【読書メモ】世界のエリートが学んでいるMBAマーケティング必読書50冊を1冊にまとめてみた
オススメ度(5段階評価)
読みやすさ:4
内容の濃さ:5
再読の可能性:5
マーケティング業務に関わる人は一度は読んだ方がいい。
マーケティングの名著を完結に書かれている。
また時系順に過去のマーケティング理論を否定し、新たな提唱を解説されている。
個人的には、マーケティングの名著は難しすぎて重要論点が読み取れないことが多いので、要点と他の名著との関係性が解説されているのは全体把握にはとても役立った。
この本を読む理由(期待していること)
難しいビジネス書をニュアンスだけ広く浅く知りたい
詳細に知りたいビジネス書を見つける
詳しく読みたいと思ったマーケティング名著
ブランディングの科学
既存顧客の維持よりも「新規顧客獲得」の提唱
「顧客ロイヤルティとのマネジメント」を否定
確率思考の戦略論
市場構造の本質はプリファレンス
「ブランディングの科学」ではメンタル・アベイラビリティとして紹介されている
経営資源を集中させるべきは、消費者プリファレンスの向上
両利きの経営
既存事業からイノベージョンを生み出すには「探索」と「深化」が必要
両利きの経営では優れたマネージャーと優れたリーダーが必要
新規事業と既存事業のバランス関係が超重要
アイデアの作り方
優れたアイデアはそのテーマに特化した特殊知識と、一般知識の新しい組み合わせ
アイデアの作り方は「情報の収集→考えぬく→一旦忘れる→ひらめきを待つ→共有してブラッシュアップ」
ブランド論
商品や人材と同じようにに、ブランドには資産価値がある
ブランドの資産価値のことをブランド・エクイティー
ブランド・エクイティーを高め続けるために必要なこと
ブランド認知
ブランド連想
ブランド・ロイヤルティ
ラブロック&ウィルツのサービス・マーケティング
サービス業は4Pが通用しない。8Pで考えるべき。
8P
サービス・プロダクト
場所と時間
価格とその他のコスト
プロモーションと教育
サービス・プロセス
物理的環境
人
生産性とサービス品質
「売る」広告
効能にコミットしない広告は売れない
ブランドは広告でつくれない: 広告vs PR
PRでブランドを構築、広告でブランドを守る
広告に大金をかけても強いブランドを作れなくなった
偏見のないメディアから発信されるPRは信頼される
アイデアの力
顧客の記憶に焼き付くメッセージを作る6つの原則
単純明快
意外性
具体的
信頼性
感情に訴求
物語性がある