ベトナム北西部ホアビン省カウフォンのムオン族のタケノコ伝統料理について
ベトナム首都ハノイの中心部から車で西北西へ約2時間半の場所に、ホアビン省カウフォン県のムオン族の村があります。
ベトナムのこの地域も山岳地帯の中にあり、新鮮なタケノコの産地があります。ムオン族の伝統的なタケノコの料理をご紹介したいと思います。
私の職場の仲間がこの地域に実家があり、私がベトナムの中で、今まで一番立ち寄ることが多いこの地域です。
カウフォンの新鮮なタケノコの伝統料理の美味しさは、私にとっては格別な美味しさです。本当にタケノコだけを炒める地味に地味なお料理です。
年齢を重ねるとこんなにカウフォンのタケノコが本当に恋しくなります。
もちろん、日本でも、みなさんが、新鮮なタケノコの料理は食が紹介された記事やブログがたくさんあります。
私のご縁はベトナムのタケノコでした。
べトナム北部で人気のあるタケノコ伝統料理の一つとして、タケノコの炒め物があります。今日は、ムオン族の伝統料理をご紹介したいです。
一昨年の春に日本の海外往来が、解禁された頃にあらためて、ご家族から聴き取りしています。
材料は、新鮮なタケノコ300gぐらいに対して、にんにく2片くらい、少し多くても良いそうです(みじん切りで細かく)、オイスターソース、醤油、砂糖、塩、コショウ、サラダ油、ヌクマム(魚醤)だそうです。
※ここにお好みで野菜や肉、魚介類の具材を追加するときもあるそうです。
作り方
タケノコをよく洗い、皮をむいてから縦に薄切りにします。
生のタケノコを使う場合は、煮てから使うと食感がより良くなります。
フライパンを中火で熱し、サラダ油を加えます。
にんにくを加えて香りが立つまで炒めます。
タケノコをフライパンに加え、中火で炒めます。タケノコがしんなりするまで約5分ほど炒めます。
タケノコを炒める際に、にんにくと一緒にヌクマム(魚醤)を加えます。ヌクマムの量は個々の好みに応じて調整です。
普通は小さじ1〜2程度ではないかと聴きました。
ヌクマムを加えたら、タケノコと一緒によく炒めます。ヌクマムの香りが広がり、タケノコと調味料が絡み合うまで炒めます。
オイスターソース、醤油、砂糖、塩、胡椒を加えてよく混ぜ合わせます。タケノコが調味料で絡んだら火を止めます。
炒めたタケノコを器に盛り付けて完成です。
私の基本的な説明では、お料理の概要にしかならないですが、タケノコの風味を引き立てるためにシンプルな調味料を使用しています。
また、好みに応じて野菜や肉、魚介類などの具材を追加することで、よりバラエティに富んだ炒め物を楽しむこともできます。
ベトナム北部の伝統的な食材でもあるこの新鮮なタケノコだけを使ったカウフォンの炒め物は、シンプルながらも素材の旨みを引き出したと繊細さが伝わってくる美味しい料理で、食欲が湧いてくるので、本当に大好きなんです。
カウフォンのご家庭の伝統料理の様子、私の愛するべきタケノコ伝統料理をご紹介しました。
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