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「成瀬は天下を取りに行く」読了
画像 : https://www.shinchosha.co.jp/special/naruten/ 今回は、本屋大賞2024にも選ばれた「成瀬は天下を取りに行く」を読んだ感想です。 最初、この小説のタイトルを見…
三体II(上)を読んだ
前回noteを書いてから早1ヶ月が経ってしまいました。仕事忙しすぎです。
さて、今回は三体Ⅱの上巻を読みました。前半は三体世界を迎え撃つために何をするのか、主人公の羅輯(Luo Ji)はどんな人物なのかを説明する部分が多かったです。葉文潔から宇宙社会学の公理を受け取り、1度志したもののすぐに諦めてしまいました。
まず、この小説を最初に読んで思ったことは、「いや、汪淼出てこないんかい」という感想
「成瀬は信じた道をいく」読了
画像参考
今回読んだ小説は、本屋大賞2024でおなじみ「成瀬は天下を取りに行く」の続編である、「成瀬は信じた道をいく」です。
前作同様、誰かから見た「成瀬」が色濃く記されています。ただし、今作は成瀬が誰かを救っているのです。そして、その誰かに成瀬は認められ、尊敬されます。
今までは、理解者がほぼ島崎ひとりだったのに対して、成瀬が信じた道を進んでいくこと、そして大人になり様々な人とかかわること
「最後の秘境 東京藝大」前半読了
ブルーピリオドのアニメを見ました。そして、単行本も最新の15巻まで読みました。もともと美術館に行って絵画を見ることは好きでしたが、それはあくまでも「見る」側の視点の話であって、「描く」側の視点を感じられたのはとてもよい体験でした。
同時に、東京藝大という環境自体にも興味をもちました。そこで出会ったのが、この「最後の秘境 東京藝大」という作品です。主にインタビュー形式で実際に作者の二宮敦人さんが見
「成瀬は天下を取りに行く」読了
画像 : https://www.shinchosha.co.jp/special/naruten/
今回は、本屋大賞2024にも選ばれた「成瀬は天下を取りに行く」を読んだ感想です。
最初、この小説のタイトルを見たときには、どこかの企業で出世でもするのかと思い、表紙を見て女子野球もしくは野球のコーチで全国優勝でも目指すのかと思いましたが、まったく違いました。
滋賀県を舞台とする本小説は、主人