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ベトナムの多様性と統一性について-72-タインホア省について⑯山岳地帯ムオンラット県⑩

ベトナムタインホア省は、ベトナム全体の地形の北中部地域に位置する省で、ベトナム首都ハノイから南に車で2時間30分ぐらいの距離に省都タインホア市がある。

そのタインホア省の省都タインホア市からは、西に約300kmの距離を越え、ムオンラット県があり、タインホア省の「最西端」の山岳地帯である。

ラオスとの国境地区に行き着く山岳地帯の貧困地区である。



1989年、モン族 (主にプニ地区、ムオンラット地区) が、クアンソン地区に移住し、ムアスアンとシアノイとチェという 3 つのモン族の村が形成されたそうだ。


ラウ村とタン村の他の高地地区と同様に、クアンソン地区には、分断された地形、高い山、深い川、多くの根深い慣習があり、貧困からの脱却を妨げてきた。

さてその中で、ムオンラット県のクアンチェウ地区は、最も活発な海外労働希望者が多い地域のひとつと報道されている。

海外労働の受入れ国は、台湾市場が最も多く(52人以上の海外労働者)、日本、韓国、ロシア連邦がそれに続くと報道されている。

海外労働は、家計が経済を発展させ、生活を改善し、村やコミューンの福祉事業の建設に積極的に貢献するだけでなく、雇用の創出にも貢献し、農業-林業-漁業労働の産業-建設とサービスへの連鎖的な発展を貧困緩和へ効果的に繋がってと報道されている。

地方自治体は常に人々が労働輸出に参加するための最も有利な条件を打ち出している。


労働力の輸出のおかげで、多くの家族が貧困から脱出し、地域の裕福な世帯となる事例も発表してある。

ヌン村のある青年夫婦は、自分の家族は常に貧しい家庭だと思って将来に希望を持てずにいたが、信用プログラムについて、銀行関係者から相談を受けた後、夫婦は家族からのローンとともに2,2020万ドンを大胆に借り、その妻は台湾に海外労働へ出た。

青年は、妻が海外労働まだ、行けなかった頃は、家族の状況は非常に困難で、1人の小さな子供と高齢の両親を育てなければならなかった。

ご飯は食べるのに十分ではなく、シャツは着るのに十分ではなかった。

子供たちを学校に送ると、彼らは学費を支払うために、お金を借りるしかなかった。

ある年、クアンチエウ地区人民委員会が主催する海外労働コンサルティングクラスに参加した。

これが、彼の家族が貧困から抜け出す良い機会であることに気づき、妻を台湾で家事労働者として働かせることに同意した。

海外労働に、5年以上参加した後、妻は父と子供たちに送金して銀行の借金を返済し、後に、家族の経済を発展させるための資本をもう少し持って、無事に帰郷した。


ムオンラット県の労働・戦傷病兵・社会問題省は、労働輸出を雇用創出、経済再編、持続可能な貧困削減のための重要な解決策の1つとして、特定し、解決することをベトナム政府の国策として、統一性を打ち出している。

海外で働く少数民族も、社会政策銀行で優遇融資を受ける権利がある。

少数民族である労働者、貧困世帯に属するキン族、少数民族や山間部に住む準貧困世帯は、職業訓練、外国語、海外に出勤する際の手続きなどによって支援されています。

〜 次回に続きます 〜



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