インドネシアを知る⑥MAN13首都ジャカルタ高校での授業体験
はじめに
今日は、職場の仲間の繋がりで、インドネシアの首都ジャカルタでの高校の授業をさせて頂いた体験を書いていきたいと思います。
日本での進路や、特に、日本と北海道への関心を深めてもらうこと、就労としての進路がどんな日本での在留資格があるのか?具体的な質問も飛び交いました。
インドネシアの学校教育制度は、教育文化省が管轄する一般の学校(スコラ sekolah)と、宗教省が管轄するイスラーム系のマドラサ (madrasah) に大別されます。
これらの学校は共に6年の小学校、3年の中学校、そして3年の高校という6・3・3制を採用しています。
特に小中学校の9年間は、1994年に、義務教育として宣言され、2013年には、高校までの12年間に、その期間が延長されました。
スコラとマドラサの主な違いは、両方とも一般科目と宗教科目を履修するものの、その重視する内容や力点が、異なることです。
1.中等教育 (Pendidikan Menengah)~高等学校 (Sekolah Menengah Atas or SMA)での教育内容と授業体験
3年制。通常、15歳から18歳までの生徒が通います。
高等学校では、基礎教育をさらに深め、大学や専門学校への進学を目指す生徒たちに対して、多岐にわたるカリキュラムが提供されています。
宗教省が管轄するイスラーム系のマドラサ (madrasah)、『MAN13JAKARTAマン13』という首都ジャカルタ市内の高校での体験を書いていきます。
①教育プログラム
1.宗教的態度と能力を開発します。
2.倫理的で礼儀正しく、清潔さと環境行動に配慮します。
3.複数の知能に基づいて学生の可能性を開発します。
4.地域文化とイスラムのニュアンスを発展させます。
5.言語と情報技術のスキルを開発します。
6.吸収力を高め志望の大学へ導きます。
②重点施設開発プログラム
1.3階建ての大規模建造物。
2.マルチメディア機能を備えたクラス。
一クラス30人~33人の学級編成で、1学年ごと、8クラスから9クラスになっています。全体の生徒数や約730人になるそうです。
③日本クラブと日本専攻科の生徒たち
その中で、日本語クラブ30名、日本語専攻科40名、合計70名の生徒さんに参加してもらう授業、職場の仲間の強い繋がりで、授業をさせて頂きました。
③日本への具体的なイメージ
日本語の習得の動機は、様々です。
日本の漫画やアニメの強い影響があります。日本での進路や、日本での就職にはどんな形態がるのか?どんな在留資格があるのか?
特に、日本と北海道への関心を、持ってもらいたい、北海道をもっと知ってもらいたいと思っていました。
ここは、とても進学率の高い高校で、北海道を知っていると答えてくれたのは、2割くらいでした。
強烈だったのは、「将来は作家になりたい」「将来はエンジニアになりたい」などと、とはっきりした夢を持っていることです。
現在の日本での在留制度については、学歴がとても重要となり、高等教育を受けて、どんな専門的な分野を専攻してきたか?が、とてもさらに、重要になることをお伝えしました。
技能実習、特定技能、エンジニア、国際業務、人文知識など、留学、進学、Aiの開発、進化の専門性についてなど、疑問点も具体的な回答が必要です。
④日本ブーム
日本への関心は、とても強いです。
ジャカルタでは、今まさに、日本ブームが起きていて、アニメやドラマ、映画、音楽、J-pop、食文化、ラーメンもお寿司、丼もの、牛肉、鶏肉の料理店も多彩になり、日本への関心も、とても高まっています。
ここは、進学率がとても高く、ハイレベルの大学に進学しているそうです。
⑤シンドネシア女性先生の熱量
最も、際立った特長は、担当のインドネシア女性指導者の熱量です。
担当の先生の明るさと活発さは、ズバ抜けています。その熱量が、生徒たちや卒業生の進路を支えていることを感じました。
イスラム文化を生活とともに、大切に教えながら、生徒たちの人生を、とても楽しみにして、能力を開花させる道を見極めるように、毎日を送っている様子を、肌で、感じました。
私の職場の仲間の人柄で、たくさんの人たちに応援して、助けてもらい授業をさせていただことに、ご縁にとても心から感謝して居ります。
みなさまに、インドネシアを身近に感じていただけたならと思います。
明日以降も、インドネシアを知ることを書いていきたいと思います。
お読みいただき、みなさま本当にありがとうございます。
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