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【ライティング】作業よりも考える工程が大事!?上手くいくライティングのコツ
こんにちは。ベンチャー企業で広報のプロジェクトリーダーをしています、なかやま かえでです。
元々は体育教師をしていた私ですが、現在は広報として日々たくさんの文章に触れています。中でもライティングの機会が本当に増えたため、毎日「どうやったらわかりやすい文章が書けるのか」を考えています。
体育の教員時代も、分かりやすく伝える努力はしていましたが、身体で実際にやって見せたり、補助をして子どもたち自身に動きの感覚を感じ取ってもらったりしながら伝えていたので、シンプルに文章のみで伝えるということの奥深さや難しさに、まだまだ自分の伸びしろを感じております。
そんな中、先日ライティングにおける勉強会に参加してきました。
その勉強会で学んだことが誰にでもできることで、尚且つライティング以外にも日々大事になってくることだったので、今回はそのことについてまとめてみたいと思います。
日々ライティングをする方や、ブランディングについて考えたい方の参考になれたら幸いです。
①1番時間をかけるのは「準備」である
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ライティングの成功は、実は準備段階で決まると言っても過言ではありません。まず何を書きたいのか、ターゲットは誰なのか、そしてメッセージをどう伝えるかをしっかりと考えることが大切です。準備段階でテーマや構成を具体的にイメージしておくことで、書き始めた後に迷うことが少なくなります。
準備段階でリサーチをしっかり行い、必要な情報や参考資料を手元に揃えておくことで、文章の信頼性も格段に向上します。また、読者がどんな情報を求めているのか、どんな視点で書くと共感を得られるかを考えることが、説得力のある文章を書くためのカギです。時間を惜しまず、この準備に最も多くの時間を費やすことが大切です。
②作業は集中して一気にやる
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ライティングの実作業は、集中力を持って取り組むことが大事です。一度座って書き始めたら、途中で気が散らないように環境を整え、できるだけ短時間で一気に書き上げることがポイントです。長い時間をかけすぎると、アイデアが薄れたり、文章が散漫になりやすいからです。
具体的には、集中して作業する時間を決め、タイマーを使ってスプリント形式でライティングするのも効果的です。この「短時間集中型」の方法を取り入れることで、ライティングの効率が上がり、より質の高い文章が書けるようになります。途中で完璧を目指すのではなく、まずはとにかく最後まで書き切ることを意識しましょう。
③考え5割、作業2割、手直し3割
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ライティングは書き始める前の思考と、書き終えた後の手直しが大事です。全体のプロセスを次の割合で捉えると、よりバランスの取れた文章が仕上がります。
考える時間:5割
最初に考える時間を十分に取ることがポイントです。どんな内容を書くべきか、どのように伝えるべきかを明確にしてから書き始めることで、文章に迷いがなくなり、一貫性のあるメッセージが伝わります。作業時間:2割
実際に文章を書き上げる時間は、全体の2割程度にとどめます。これは、短時間で集中して書くことが大切だからです。一度書き始めたら、スピード感を持って一気に文章を完成させるのが理想的です。手直し時間:3割
手直しには、全体の3割の時間を割きましょう。書き終えた文章を冷静に見直し、冗長な部分を削り、内容を整え、表現を洗練させる作業です。この手直しの段階で文章の質が一段と高まります。特にリズムや言葉の選び方、構成の流れを見直しながら修正することが重要です。
さいごに
いかがだったでしょうか。
ライティングは単に書く作業だけではなく、準備と手直しが大きな役割を果たします。考える時間をしっかり確保し、集中して書き上げ、そして手直しで磨きをかける。この3つのステップを意識することで、読みやすく、説得力のある文章が生まれるのです。
最後までお読みいただきありがとうございました。