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客観視する素振り

人の振り見て我が振り直せ。
とはよく聞くが、自分の行動を改めて客観視すると
知らなかった自分の仕草や素振りに注目がいく。
それを自分が見ている事実すら怖くなる時がある。
自分で自分を不安にさせているかのような感覚だ。

実際チグハグなとことか、ぎこちないとことか
不安感丸出しみたいなことが起こってたりする。
それは行動もだし、話していることもだ。
対人になると余計になのだろう。
不安があるから目を背けたくなることもきっとある。

頭では分かっているのにそうできないことが悔しくて、そんなことがたくさんある。もどかしい。
いくら気持ちで想っていても行動で表せないから
それを得意とする人ばかりが優位に立ってしまって
すべてかっさらっていくかのような虚しさを持つ。

頭の中や心の中を描くのはやっぱり、
なにか形に変えることができるからこそなのだと思う。
超能力者じゃないんだからそんなの当たり前でしょって、恥ずかしがってる場合じゃないでしょって、代わりにやってよなんてわけにいかないし、本当はそんなこと言いたいんじゃない気持ちだって気づいてもらえない。

わざとらしくする素振りも好きではない。
マニュアルじゃないんだから、なんてどこか屁理屈。
仕事だったらそんなことも何も動じず不思議がらず
できてしまうのかもしれない。
じゃあプライベートは?
それもまた、たくさんの機会と慣れと自信なんだ。

自分だけの仕草、素振りが
自分だけの色を作って見せる。
どの道を通ってもやっぱり最後は自分になろうって
そこに辿り着くんたね。

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