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読み手をやさしく、エスコート。

2024-12-13

社内で#コピーライティング 基礎」の研修講師をしています。対象は #kintone 開発者や営業企画、管理部門、情シスなど「非コピーライター」です。メールや広報での#人を動かす コトバの使い方」を学ぶもの。初回の受講者の感想が「ロジックじゃないんですね」でした。


▼論理だけでは、人は動かない。

#ライティング にもいくつか種類があります。たとえば、技術書や取扱説明書などを作成する#テクニカルライティング。技術的な内容を読み手にわかりやすく、誤解なく伝えるライティングです。対して#コピーライティングは広告で使われるもの。読んだ人の心を動かし、購買行動などの背中を押すライティングです。#人を動かすには、論理だけでは足りません。

▼口頭での会話と文章の違いは?

圧倒的な違いは「相手にあわせて後から説明ができない」こと。対面で誰かと話していると、相手の理解が薄いと補足説明をしたり、逆に理解がぐんぐん進んだら追加情報を伝えたり、ゆっくり話したり、逆にテンポよく伝えたり、ということができます。一方、文章は「固定」された情報です。相手にあわせて臨機応変な対応をすることができない。ここが大きな違いです。

▼先を読み、相手の感情を予測する。

私は#コピーライター はサービス業だ」と大先輩から教わりました。テクニックや論理より、読み手を考え、心を砕く姿勢が何よりも大切である。「文章を読む人は興味を持ってくれるかな?どこで疑問を持つだろう。疑問を解消する情報は近くに置けているかな?」と、頭のなかで読み手の行動と感情を予測しつつ、丁寧に #エスコート するようにコトバを配置していく。

#コピーライティング はセンスではなく技術である。「読み手を考え抜く姿勢」も含め、鍛錬を積めば自分のものにできる。その言葉を信じてやり続けて、今があります。実体験してきたこと、研修でお伝えしたいです。

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