和田さんのごぼうは甘い
北海道帯広市にある和田農園に行ってまいりました。「北海道」「ごぼう」「和田農園」でピンと来る方もいらっしゃるほど、和田さんは長年独自の研究を重ね情熱を注いで農作物を作っておられる生産者さんです。関西スーパーでは「和田さんの畑ごぼう」として売られています。
糖度17度のごぼう100%ジュース
着いてすぐ「ジュース飲んで!」とお出しいただいたものは、なんとその場でごぼうをプレスしたごぼう100%ジュース!
黒い…と恐る恐る飲んだものの…
甘い…!!!
土の香りと一緒にフレッシュな甘さを感じます。
一般的なごぼうではアクが強くこんなふうには飲めないそう。聞けばなんと糖度17度以上!果物ならぶどう並みです。
この味のために和田さんは、その年の天候や気温、どんな肥料をあげたら根(ごぼう)の長さはどのくらいだったかなど、長年詳細な記録をつけておられます。まさに家宝!その家宝はご子息に受け継がれました。
食べ物は命
和田さんの原点は「医食同源」。病気の治療も食事も健康に欠かせないもので、源は同じという考えです。
「食べ物は命だから。いい土を作ればいいものが出来る。いいものを食べれば人は健康になる。そう思って何十年も作ってる」とおっしゃいました。
そんな思いで作られた野菜ですので「どうぞ召し上がってください」と関西スーパーは胸を張ってお客様におすすめできます。スーパーとしてこんなにうれしいことはありません。
ごぼうを育てる前に肥料を育てる
和田さんのごぼう作りのキモとなる肥料を特別に見せていただきました。
ミネラル分を加えるため、昆布の根っこを取り寄せ1年かけて塩分を抜き、籾殻や米ぬかなど様々な原料と混ぜ合わせ、さらに数年かけて発酵させ肥料を育てるそう。つまり肥料からごぼうの完成まで少なくとも3年かかるわけです。息子さん曰く「この作り方は、原価が…と計算し始めたらできない」とのこと。
スーパーはおいしさの橋渡し
和田さんとのご縁を繋いでくださった方は「いいものを作っている生産者さんなら、しっかり売ってくれる関西スーパーに行くといいよ」と人づてに聞いてご紹介くださったそうです。
それから20年以上のお付き合い。今回のお話を伺って、和田さんのごぼうのおいしさをお客様に橋渡しできてよかったなと思いました。いろんな人の思いが繋がって今があります。
昨今では和田さんのごぼうに惚れ込んだ企業が増え、マルセイバターサンドでおなじみの六花亭やSOUP STOCKTOKYOなどでも利用されています。
おいしいじゃがいもや長芋も作ってます!
和田さん特製の肥料は「和田さんのほくほくメークイン」「和田さんのほくほく男爵」「和田さんの長芋」などにも使われています。
じゃがいもは火を通したらまずは何もつけずに味わってみてください。素材の旨みや甘みがしっかりと感じられると思います。皮が薄く、えぐみや苦味が少ないので丸ごと食べられます。
このじゃがいもも人気が高く、年明け頃には手に入りにくくなるのですが、今回関西スーパー分として3月ごろまで確保いたしました👏👏👏
「和田さんの長芋」は12/5(木)に今年初入荷!おろすとモッタリと重く粘りがあり、甘みがあってとても美味しい長芋です。こちらもぜひご賞味ください。
美味しく食べよう!ごぼうレシピ
和田さんのごぼうはほこほこしているので、ぶつ切りにすると美味しいですよ。煮物や天ぷらなどの揚げ物にぜひ!
【おまけ】長芋の壁(?)お見せします
長芋畑って見たことありますか?
陽が当たる面積を多くするため蔓を上に伸ばすそうです。蔓が地面を這っていると思っていました!
産地で知った「へぇ〜!!!」を、これからもみなさまにお届けしたいと思います!
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