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ベトナム人の海外労働の動向について㊾カナダ③
カナダの労働市場は、カナダ政府が開発途上国からの外国人労働者を募集するために多くの規制を明確に緩和する段階に来ている傾向は、変わず、後戻りは出来ないだろう。
カナダ政府は、2022 年までに 431,645 人の新しい永住者を迎えるという目標を設定していた。
カナダ移民大臣のショーンフレイザー氏は、実際の数が、約437,000人の永住者になると、カナダは政府が設定した目標を達成したと発表した。
2022年は、新たに、 2021年の 405,000 人の記録を、9%上回っている。
これは、カナダの歴史上最大の年間永住者数であり、深刻な国内労働市場の減少を補うものである。
カナダでは、永住許可保持者は通常、5年後に市民権を申請できる。
ロイター通信社によると、カナダは、2025 年までに、145万人の新しい永住者を受け入れると予想されている。
カナダ移民省は、移民は労働市場の深刻な不足を解決するための重要な解決策であるとした。
今日、カナダへの移民は、カナダの労働人口増加のほぼ 100% を占めている。
2011年の 20.7% と比較して、2036年までに、移民は、カナダの人口の30%を構成すると予想されている。
2015年に政権に就いて以来、ジャスティントルドー首相は、人口の高齢化が進む中、カナダ経済を後押しするために移民に依存するしかない政策を一貫してきた。
特に、ヘルスケアなどの産業における熟練労働者の不足は深刻である。
最近の公式データによると、2022年 10月には、871,300人の欠員があったという。
2022年5月、カナダでは記録的なレベルで労働者が不足し、また、一方で、100万人以上の職が失われた。
この状況に対処するため、オタワでは 2023 年までに、熟練した移民を受け入れることを計画している。
これにより、企業は最も必要とされるスキルを持つ候補者を選択できるように出来ると見込んでいるという。
ショーンフレイザー大臣は、歴史的な2023年も同様に、新規参入の移民希望者を引き続き歓迎すると公言した。
しかし、実際には2023年1月1日から、外国人によるカナダでの住宅購入が禁止された。
「定住して失業中」ということは、カナダの新移民にとっては厳しい状況となるだろう。
移民の受入れと移民の失業が、相対的な関係にある現状にカナダはどう解決の出口を見出していくのか?
一方、ロイター通信によると、多くの移民は依然として仕事を見つけるのに苦労している。カナダ政府の支援は、雇用主や労働者のニーズに比べてまだまだ小さ過ぎると言う人もいる。
現在、カナダには移民による永住権の申請が約520万件あり、2021年の 2倍である。
2021年の国勢調査では、既にカナダの全国の労働者のほぼ 4 分の1が、移民または永住者であるという。
G7諸国の中で、最も移民率が高い国となっている。
カナダの人口増加の約 75%は、移民によるもので、そのほとんどが経済部門としての労働者として見込まれる移民たちである。
今後もカナダの移民受入れ政策と移民失業対策の動向に着目していく。
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