【エッセイ】ネーミング
入るらしい。
はごろもフーズ社の
おなじみの缶詰主力製品「シーチキン」。
そのブランド製品の原材料には、
マグロやカツオが主に使用されているが、
新たな魚種として「ブリ」が加わるとのこと。
私は、小学生ぐらいの時、
最初に「シーチキン」というネーミング
を聞いて、しばらくの間
“鶏肉”と思って食べていた記憶がある。
「チキン」の前に「シー」と
ついていたが・・・
その食感とお約束のマヨネーズとの合わせ技
(いわゆるツナマヨ)メニューでの
味わいにおいては、
海を感じさせないインパクトがあった。
はごろもフーズ社のブランド命名センス。
私はスキだ。
そのセンスは、
今回の「ブリ」でも遺憾なく発揮された。
「シーチキン Every 」
この商品名を最初に見た時、
「えっ?まさかEveryって・・・」
と一瞬感じてすぐに、
「わぁー、Everyの下にエブリーと書かずに・・・」
あえて書いてあった、横棒を外して、
「エブリ」と。
これまたシビレる。
私はスキだ。
ブリは、
成長するにつれて違う名で呼ぶ出世魚。
地域により異なるが、関西方面では、
小さい < 大きい順で、
モジャコ→ワカナ→ツバス→ハマチ→メジロ→ブリ
とも呼ばれる。
限りある水産資源のお魚。
「ブリ」も売れすぎて
枯渇することも考えられる。
出世頭「ブリ」の出番が「Every(毎日)」
だと・・・
今後やはり大変かもしれない。
たまには、
「ブリ」も出番を控えて、下のものにも
缶詰に入ることをゆずってあげても
いいかもしれない。
代打の有力候補は、
「シーチキン How Much」
われながら・・・ベタや~ん。
で、さらにベタに。
「How Muchの下にハウマッチと書かずに・・・」
「イクラ」ではなく、あえて書く、
「ハマチ」と。
by カツなう