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不安と遺伝的な影響

■音声配信でも解説しています。

不安:安全が確保されていないということを知らせてくれる感情

・不安そのものは否定したり抑えたりコントロールしようとしない
・上手に受け入れて、付き合っていく・対処していく

【不安と遺伝的な影響】

不安と直接関係のあるパーソナリティ(性格)特性は
遺伝的な影響が強い因子の1つである
「損害回避」と
呼ばれているものです。

損害回避
困ったことにならないように物事を避ける傾向のこと。

心配性、慎重、が意味の近い言葉です。

※遺伝的に不安の強い人は存在すると言える
※損害回避が高いことは、悪いことではない

→上手に使いこなして役立てていけばいい

【ポイントは自己肯定感】

自己肯定感が低いと、不安に振り回されやすい

自己肯定感は、遺伝的な影響よりも
後天的な影響のほうが強い。

→自己肯定感は高められる

自己肯定感が高いと、
「損害回避」の特性を上手に利用できるようになる。

(例)
⚫自己肯定感が低い、慎重な人

→不安
→「こんなに不安でどうしよう?」
 などとパニックに陥りがち。
→事態をコントロールできない。
 自分に不安になる悪循環。

⚫自己肯定感が高い、慎重な人

→不安
→慎重さが長所(肯定)と思っているので、
 不安をメッセージと受け止め

「よし、ここは慎重にいこう」

などと、上手に対応できるようになります。


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