【林業の話をしよう】私の仕事は
昼休憩で思わず寝転ぶと、私の気持ちとは裏腹にあまりにも空が青くて腹が立った。
生理で腹が猛烈に痛くて、子宮は時々つねられているかの如くキリキリする。顔と首にまとわりついた汗を、構わず雑に袖で拭う。
さっきまでチェーンソーを握っていた手はようやく解放され若干痺れて脱力しきっている。リュックを背負っていた背中も汗で湿っていてかなり不快だ。
鳥の鳴き声も風の音も耳には入らず聞こえてきたのは自分の少し上がった息遣いで、山からの景色にはもはや目もくれず心臓の鼓動で私の視界は少し揺れた