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解決策を考える~在留資格申請の審査遅れについて④~特定活動・特定技能・技能実習1号~

はじめに

全国にある各入国管理局ごとに
在留資格認定申請の許可までの期間に違いがあることは、問題とされているケースがあります。

これにより、
申請者が審査スピードについて
不公平な待遇を受ける可能性があります。

残念ながら、
現在の法務省外局の出入国在留管理局のホームページでは、

3ヶ月ごとの平均審査許可日数の開示だけで、

各地の入管ごとに日数実績が、
開示されているわけではありません。
もう少し原因を推察します。


具体的な地域ごとの申請数や業務量についての最新の情報が提供されていない場合、

詳細なデータをみなさんにも提供することはできません。


統計データや公表情報が入手できない場合、その情報を把握することは困難です。


繰り返しますが、

法務省は、日本全国全体の平均値を定期的に統計データを公表しているだけで、

各出入国在留管理局の審査許可日数実績を開示していないのです。

そのような場合、その理由は、行政機関の方針や規制によるものである可能性があり不明確です。

異なる入国管理局間での期間の違いが生じる理由はさまざまですが、以下にいくつかの要因を挙げることができます。

1.担当業務量の違い


各入国管理局の所轄地域や管轄範囲によって、申請の数や担当業務量に差が生じることがあります。

人口密度の高い地域や国際的に交通の発着が多い地域では、多くの申請があるため対応に時間がかかる場合があります。

東京、横浜、大阪などの都市部や国際的な交通の要所では、外国人の在留資格申請の数が比較的多いと考えられます。

これらの地域では、人口密度が高く、外国人労働者や留学生、国際結婚者などの在留資格申請が集中する傾向があります。   

そのため、入国管理局が担当する業務量が増え、対応に時間がかかる可能性があります。

2.人員の配置と能力

各入国管理局の人員配置や能力によっても、申請の処理スピードに違いが生じることがあります。

人員不足や繁忙期の集中など、人的リソースの制約がある場合、申請の審査に時間がかかることがあります。

3.内部の組織文化やプロセスの違い

各入国管理局は、独自の組織文化やプロセスを持っているため、申請の処理手順や審査基準に違いが生じることがあります。

これにより、申請の処理にかかる期間が異なる場合があります。

4.システムや情報技術の違い

入国管理局のシステムや情報技術の整備状況によっても、申請の処理スピードに違いが生じることがあります。

デジタル化の度合いや情報共有システムの有無によって、申請の審査やデータ処理に時間がかかる場合があります。

これらの要因により、入国管理局ごとに在留資格認定申請の処理に違いが生じることがあります。

この問題に対処するためには、統一された基準やプロセスの確立、人員やシステムの適切な配置、情報共有の強化などが検討されることが重要です。

また、トランスペアレンシーや公正性を確保するために、統計データや処理時間に関する情報の公開や監査制度の導入も考慮されるべきです。

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まだまだ、審査が遅れているために
日本に入国できずに働けずに待機する
外国人就労者、
日本国内で在留資格の変更を待って
働けずにいる外国人就労者、
本人にとっての経済的損失となります。

その審査許可を待って
生産性が向上出来ない会社にとっても
経済的に損失となります。




そして

私たちの支援担当の社員たちは、

入国が遅れる
認定申請審査遅れ状況下

受入れ企業の社長さんが
我慢しきれずに

「あなたたちに頼んだから
 こんなに遅くなって
 どうなってるんだ」

と言われて、板挟みになります。


日本は、将来の日本の社会のためにより良いしくみを構築できるはずです。

お読みいただきみなさま本当にありがとうございます。


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