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高原梢
2024年6月2日 16:36
タイトル通りです。高木梢改め、高原梢です。NOTERさん、お元気ですか!1年半ぶり?の更新になってしまいました。「はがきサイズの物語」を続けると書いたにもかかわらず、ご挨拶もせず失踪して、すみませんでした。特に、プライベートで何かあったわけではありません。とてつもないスランプにはまっていました><noteを始めた頃、物語を書くぞ!と意気込んで、勢いだけで突っ走っていました
2022年12月27日 23:55
こんにちは!一週間ぶりくらいですが、お久しぶりです!高木梢です。今更ながらみなさまのクリスマス記事(音声配信も)をゆっくり堪能させていただいてます。素敵な降誕祭(っていうと途端に厳かになる)を過ごされたようで、なんだか私まで楽しくなりました!そして、note!知らないうちにシックな装いになって!あのままでも十分素敵だったのにさらに素敵になって!努力を重ねる運営さんに敬服です。いつも
2022年12月16日 22:57
前回のお話はこちらです↓湖に浮かぶ小さなボートに、二人の美しい男女が向かい合わせに見つめ合っています。栗色の髪の美女の名前は、カトリ。スーツを着た背の高いハンサムはレイといいました。実は、彼らの正体は色仕掛け必殺人(ハニートラッパー)。色仕掛けっていうのは・・・えーと、とにかく、スパイです。そして、カトリの今回の任務は、ターゲットとなるレイをお片付けすること。今日が任務の決
2022年12月7日 17:22
この短編はコロナに関する表現が出てきます。あらかじめご注意ください⚠️また、短編といいつつ普段の作品より長めなので、できるだけ大きな画面で部屋を明るくして、あたたかいお茶など飲みながらご覧下さい。(アニメの注意事項みたいになっちゃった)低い柵の向こうから覗いたまちなか大学の銀杏並木は見事なものだ。太陽と真っ青な空、少し古びた灰色の講堂、金色の光のかたまりになった銀杏たち。真希はぼう
2022年12月2日 18:34
ゆりくん、お話できなくて、ごめんね。わたし、自分でもわからないけど、夜更けの暗い道を走っているんだ、いま。冬の冷たい空気の中で、どうしても知りたいことが、あったの。でもね、わたし、あんなに寒いの苦手だったのにね、知ってるでしょ?冷たくなっていく自分の気持ちが、怖かったの。この世界は怖いことばっかりで、みんな、わたしと話すといらいらするみたいで、人に迷惑をかけるくらいなら、わたしなんてい
2022年11月8日 00:00
狩野リサが大嫌い! と、めらめら考えながらあたしは泣き腫らした目で教室に入った。学校では透明人間だから、誰も気にしない。 青野くんと狩野リサが付き合ったって知ったのは1週間前のこと。失恋したあたしは布団にくるまり続けて、とうとうブチ切れたお母さんに家を追い出されたってわけだ。 だって仕方なくない?青野くん、好きだったんだから! ダンス部の部長で、笑うと大型犬みたいに目尻が下がっ
2022年10月2日 15:10
始業式が終わってお昼ご飯を食べるのもそこそこに、私は青い自転車にまたがりかすみ叔母さんのお店に向かった。だって、今日は叔母さんに絶対話したいことがあったから。 畑と緑と高い空が広がる小さな田舎道を、ちょろちょろと流れる小川に沿って走ること一五分。メルヘンチックでこぢんまりした白樺の小屋の前に、自転車を停めた。私はぼさぼさになった短い髪をなでつけ、デニムのズボンとグレーのトレーナーをなんとな