことのない、1975年の東欧の国やソビエト連邦共和国(当時)の様子を教えてくれる内容です。
興味はあるのですが、私の知識不足で十分に理解できない部分もありました。何度も読むのを中断しながら、数か月かかって読了しました。
著者は「知の巨人」といわれています。著作を何冊か読んでいますが、圧倒的な知識人だと分かります。私の経験や能力では、理解できない部分もあります。しかし、著者は、若い人の教育に熱心で、自分の経験を示しながら、若い人が知識を習得することの大切さを説いています。
子どもたちの教育について考えるため、また、自分の知識不足や経験不足を補い視野を広げるためにも、著者の本をこれからも手に取るつもりです。
③ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
著者:ブレイディ みかこ
海外在住経験がなく、日本以外の国の教育制度にも詳しくないで、感想文は書いていませんが、お勧めの本です。
著者の息子さんがイギリスの公立中学校で、様々な経験をしながらも成長していく様子、日本人の母親(著者)から見たイギリスの教育事情など、私には興味深い内容でした。
感想は書けていませんが、お勧めの本です。
🌼
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。