【パリのお家ごはん】ジェノベーゼでお家イタリアン と、パリで子育ての話。
先週、娘が予防接種をしてもらっている子供医療センターの
プチ遠足みたいなもので
パリの図書館に行ってきました。
娘と同じくらいの子から、
一番小さい子は生後3か月!!
ほぼフランス人だけれど、中にはアフリカ系の方や
台湾人のお母さんもいました。
もちろんみなさんフランス語ぺらっぺらなので
私一人だけカタコトで気後れしそうになったけど
とっても気さくに話しかけてもらって私も楽しめました。
図書館に行くとそこは貸し切りになっていて、
スタッフさん一人を囲んで座り、
一人ひとり自分と子供の自己紹介から始まり、
読み聞かせもスタート。
最初はみんな興味深々で一生懸命読み聞かせのマダムに注目する中、
うちの娘一人だけガン無視で
目の前にある本に夢中。
お~お~なかなかのマイペースだな、、
そうこうしていたらまわりの赤ちゃんたちもみんな飽きてきた様子で、
ごろごろ転がったりハイハイで移動していったり
おもちゃで遊び始めたり。
そしてお母さんたちもママ友同士で話し始めたりして、
なんか読み聞かせのマダム一人で一生懸命で
(赤ちゃん向けだから歌に身振り手振りにすごい)
なんだか申し訳なくなって私一人で一生懸命参加してたわ。
(ついでに私も身振り手振り)
初めて参加して、初めてこんなに同じ年くらいの子たちと戯れた娘だけど、
全然ひるむことなく自分の世界に入って遊んでいた。(笑)
静かに本読んでいると思ったら突然喋りだして
隣の赤ちゃんびっくりして泣き始めるし、
自由だわー。
でも、こっちに来てすごく思うのが、
「褒められることに素直になる」ことや
「親ばか万歳」ということ。
例えばこの時、
静かに本に夢中になってる娘に対して他のお母さんが
「すごくお利口ね!」
と言ってくれて。
「いやいやそんなことないです」
って、日本人って言いがちじゃないですか?
たとえ、「そうでしょう~!」って思っていたとしても、
たてまえ上そう口走ってしまう、みたいな。
私も一瞬言いかけたけれど、
それってこっちで言うと、
「え?なんで?」って思われるんです、逆に。
「子供のことを否定しないであげて!」とも言われかねない。
私もハッとして、
「メルシー(ありがとう)」に言い換えました。
そしてお母さん同士の話を聞くと、
いろいろお互いに悩み相談はありつつも、
でもこの子こういうことができるようになって
というのをごく自然に話すんです。
自慢とか、そういうのではなく、本当にごく自然に。
それって聞いてて気持ちいい
(このお母さん子供のいいところしっかり見ているんだなぁって心が温かくなる)
し、
素敵だなぁって思うし、
子供の自己肯定感も上がりますよね!
私だったら嬉しいな。
どれだけ子供が一生懸命頑張っていても、
どれだけそれが大人の都合で "たてまえ上" 言わなければいけないことだとしても
ストレートに受け取る子供はもしかしたら
知らないうちに自己肯定感を低くしてしまっているかもしれない。
フランスに来て
初めての子育ては戸惑うことも大変なこともたくさんあるけれど、
学ぶこともたくさんあります。
明日もアトリエがあるから
まだ少し緊張もするけれど頑張って行ってきます!
さて、いつの日かのお家ごはん。
この日はイタリアンでした。
春にジェノバへ旅行に行ったときに買ってきた
長いパスタ、トレネッテを使って、
ジェノベーゼ。
トレネッテとは、リングイネくらい少し太目のパスタで
長いのが特徴。
ジェノバのあるリグーリア地方のものらしく買ってきたのだけど、
これがもちもちしていてとってもおいしかった~!
そして現地で食べたミネストローネを真似て、
家にある野菜で作ってみました。
玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、にんにく、ズッキーニ、かぶ、キャベツ、カリフラワー、トマト、レンズマメ・・・
本場はもっと別の野菜も入っているんだけど
今回は家にあるもので。
これだけで10品目。
野菜のうま味がしっかり凝縮されていて美味しい。
これにバジルペーストを乗せて溶かしながら食べるのがジェノバ風。
絶品です。
大満足なお家イタリアン。
こうやってお家ご飯ももちろん大好きだけれど、
毎日作っているとたまには息抜きしたくなりますよね~(笑)
あー外食行きたい!(笑)
最近しばらく行ってないんです。
外食じゃなくても誰かのご飯が食べたいなぁ。
おかあさーん!(笑)
今主人が猛烈に忙しい時期で、
私自身もバタバタしているので、
これが終わったらお疲れ様会でご飯に行く予定。
それを楽しみにがんばろう!
オンライン料理教室のざっくりのご紹介はこちら
のページでしています。
ご興味のある方はぜひのぞいてみてください。
オンライン料理教室のお問い合わせ、詳細は
instagram @kanarecette_online
(日常UPの @kanarecette も併せてぜひ^^)
またはメール
kanarecette@gmail.com
までよろしくお願いいたします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?